赤ちゃんの名前の決め方についてです。
妊娠が分かるとお腹の中にいる赤ちゃんを想って、色々な想像をします。「産まれたらこんな事をしてあげたい」「女の子だったら…」「男の子だったら…」と考えることは様々です。
中でも悩む事は「名前」です。まだ性別のはっきりしない頃から「どうしよう…」と考え始め、悩むパパママが多いのではないでしょうか?
名前は赤ちゃんへの初めてのプレゼントです。そのため、簡単に決められず、こだわってしまったという先輩ママも多くいます。名前の選び方は人によって様々です。
今回は名前の決め方を3つのポイントにまとめてみました。
この記事に書いてあること
① 『音』で決める
近年では名前の響きを先に決定し、由来を込めた漢字を当てはめる傾向にあります。2004年に人名用漢字が488字追加されたことにより、漢字の組み合わせがしやすくなったためだと考えられます。
名前を実際に口に出してみると名前には呼びやすい音と呼びにくい音があります。
日本人には馴染みのある名前でも海外の方には呼びにくい名前もあり、国際社会に対応するため、海外の方でも呼びやすい名前やニックネームにした時に呼びやすいようにするなど時代に合わせた変化が起こっています。
近年、男の子のでは2015年まで7年連続で「はると」がトップで人気です。「はる」という音は男女ともに人気があります。
「まさと」など「と」で終わる名前も男の子の名前として人気があります。女の子では「めい」や「ゆい」といった優しい響きを感じる名前が人気です。
② 『漢字』で決める
使いたい漢字を決めてから名前を考える方法もあります。以前はママやパパなど家族の名前から1文字とってつけるというパターンが多かったですが、最近は気に入った漢字を使うケースが増えています。
好きな漢字の読み方を変えて使う方法もあり、本来とは違う読み方をさせます。漢字に制限はあっても読み方に制限はないため多様化しやすく、あまりに読めないために「キラキラネーム」と言われることもあります。
<名前に使える文字>
人名に使える文字は「常用漢字」「人名用漢字」「平仮名」「カタカナ」になります。国が指定した漢字以外は戸籍に登録することができません。
過去には使えない漢字として人名漢字から削除されたり、意義を申し立てて追加されたりした例もありますが時間がかかります。
せっかくつけた名前の漢字が使えないといけませんので、しっかりと調べてから役所に提出をするようにしましょう。
③ 『イメージ』でつける
「こんな子に育ってほしい」や「春産まれだから春にちなんだ名前」といったイメージからつける方法もあります。
男の子には「知的」「カッコいい」といったイメージが人気で「元気に飛び回る姿」を連想しやすい「翔」という感じが人気で「しょう」と読ませたり、「と」と読ませたりして使われます。
女の子には「華やか」や「優しい」といったイメージや「花」や「桜」「咲良」など植物を連想させる名前、春のような暖かい季節のイメージの名前などが人気があります。
その他の名前の決め方
「これも、あれもいいな」など悩んで、悩んで…もう困った!となるパパやママは多いことでしょう。そんな時、今までと違う視点から見てみると決定打になることもあります。
<イニシャルで決める>
持ち物などイニシャル表記をすることもあります。バランスのよいイニシャルや他の物を連想させるイニシャルはやめようなど参考にしてみてはどうでしょうか。
<偉人・有名人を参考に>
候補の名前と同じ有名人にはどんな人かを見てみましょう。
「この人のようになってほしい」と尊敬する人にあやかってみるとイメージがしやすいですね。
<姓名判断で決める>
名前を決める際、字画や漢字の組み合わせよって姓名判断をして決めることもあります。「天格」「人格」「地格」「外格」「総格」の5格に分けて吉凶を判断します。
出生届を出す
出生届とは、赤ちゃんを戸籍に入れる手続きとなります。親の住民票のある役所で365日24時間いつでも受付をしてもらえますが、赤ちゃんが産まれてきた日から14日以内に提出しなければいけません。
つまり、14日がリミットとなり、それまでに「よみがな」「漢字」の両方を決めなくてはいけないということになります。
赤ちゃんの名前の決め方。3つのポイントから考えよう! まとめ
赤ちゃんの名前の決め方について、説明しました。
名前は基本的に赤ちゃんが産まれてから死ぬまでの長い間ずっと使うことになります。そんな名前だと思うと色々な思いがこみ上げてきてなかなか決められなくなります。
私も「これにしよう!」と決めていた名前でも「でも、やっぱり…」と考えてしまったり、姓名判断だと良くない結果だったと知ると「字画を増やした方がいいのではないか」と考え直したりしました。
でも、悩んで、悩んで考えた名前には愛着が沸きます。名前の候補が決まってくるとお腹の中の赤ちゃんに「こんな名前はどうかな?」「あれ、動いた!!気に入ったのかな?」なんて話しかけながら過ごすママも多いのではないでしょうか。
大切な名前ですが、ママやパパが頑張って考えて、愛情を持って読んでくれることが赤ちゃんにとっては一番うれしいことです。考える時間も楽しんでくださいね。