お盆玉の相場は?いつから始まった?実は迷惑?

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お盆玉の相場はいくらくらいなのでしょうか?

そして、お盆玉とはいつから始まった習慣?実は迷惑に感じている人も多い?

最近よく耳にする、「お盆玉」。スーパーなどでも、「お盆玉」と書かれているポチ袋を見るようになりました。

そこで、気になる「お盆玉」とは?いろいろと調べてみたのでご紹介します!

「お盆玉」とは?

まずは、「お盆玉」とは何なんでしょうか?

「お盆玉」とは、いわゆるお盆にあげるお小遣いだそうです。

主に、祖父母から孫へあげるもの。特に遠く離れて暮らす孫が年に1,2回遊びに来ることが嬉しく、「お盆玉」としてお小遣いをあげるようです。

ちなみに、我が家の場合は、どらちの祖父母も近居のため、お盆玉という名目でお小遣いをいただいたことはありません。普段から行き来しているので、帰省という感じではないですからね。

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お盆玉はいつから?起源は江戸時代!?


お盆玉とはいつから始まった習慣なのでしょうか?

私が子供の頃にはありませんでしたし…

「お盆玉」という言葉が聞かれるようになったのは、ほんのここ数年です。私が「へー、お盆玉ねえ~」とテレビでの特集を見ながら思ったのは確か去年。今年は、スーパーでも「お盆玉」と書かれたポチ袋を見るようになったので、嫌でも目に入り、気にするようになりました。

となると気になるのはその起源。

ハロウィンでも、イースターでも… もっとさかのぼればバレンタインデーやホワイトデー、クリスマスなんかも何の習慣もなかった日本。

それが今では、当たり前のように、クリスマス時期にはクリスマスツリーを飾って、パーティやったりケーキ食べたり、プレゼント送ったり。ハロウィンでは、なぜかコスプレ大会となりがちです。

では、「お盆玉」の起源は?
どうやら、最近のブームの火付け役としては、郵便局が2014年7月に「お盆玉袋」を販売開始したことのようです。その日本郵政のプレスリリースを見てみると、

「お盆玉」とは夏にお渡しするお小遣いのことで、江戸時代の一部地域では奉公人に“お盆小遣い”
を渡す習慣がありました。当時はお金ではなく衣服や下駄などを渡していましたが、それが、昭和初
期頃に子供へお小遣いをおくる習慣になったそうです。
最近では、夏に帰省したお子様、お孫様、久しぶりに会う親戚のお子様へお渡しするお小遣いとし
て注目されています。

(引用元: 日本郵政の「お盆玉袋」を新発売に関するプレスリリース)

とあります。

なんと、元々の起源は江戸時代だったのですね! ビックリです。

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「お盆玉」は商標登録済!本当の火付け役は…?

お盆玉について調べていくうちに、「お盆玉」という言葉がすでに商標登録されていることが分かりました。

2014年7月郵便局で、「お盆玉袋」が販売開始されたわけですが、その「お盆玉袋」のメーカーこそが、本当の火付け役のようです。そのメーカーとは、山梨県の紙製品並びに産業包装用品の製造及び販売をしている株式会社マルアイ

同社のホームページをのぞいてみると、「お盆玉」についてこのような記述がありました。

お盆玉とは・・・・
お盆に田舎に帰省した子どもや孫、また祖父母にお小遣いをあげるという新しい習慣を広げる為に、2010年より夏の風物詩をデザイしたポチ袋を「お盆玉」として販売を始めました。

「お盆玉」の名称はマルアイで作った造語で、商標登録をされています。

(引用元: マルアイのホームページ)

同社の意図としては、祖父母から孫へだけでなく、久々に帰省した子供にあげたり、逆に子供から親にあげることも含んでいるんですね。

お年玉でも、年老いた両親に子から小遣いとしてあげることもありますから、お盆玉もそうなんでしょうね。

それにしても、すでに商標登録が済んでいるとは、驚きました。何というか・・・ 稼ぐ気マンマンですね!?みたいな。

お盆玉の相場は?


