乳児湿疹の原因と対策。赤ちゃんは肌荒れしやすい

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乳児湿疹の原因と対策についてです。

赤ちゃんは本当に肌荒れを起しやすく、多くの赤ちゃんが乳児湿疹を経験しています。

また、乳児湿疹と一言に言っても、その原因や対策は多岐に渡ります。

では、私にも娘が2人いますので、経験を含めて、乳児湿疹の原因と対策について説明したいと思います。

乳児湿疹とは?


乳児湿疹とは、赤ちゃんの何か特定の肌疾患を示すわけではなく、新生児から6ヶ月くらいの乳児にできるブツブツは、広義で「乳児湿疹」と言われているようです。

乳児湿疹の代表的なものをあげてみると、新生児ニキビや乳児脂漏性湿疹、あせも、アトピー性皮膚炎などがあります。

新生児ニキビ

新生児ニキビは、生後まもなくから1ヶ月くらいの新生児期に出ます。

ママのホルモンの影響を受けて、過剰分泌された皮脂が皮膚や毛穴に溜まってしまうことで起きるようです。

乳児脂漏性湿疹

乳児脂漏性湿疹は生後まもなくから4ヶ月くらいまでによく出ます。

新生児ニキビのように、ママのホルモンの影響を受けて、過剰分泌された皮脂が皮膚や毛穴に溜まってしまうことで起きるようです。

頭や顔に黄色っぽいフケやかさぶたのようなものができますが、かゆみはないようです。

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あせも

赤ちゃんは新陳代謝が活発なので、大変汗をかきやすく、あせもができやすいのです。

特に夏場は要注意です。また、厚着をさせすぎたり、布団をかけすぎたりすると、汗をかいてあせもにつながる可能性が高くなります。

アトピー性皮膚炎

頭や顔、体に赤い湿疹とかゆみがあらわれます。

アトピー性皮膚炎の場合は、いち早く専門医を受診して、適切な対処をすることが大切です。

乳児湿疹ができやすい原因は?


赤ちゃんの肌は、本当に荒れやすく、乳児湿疹ができやすいのです。

その原因は大きく3つあります。

1 赤ちゃんの肌構造が原因

赤ちゃんと大人の肌構造は基本的には同じです。

外側から順から、表皮・真皮・皮下脂肪となっています。ただ、大人に比べてまだまだ未熟な赤ちゃんの肌は、表皮が大人の半分の薄さで、とてもデリケートです。

そのため、外部からの刺激から肌を守る機能もまだ不十分で、ちょっとした刺激で肌荒れをしたり、かぶれたりしやすいのです。

そして、肌荒れやかぶれを起こした赤ちゃんの肌は、肌自体の水分が出ていきやすく、乾燥しやすくなってしまうのです。本来、赤ちゃんの肌は、水分量も皮脂量も多いのです。

だからこそ、ぷにぷにでもっちもちなのですが、表皮が薄くデリケートであるために、カサカサ・ガサガサに荒れやすくなってしまうのです。

それから、生後3ヶ月くらいまでは水分の皮脂量も多いながらも安定しづらく、新生児ニキビなどの乳児湿疹を起しやすいのです。また、生後3ヶ月以降くらいからは徐々に水分量・皮脂量ともに減少していき、1歳くらいになると大人と同じ程度になります。

2 新陳代謝が活発で汗をかきやすい

赤ちゃんの肌の細胞数は大人と同じですが、細胞自体はまだ小さく表面積が小さいために、非常にキメ細かくすべすべのお肌に見えるのです。

そして、汗を分泌する汗腺も大人と同じ数なので、小さい肌面積に汗腺が密集しており、大人の2~3倍、汗をかきやすくなるのです。

赤ちゃんは寝ているだけでも汗を大量にかきますし、母乳を飲むだけでも滝のような汗をかいたりします。寝返りやおすわりなどの動きが出てくれば、より新陳代謝が高まり、さらに汗をかくようになります。

そのため、赤ちゃんは、汗で肌が汚れやすく、それがあせもや湿疹の原因ともなるのです。

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3 赤ちゃんの生活には肌トラブルの原因がたくさん

赤ちゃんの生活環境には、実は肌トラブルにつながる原因が多数あるのです。

使っているオムツが合わなけば【オムツかぶれ】を起こしてしまいますし、【肌着や洋服】の素材やデザインでも肌荒れを起こすことがありますし、【衣類の洗濯洗剤】が肌に合わなければ荒れてしまうこともあります。

