小学校受験準備、いつから対策を始めないと駄目?

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国立小学校に関わらず、私立小学校であっても、小学受験をするとなると、いつから受験準備をするの?、いつから受験対策始めないと駄目なの?、と考えますよね

人によっては、幼稚園入学と同時に、小学受験準備を始めるようです。また、一般的には1年くらい前から受験準備を始める人が多い ようです。

では、年長になってから受験を検討するのでは、準備は間に合わないのでしょうか?合格できないのでしょうか?

実際には、1,2歳の頃から受験対策をし始めていても合格できない子もいますし、何の対策もせずに受験して合格してしまう子もいます

その差は何なんでしょう?

CHECK!

国立小学校受験、受験準備は早く始めた方が良い?


国立小学校の受験準備、早く始めた方がその分有利と思う方もいるでしょうか?

でも実際は、1,2歳の頃から始めても合格できないこともありますし、何の準備も対策もしなくても合格することもあるのです。

また、あまりに小さいと、直接的な受験対策はできない のです。というのは、実際の試験内容を見ると分かる通り、試験を受ける年齢の子に相応しいものが試されるのです。年長になったばかりで試験問題をやってみても、ほとんどできなくても仕方ないのです。

そのため、多くの人が、1年前くらいから受験対策を始めます 。大手塾などでも、年中の後半や年長から受験対策の講座を設けている場合が多いです。1年から半年くらいをかけて、実際の試験問題に対応できるように仕上げていくのです。

ただし、試験問題は、知識を詰め込むようなペーパーテストだけではありません。普段の生活からできるようにすることも多く含まれます。例えば、お手伝いをするとか、ペンやハサミの使い方とか、お友達との関わり合い方とか。

こういうものは、いきなり練習したからと言ってできるようなものでもありません。自宅で意識をして練習していくのも大切ですし、このような基礎的なものを学ぶために幼児教室などに通うのも良いと思います。

つまり、その年齢に合わせた必要なことを学び得ることが大切ですから、自宅で対応できるのであれば、そんなに早くから幼児教室や塾などに通う必要はないのです。

また、多くの子が、幼稚園や保育園に通うと思います。園での生活でも学べることは非常にたくさんあります 。一つひとつのことをしっかりと学び得ていけば、それらも受験対策に結びついていきます。

ですから、直接的な受験対策としては1年くらい前から始める人が多いのですが、その年齢その年齢で学び得ることをしっかりとこなしていくことがとても大切になりますから、早く受験対策を始めた方が有利といえば有利なのです。

ただ、それらを受験対策と受け取るかどうかは人によると思います。

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受験準備をしなくても合格する人がいるって本当?

多くの人が1年くらい前から受験準備を始めている中で、何の受験準備も対策もせずに合格してしまう子もいます。

その子は、天才なのでしょうか?
それとも、ただ単に運が良かっただけでしょうか?

天才かもしれませんし、運が良かっただけかもしれませんが、日々の生活の中で必要なことを学び得ることができたのでしょう。そういった意味では、非常にセンスが良いのだと思いますし、親御さんの教育・しつけが良かったんだと思います。

というのは、「小学受験は親の受験」とも言われるほど、普段の生活が評価される部分があります。親子面接で親が直接評価されることもありますが、子供に対しての受験問題で、間接的に親子の関わりやしつけなどが試されることも多いのです。

例えば、「昨日、夕食を食べながらどんなお話をしましたか?」というようなことを面接 で聞かれることもあります。もし、子供一人で食事をしていたら答えられない内容です。テレビを見ながら無言で食べているような場合もそうです。

一つの質問を通して、普段、誰とどんな風に夕食をとっているのか、確認されています。また昨夜のことを覚えているのか、記憶力も試されていますし、的確に答えられるか、という点も見られています。


また、「お話の記憶」 という問題がよく出されます。100~1000字程度と学校によっても出題される文章の長さは異なりますが、お話(物語)を先に聞いて、あとから質問に答える、というものです。

長女が受験した国立小学校でも出題されました。CDから流れる音声で1000字程度のお話を聞いてから、4問の質問に答えました。「○○は何でしたか?」「どうして○○になりましたか?」「○○になったのは誰でしたか?」「もしあなたが○○だったらどうしますか?」の4つです。

この「お話の記憶」は、大人であっても答えられないこともあるくらいハイレベルなもの です。集中力や記憶力、理解力、語彙力、想像力、あらゆる能力を試されます。

ですが、幼児教室や受験対策塾に通うことでできるようになることもありますが、一番大切なのは、自宅での読み聞かせや自分で読書をすること、そして、きちんと物語を理解し、「自分だったら?」と想像する機会をたくさん持つことです。

そして、集中してお話自体を聞けないと問題には答えられませんから、普段から、親や先生の話をきちんと聞く、集中して物事に取り組む、会話や読書を通して語彙力を鍛える、など、意識的にやっているかどうかで大きく差がつくのです。

そのため、国立小学校を受験しようか思った時点で、過去問題を手に入れて、普段の生活に取り入れられることはどんどん取り入れて、自然と習得できるようにしていくことが非常に大切だと思います。

↑全国の国立大学附属小学校の過去問題集があります!

