母乳で湿疹が出てしまうことがあります。しかも、母親の食べ物が原因になるのです。
新生児の湿疹、原因は様々ですが、我が家の娘の場合は、私が飲んだ○○が原因でした。
長女が生まれて1ヶ月経とうとしている頃のことでした。
本当に突然、娘の顔や体に湿疹ができてしまったのです。
その原因が非常に意外なものだったのです。その経験をお話したいと思います。
この記事に書いてあること
顔や体のブツブツ。これは乳児湿疹?
娘のツヤッツヤの肌に突然できてしまったブツブツ。顔や体、全身に現れた湿疹。初めての子でもあったので、とても驚き焦ってしまいました。
まずはネットで原因を調べて見たところ、「乳児湿疹」というのがキーワードで出てきました。新生児から6ヶ月くらいの乳児にできるブツブツは、広義で「乳児湿疹」というようです。
ただ「乳児湿疹」といえども、その原因や症状は様々。ですから、治療法も一つではありません。
乳児湿疹の原因と対処法
調べていくうちに、様々な湿疹が分かりました。
せっかくなので、主な乳児湿疹の原因とその対処法についてお話したいと思います。
新生児ニキビ
新生児ニキビは、生後まもなくから1ヶ月くらいの間に見られます。ママのホルモンの影響を受けて、過剰分泌された皮脂が皮膚や毛穴に溜まってしまうことで起きるようです。
対処法としては清潔にすること。沐浴の時に、やさしくしっかりと洗ってあげることが大切です。
意外と洗顔がおろそかになってしまいます。赤ちゃんの顔を洗ってあげるのって、ちょっと怖かったりしますよね。直接お湯をかけてしまっては赤ちゃんもビックリして泣いてしまいますので、カーゼでやさしく洗い流してあげましょう。
また、ベビーソープなどの洗い残しも毛穴が詰まる原因となりますので、きちんと洗い流してあげましょう。
生後数ヶ月経っても解消されない場合は、新生児ニキビではなく、他の原因が考えられます。原因をあれこれ悩むよりは専門医に診てもらう方が早く解決すると思います。
乳児脂漏性湿疹
乳児脂漏性湿疹は生後まもなくから4ヶ月くらいまでの間に見られます。
頭や顔に黄色っぽいフケやかさぶたのようなものができますが、それほどかゆみはないようです。ただ、赤ちゃん自身が爪などで傷つけたり、何かしらの刺激等を受けると、炎症を起こして悪化してしまうので気をつけましょう。
原因は、新生児ニキビのようにママのホルモンの影響を受けて、過剰分泌された皮脂が皮膚や毛穴に溜まってしまうことで起きるようです。
そのため、対処法としては沐浴などで、頭部や顔をしっかりと洗い、清潔に保つようにしましょう。ベビーソープなどを使う場合は刺激が少ないものがおすすめです。
あせも
赤ちゃんは新陳代謝が活発なので汗をかきやすく、あせもができやすいです。寝たままで動くことも少ないので、大人は快適に過ごせる室温でも、気付かないうちに背中が汗でびっしょりなんてこともあります。
また夏生まれの赤ちゃんは、クーラーが効き過ぎた部屋は良くないですが、適度に室温を低くしてあげた方が良いですね。それと夜や秋冬、布団の掛け過ぎにも注意しましょう。
汗をかいたら、こまめにガーゼハンカチなどで拭いてあげたり、着替えをさせたり、夏であればこまめに洗い流してあげても良いと思います。とにかく、肌を清潔に保ってあげることが、対処法のポイントです。
それから、ベビーパウダーを使用される方もいると思いますが、私の場合は、ベビーパウダーは粉が毛穴に詰まるので良くない、と看護師から聞いて使うのを止めました。
アトピー性皮膚炎
頭や顔、体に赤い湿疹とかゆみがあらわれます。
アトピー性皮膚炎の場合、専門的な治療が必要となると思うので、赤ちゃんがあまりにもかゆがったり、症状が悪化しているようだったら、迷わず専門医に診せることが大切だと思います。