また、ママが食べたものの影響を直に受けるのが【母乳】ですし、赤ちゃんの体質によっては【粉ミルク】も合う合わないがあり、湿疹などの原因となります。

【よだれ】がよく出る赤ちゃんは、そのよだれで顎や頬の肌が荒れてしまいますし、手でよくものを触ったり顔を触ったりする赤ちゃんは、【手の汚れ】から肌荒れを起こすこともあります。

それから、【寝返り】が始まり動きが出てくると、顔や肌が床などにすれて肌トラブルを起こすこともありますし、【離乳食】を食べるようになると【アレルギー】や口周りについた【食べこぼし】で肌荒れを起こすこともあります。

さらには、風邪を引いたりして【鼻水】を垂らしたままにしておくとその部分が荒れてしまいますし、部屋が【乾燥】しすぎていると肌まで乾燥してカサカサになってしまいます。

他にも、赤ちゃんの肌荒れや湿疹の原因となることはたくさんありますが、いくつか例をあげただけでもこんなにも出てくるのです。

正直言って驚きませんか?

乳児湿疹の対処法と対策


乳児湿疹の対処法と対策についてです。

赤ちゃんの肌は、日々しっかりとケアしてあげることが大切です。

赤ちゃんの肌構造や生活習慣には肌荒れの原因となることがたくさんあります。ちょっとしたことですぐにカサカサの潤いのない肌となってしまいますので、注意が必要です。

1 保湿をしっかりとする

赤ちゃんの肌を守るために一番重要なことは、保湿を十分にしてあげることです。

赤ちゃんの肌は大人の半分しかなく、デリケートで肌バリア機能が未熟です。

そのため、保湿をしっかりとしてあげることで、乾燥を防ぎ、外的刺激から肌を守ってあげることが必要です。

お風呂あがりの湿った肌をベビーローションで十分に保湿してあげることがとても効果的です。また気になる場所はこまめに保湿してあげて、お出かけの際には顔や露出している手足をたっぷり保湿してあげましょう。

↓我が家のおすすめ保湿方法は、肌潤糖です↓
肌潤糖アトケアの口コミ。赤ちゃんとママの肌がモチモチに

2 汗や肌の汚れを落としてあげる

赤ちゃんは母乳を飲んだり、ちょっと動いたりするだけでも、汗がたくさん出ます。赤ちゃんは新陳代謝が活発で、体温も高いですので、気づかない間に汗をたっぷりかいているのです。

また、寝返りやハイハイなどをし始めると、動くことでさらに汗をかくようになります。

そのため、沐浴・入浴の時に、汗や肌の汚れをきちんと洗い流してあげることが必要です。とはいえ、洗浄力が強すぎるものは、デリケートな赤ちゃんのお肌には刺激となり肌荒れの原因となりますし、必要な皮脂まで洗い流してしまっては乾燥の原因となります。

汗や肌の汚れは落としても、肌の潤いは補うようなベビーソープがおすすめです。その際に使うソープは、無添加の赤ちゃんの肌に優しいもので、固形タイプよりもキメ細かい泡が出るポンプタイプがおすすめです。

また、ゴワゴワするガーゼやナイロン素材のタオルで洗うことは避けましょう。いずれも赤ちゃんの肌には強すぎる刺激となります。柔らかい布やスポンジで肌を包むように洗ってあげましょう。

肌荒れや湿疹がひどい時には、ソープをたっぷりつけた手で洗うだけでも大丈夫です。

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3 赤ちゃんの生活環境から肌トラブルの原因を減らす

赤ちゃんの生活環境には肌トラブルの原因となることがたくさんあります。

一つひとつ確認をしていき、原因と思われることは改善していきましょう。

オムツかぶれによる湿疹対策

オムツは生まれた時から2~3歳まで使用するものです。布オムツと紙オムツがあり、素材や種類がたくさんあります。

まずは赤ちゃんの肌に負担が少ないもの、合うものを選びましょう。

布オムツと紙オムツどちらが優れているとか、どこのメーカーのものがかぶれないとか、一概には言えません。赤ちゃんによって異なりますので、正しく見極めてあげましょう。

また、汚れたままのオムツやサイズの合わないオムツをしていると、オムツかぶれや肌荒れの原因となります。特に新生児期は一日に10回以上の交換が必要となります。

そして、オムツ交換の際には肌の汚れを湿ったおしりふきやシャワーで落としてあげましょう。肌が汚れているままですと、せっかくオムツを交換しても、かぶれてしまうことになります。