つまりは、そういうことが受験関係なくできている家庭であれば、何の対策もしなくても、合格してしまうのだと思います。

我が家の受験対策期間は2ヶ月


我が家の国立小学校受験対策期間は、2ヶ月でした。幼児教室や受験対策のための塾などには一切通いませんでした。

家庭学習のみの2ヶ月間 の準備期間です。

我が家の場合は、小学校受験を全く考えていませんでした。漠然と小学校受験は子供には負担が大きいし、受からなかった時のダメージも心配。そして何よりも、通学にかかる大きな負担がネックでしたので、自宅から徒歩10分ほどの公立小学校に行かせる予定でした。

もし受験するとしたら、中学受験だと思っていました。地方在住なので、中学受験でもそれほどメジャーではありませんが、子供本人の意志と学習能力によっては、中学受験を考えようと思っていました。

ですが、国立小学校の受験日の2ヶ月くらい前に、3学年違いの姉妹が別の幼稚園と小学校に通うことが何だか寂しく感じたのです。当時、満三歳のクラスに通う次女と、年長の長女は仲良く同じ幼稚園に通っていました。

その時に思いついたのが、国立大学附属小学校と幼稚園でした。国立小学校と幼稚園であれば、3学年違いの姉妹が9年間同じ敷地内に通えるのです。

それで急きょ、過去問題集を取り寄せて、問題の内容や傾向などを分析。長女に少しやらせてみたところ、あと2ヶ月でどうにかなりそうだな、と思ったので、そこから受験準備をしました。

幼児教室や受験対策講座がある塾に通わなかったのは、それでは間に合わない、と判断したからです。週に1回に行く程度じゃ全然足りないですし、1年くらい前から始まっている講座であれば、すでにほとんどの内容は終わっていて実践が多くなっているでしょうし。

そのため、自宅で受験対策をすることにしました。

プリント学習を1日数枚、入浴タイムや寝る間際に面接や口頭試験の練習などをしていました。プリント学習は、年長の夏休みから始めていたので、内容や枚数を変更しても抵抗なく続けることができました。

長女としては、受験対策をしているという意識は薄く、ただ単に、プリント学習や口頭試験の練習などを楽しんでやっていました。特にお話の記憶は大好きでよくリクエストされていました。

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長女が2ヶ月の受験準備期間で合格できたワケ


長女は2ヶ月の家庭学習のみで、国立小学校受験対策を行い、無事、合格することができました。

2ヶ月で間に合った理由は、2つ だと思います。

1つは、過去問題に沿ったプリント学習を自宅で的確に、毎日しっかりと続けることができたこと。

そしてもう1つは、今までの自宅や幼稚園生活の中で、習得できていることが多かったこと。

国立小学校受験に対して、必要なことの基礎はすでに習得できていた状態だったので、そこからは過去問題に沿った練習を大量にこなすことで、定着することができたのです。

受験前の数日間は、1日30枚や60枚のプリントをこなして、スピード力も養いました。国立小学校の受験内容は、時間をかければ答えられるものも多いのですが、実際は秒単位で回答時間が区切られてしまうので、早く答える練習をするのも非常に大切なのです。

すでに合格できているので余裕を持ってこう記すこともできていますが、実際には結構必死になって、受験対策をしました。

このような我が家のケースもありますので、受験日まで2ヶ月しかない状態でも、間に合うケースは意外とあります

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小学校受験準備、いつから対策を始めないと駄目? まとめ


国立小学校の受験準備は、受験日の1年くらい前から、幼児教室や受験対策講座がある塾などに通い始める人が多い です。中にはもっと小さい頃から受験準備を始めている人もいます。

そして、何も受験準備も対策もせずに合格する人もいますし、我が家の場合は2ヶ月の自宅対策のみで合格をいただくことができました。

国立小学校の受験対策は、知識を詰め込むようなペーパー試験だけではないのです。それまでの家庭や幼稚園・保育園などの過ごし方で得られることも多いので、人によっては何年もかけて受験対策をしても合格できなかったり、何も対策をしていなくても合格できたり、ということが発生するのです。

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