また洋服の繊維(化繊など)やタグなど肌に触れるものの刺激で悪化したり、洗濯石鹸や柔軟剤が肌に合わないこともあります。なので、なるべく綿100%や余計な飾りなどが少ない洋服を選んだり、タグを切り取ったり、洗濯は念入りによくすすぐなどの対応も必要ですね。
新生児でも起きる食物アレルギーによる湿疹
食物アレルギーによる湿疹の場合もあります。
食物アレルギーというと、離乳食が始まる生後6ヶ月くらいを想像すると思いますが、実は新生児でも症状が出る可能性があります。母乳やミルクしか飲まないのになぜ?と思う方も少なくないでしょう。
実は、その母乳やミルクが原因となるのです。
しかも、一般的に食物アレルギーと聞くと、小麦粉・卵・牛乳・大豆など思い浮かべると思いますが、意外な食物でも症状が出るのです。
我が家の娘の例をお話しましょう。
生後1ヶ月で出来た湿疹の原因は…
我が家の娘は生後1ヶ月になるところで突然、顔や体に赤く湿疹が出てしまったのですが、その原因は、食物アレルギーでした。しかも、私が食したものを母乳を通して摂取し、発症したのです。
娘の湿疹が出た時に、すぐにネットで情報収集をしました。
その時に、新生児ニキビかな?と思ったのですが、もうすぐ生後1ヶ月であったこと、何も環境を変えていないことから、「多分、違うなあ」、という感じでした。また過ごしやすい春だったし、汗をかいている様子もなかったので、あせもとも違うと判断しました。
そして、「母親が摂った栄養が母乳を通して赤ちゃんに届く、だから母親が何を食べるかがとても重要」という記事を見つけて、はっとしたのです。
母親である私が、湿疹が出始める直前に飲み始めたものがあったのです。
まさか!ミロが原因で赤ちゃんに湿疹が出るとは!
もともと私は貧血になりやすい体質で、「ミロは鉄分やミネラル補給にも良い」と知って飲み始めたばかりだったのです。大量に飲んだわけでもなく、1日1~2杯だったと思います。しかも、子供でも飲める飲み物なので、授乳期でも何ら問題ないだろう、と思っていたのです。
しかし、娘が湿疹が出る前と出てからで、変えたものと言えば、私が飲み始めた「ミロ」以外何も思い浮かばなかったのです。なので、「ミロ」を飲むのをすぐに止めました。
すると、2日後くらいにはすっかり湿疹も消え、元のきれいな肌に戻ったのです。
やっぱり原因は私が飲んだ「ミロ」だったのです。
※母親が「ミロ」を飲んでいても何の症状も出ない赤ちゃんはいます。私たち母子がたまたま合わなかっただけですし、他の食物が原因で湿疹が出ることもあり得ます。
母乳育児は、母親が摂る食物が本当に重要
この経験を通して、母乳育児では本当に母親が何を摂るかがとても重要であると思い知りました。
幸いにも大事に至らず、湿疹もすぐに治ったので通院をすることもありませんでしたが、気づかずにいたらもっと悪化した可能性もあります。当時の赤い湿疹だらけの写真を見ると、「本当にごめんね」と心が痛みます。
育児では、トラブルが起きて初めて知ることや意識することは山ほどありますが、生まれたばかりで何も言えない赤ちゃんだからこそ、何か変化が現れた時には様々な可能性を疑って出来る限りの対処を素早くしてあげたいですね。
悩んだ時にはすぐに専門医に診せる、が一番良いと思います。
母乳で湿疹、母親の食べ物が原因。それは、私が飲んだ○○!! まとめ
1 新生児に現れる湿疹にはいくつか原因があります
2 基本は肌を清潔に保ってあげることが重要ですが、対処に悩んだら専門医にすぐに診せるのが良いと思います
3 母乳育児では、母親が摂ったものが原因で湿疹が現れることがあります
我が家の娘の湿疹は、意外にも私が摂った「ミロ」が原因でした。これには本当に驚きでしたし、母乳育児は母親が摂る食物が本当に重要だと思い知った出来事でした。
赤ちゃんに湿疹が出た時、母乳育児をしていたらママが食べた食物も思い返してみてください。また原因や対処に悩んだら、すぐに専門医に診せるのが良いと思います。