入浴時にもしっかりとスキンケアをしてあげましょう。

肌着や洋服、それを洗う洗濯洗剤による湿疹対策

肌に直接触れる肌着選びは慎重に行いましょう。

綿100%で赤ちゃんの肌に優しい柔らかいものがおすすめです。化繊だったり、質の悪いゴワゴワしたものですと、赤ちゃんの肌がすれて荒れてしまうことがあります。

また、余計な飾りがあるものを避け、シンプルなデザインを選ぶようにしましょう。凹凸が肌に当たると、肌を痛める原因にもなりますし、赤ちゃんが不快感を覚えます。

そして、サイズはちょうど良いものを選びましょう。

ついつい長く着れるように大き目サイズを選びがちですが、赤ちゃんの体よりも明らかに大きいものは着崩れしやすく肌とこすれて肌荒れの原因になりますし、風邪なども引き起こしやすくなります。そして小さくなったものは赤ちゃんが快適に過ごせませんので、適したサイズのものを選んであげましょう。

それから、肌着や衣類を洗う洗濯石鹸が原因で肌荒れや湿疹を起こすこともあります。しっかりとすすぐこと、そして赤ちゃんの肌に優しい原料が使われている洗濯石鹸を使用しましょう。

母乳やミルクによる湿疹対策

赤ちゃんは生まれてから数ヶ月は、母乳もしくは粉ミルクで育っていきます。実は母乳やミルクも赤ちゃんの肌荒れや湿疹の原因となり得ます。

まずは、与える母乳やミルクが赤ちゃんの体に合っているかどうかを確認しましょう。アレルギーをもつ赤ちゃんは、アレルギー疾患用のミルクもあります。アレルギーが疑われる場合には、まずは小児科医に相談をしましょう。

そして、ママの食べたものが直接赤ちゃんに伝わるのが母乳です。実際、私が食べたものが原因で、子供の顔から身体に真っ赤に湿疹を発症させてしまった経験があります。

その時は原因となるものをすぐに特定できたので良かったのですが、気づかずに食べ続けていると、赤ちゃんの肌荒れはどんどんひどくなってしまいますので注意が必要です。

基本的には栄養バランスの良い和食中心の食事がおすすめです。

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身の回りのものによる湿疹対策

寝返りをし始めて、おすわりができて、ハイハイしてタッチして…と、生後1年くらいであっという間に成長してしまいます。

産まれたばかりの頃は、ほとんど動かずに寝ていることが多いのでそれほど危険はないのですが、動き始まると身回りのものに注意をしないといけません。

特に肌荒れの原因となるのは、布団やタオル、ベビー枕などです。素材が硬めのものや肌触りが悪いものですと、赤ちゃんが動いた時に肌がすれて荒れてしまいます。寝返りをし始めたら、頬あたりが荒れるようになった、というのもよく聞く話です。

また、知らない間に、何かを手に取って顔や身体に付けてしまうこともあります。

肌荒れの原因ともなりますが、ハサミやフォークなど危険を伴うこともありますので、身のまわりのものの管理には十分に気をつけないといけません。

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離乳食による湿疹対策

離乳食を始める頃に、赤ちゃんの肌荒れや湿疹に悩むことも意外と多いです。

一つはアレルギーです。

アレルギーによる肌荒れや湿疹は放っておくと大変危険ですので、すぐに小児科医に相談しましょう。

私の子供は、トウモロコシの粉を使ったお粥で、ひどい湿疹(アレルギー症状)が出てしまったことがあります。みるみるうちに顔が真っ赤に腫れあがっていったので、すぐに小児科に連れて行きました。

幸い軽いアレルギー症状で済んだので良かったですが、原因は初めてトウモロコシを食べさせるのに、量を多くあげすぎたために身体が反応したようでした。

初めてのものは慎重に、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつあげましょう。

また、離乳食がどんどん進むと、自分の手で食べるようにもなり、食べこぼしが多くなりがちです。口まわりや頬についた食べ物、衣類の中にこぼしてしまったものをそのままにしておくと、肌荒れや湿疹の原因となります。

飲み物類はあごや首にもついてしまっていることがありますので、食事やおやつのあとは、食べこぼしをよく確認して、顔や手を清潔にしてあげましょう。

鼻水による湿疹対策

赤ちゃんが鼻水を垂らしたり、鼻詰まりを起こしたりしている時には、とても苦しそうでかわいそうになりますね。赤ちゃんは、自分ですすったり、鼻をかんだりすることができないので、大人がしっかりとケアしてあげる必要があります。