お次は、気になるお盆玉の相場です。

正直なところ、これはあってないようなものかな?と思います。というのは、お年玉でも、大体これくらいが平均というのはあっても、実際にはその家庭や習慣などによって大きな違いがありますよね。中にはお年玉自体、親戚間でのやり取りをなくしている場合もありますし。

とはいえやっぱり気になる、お盆玉の相場。目安として書いてみますが…

幼児:500~2,000円
小学生:1,000~3,000円
中学生:2,000~5,000円
高校生:3,000~10,000円

といったところでしょうか。

でも赤ちゃんの場合も、100円玉一個ということもあるでしょうし、1万円札一枚なんてこともありますからね。んー、やっぱり目安はアテにならないかも、なんて思ったりもします。

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お盆玉」はお金だけとは限らない?


近年流行りつつあるお盆玉ですが、お盆玉袋に入れて現金を渡すものだけではないですよね。

来年小学校にあがる孫にはランドセルを買ってくれたり、滅多に会えないからとおもちゃを奮発して買ってくれたり、どこかレジャー施設に連れて行ってくれたり、何かしらのプレゼントをしてくれることが多いですよね。

そういうことを当たり前とは思わず、きちんと感謝するよう子供にも教えていきたいな、と思う今日この頃です。

特に我が家の場合は、どちらの祖父母も近くにいるため、普段から一緒に出掛けたり、買い物に行く機会が多いです。何かと買っていただくことも多いのですが、子供たちにとって、それが“当たり前”になってしまうと良くないな、と感じています。

お菓子一つであっても、きちんと「ありがとう」を言うように伝えています。

お盆玉に対する祖父母の思い。実は迷惑?


一方、「お盆玉」を孫にあげる立場となる祖父母の思いを書いてみます。

「お盆玉」と言う言葉が流行する前から、お盆に孫が来れば自ずとお小遣いを渡してきた祖父母からすると、「『お盆玉』と書かれているポチ袋ができて、小遣いを渡しやすくなった」とか、「『また遊びに来てね』とポチ袋に書いてあると、口ではなかなか言えないことをメッセージとして伝えられて良い」なんていう口コミもあります。

また今までは特にお小遣いをあげなかったけれど、「今年は『お盆玉』をあげないと!」と流行にのる祖父母もいるようですね。

となると、逆に「年金生活でキツイのに、変な習慣作ってくれたなあ…」と本音では迷惑だと思っている祖父母もいるんじゃないか!?といらぬ心配をしてしまいます。

実際にネットで検索してみると、「帰省してくるのは嬉しいけれど、お年玉が2回あるようで負担が大きい」「結局は、1,000円や2,000円では孫も嬉しがらない。1万円を孫5人にあげるのは考えてしまう」、なんて言うのもありました。

いくら流行になりつつあるお盆玉といっても、もらう側がもらって当たり前となるような態度はいけませんね。親である私も気をつけないといけないな、と思います。

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お盆玉の相場は?いつから始まった?実は迷惑? まとめ


1 お盆玉とは、お盆に、主に祖父母から孫へあげるお小遣いのこと。親から子に、子から親にあげる場合もあります

2 お盆玉の火付け役は、2014年に「お盆玉袋」を販売開始した郵便局と、そのメーカーの株式会社マルアイ

3 お盆玉の相場はあってないようなもの。お年玉同様、平均価格はあっても各家庭により大きく異なります

近年流行となりつつある「お盆玉」ですが、必ずしもあげるものではないですね。現金ではなく、ランドセルやおもちゃなどのモノをプレゼントする祖父母もいるでしょうし、特別何も用意しない場合も。

子を持つ親としては、お盆玉をもらって当たり前!という態度にならないよう気をつけたいな、と思いますし、私たちから年老いた両親・義両親にお盆玉として小遣いを渡すのも良いな、と思います。

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