鼻をたらしたままや、手で拭いてしまって頬などについたままにしていると、カピカピになって赤く肌荒れを起してしまいます。

また、乾いたティッシュや硬い布などで何度も拭いていると、それが外的刺激となり肌荒れにもつながってしまいます。

赤ちゃん用の湿ったティッシュや柔らかいカーゼを濡らしたものなどで、やさしく吹いてあげるようにしましょう。そして清潔にしてあげた後には、必ずローションやクリームなどで肌の保湿と保護をしてあげましょう。

部屋の乾燥による湿疹対策

赤ちゃんの肌は非常に乾燥しやすいです。ただでさえ、肌バリア機能が未熟で乾燥しやすい上に、室内の湿度が低いとより肌の乾燥を助長してしまいます。

エアコンの温度は気にかけていても、湿度の管理は疎かになってしまうことが多いです。乾燥が気になる時には、加湿器を使ったり、洗濯ものを部屋干ししたりすることで湿度を上げましょう

また赤ちゃんの水分補給もしっかりとしてあげましょう。

そして、肌が乾燥しないように、ベビーローションで保湿と保護をしてあげることが大切です。

赤ちゃんの肌荒れや湿疹が出やすい場所


赤ちゃんの肌荒れや湿疹は、頭から足まで全身に出る可能性があります。

よく見られるのは、顔(特に頬・口まわり、あご)、背中、お腹、動きが出てくるとひじの内側やひざの裏側

乳児湿疹ですと、生え際や額にもプツプツが出てしまうことがあります。オムツかぶれであれば、お尻やおまたが真っ赤になってしまいます。

赤ちゃんの肌荒れや湿疹は、本当にどこにでも発症します。

そのため、ベビーローションなどで保湿をする場合には、全身くまなくしてあげることが大切です。その上で、ひどく荒れているところや乾燥しているところに、回数を多く塗ってあげたり、少し量を多めにしてあげたりすると効果的です。

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外出時は紫外線対策をしよう!

赤ちゃんの肌荒れや湿疹の原因の一つに紫外線もあります。

大人でも、紫外線に気を遣って、UVケアなどをしますよね。赤ちゃんも一緒です。

特に、10歳までに浴びた紫外線の量が、大人になってからの皮膚疾患や皮膚癌に影響するとも言われています。シミやそばかすなどの原因ともなりえます。

そのため、紫外線対策は赤ちゃんのうちからしっかりとしてあげましょう。

それから、紫外線の量が多い10~14時は外出や散歩を避けたり、ベビーカーに紫外線除けの蚊帳などの便利グッズを取り付けるなど、赤ちゃんのお肌の負担にならないよう配慮してあげましょう。

沐浴時に肌潤糖でしっかりとスキンケア


乳児湿疹や肌荒れを起している時には、沐浴時にしっかりとスキンケアしてあげることが大切です。

汚れをしっかりと落としてあげること、そして、保湿をしっかりとしてあげることが重要なのです。

そこでおすすめなのは、肌潤糖(はだじゅんとう)です。肌潤糖はアトケアタイプのスキンケアで、肌荒れの原因が何であれ、保湿に使うことができます

我が子も、乳児湿疹でお肌がガサガサでひどかった時に使い始めました。もう4年になりますが、今でも使っています。

長女も次女も、お肌が荒れやすいようなのですが、肌潤糖でしっかりと保湿してあげることで、ツルツルのモチモチのお肌を保っています。

また、私もお顔のスキンケアに使っています。30代、40代のママさんは、お肌の保湿が重要ですよね。肌がツルツルになると、お化粧のノリも良くなりますが、スッピンで出歩きたくなりますよ。私は、近くにスーパーへのお買い物くらいだったら、スッピンで行っちゃいます。

以前はそんなことできなかったんですけどね。お肌の調子が良ってきたら、何だか感覚が変わりました。

↓肌潤糖の口コミはこちらの記事にまとめています↓
肌潤糖アトケアの口コミ。赤ちゃんとママの肌がモチモチに

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乳児湿疹の原因と対策。赤ちゃんは肌荒れしやすい まとめ


乳児湿疹は、多くの赤ちゃんが経験する肌トラブルです。

また、乳児湿疹と一言に言っても、その原因や対策はそれぞれ。赤ちゃんには湿疹の原因となることが非常に多くあるのです。

そして、乳児湿疹や肌荒れには、肌潤糖がおすすめです。沐浴時に、ペースト状にした肌潤糖で全身を包んであげて、軽く流すだけでしっとりと保湿できます。

赤ちゃんはもちろん、ママさんも使えます。私はお顔のスキンケアに利用しています。

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