カブトムシに霧吹きは何故必要?水道水を直接かけてOK?

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カブトムシに霧吹きをするのは、何故必要なのでしょうか?
霧吹きは、水道水でも問題ないのでしょうか?

直接霧吹きをかけてしまっても大丈夫なのでしょうか?

カブトムシを飼育する中で、疑問に思った、カブトムシと霧吹きのこと。

カブトムシに霧吹きする、効果やコツ、注意点などを調べてまとめてみました。

カブトムシと乾燥

カブトムシは乾燥した状態があまり好きではありません元気に健康な状態を保つためには適度な湿度が必要なのです。

飼育ケース内がパサパサに乾いてはダメ。…かといって、結露したり、水分でびしゃびしゃになっている環境も、カブトムシは好みではないのです。

なので、霧吹きで湿らすのがちょうど良いのです。

カブトムシを飼育するマット


まず、最初にカブトムシを飼う時に準備する「マット」についてお話しします。

マットって何?

カブトムシを飼育するとき、飼育ケースの底には腐葉土や木くずなどを敷き詰めます。この腐葉土を「マット」と呼びます。

カブトムシの成虫は夜行性なので、昼間はマットに潜って体を休めたりする場所になり、夜になるとマットの上でエサを食べたり、交尾するなどの活動をします。幼虫はマットの中にずっと潜ったまま暮らしますが、マットは幼虫のエサにもなります。

つまり、「マット」がカブトムシの生活環境の基盤となっていて、飼育ケース内の湿り気はマットが保水している水分の具合に左右されることになります。

マットの準備

マットはあらかじめ水分を含ませてから敷き詰めていきます。握っても水が染み出てこない程度がちょうどよいそうです。

マットの霧吹き

飼育をしているとマットの表面が乾いてきます。乾燥してきたら霧吹きして、適度に湿り気を保つようにしてください。

マットがパサパサにならないように、霧吹きで水をシュシュシュッとかけてあげましょう。マットの表面が乾いていないくらいが目安です。

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カブトムシの霧吹き


次に、カブトムシの霧吹きです。

注意しなければならないのは、乾燥させすぎ、水のやりすぎです。

そこで、カブトムシの霧吹きのコツと注意点を調べてみました。

霧吹きのやり方

マットの表面が湿り気を帯びるくらいシュシュシュッと霧吹きします。

水浸しにしたり、水が溜まったりするほどやってはいけません。

マットをひっくり返したり、掘り返したりする必要もありません。マットの表面に霧吹きするだけで十分です。

水が多すぎるとマットが腐敗したりカビが生えたりする原因にもなります。飼育ケースの底に水が溜まるほど一杯にするとマットの中に潜っているカブトムシが溺死する危険があります。

そして、気温が高い夏場では水分が多すぎた場合、蒸れて大変なことに…。カブトムシが弱らないように涼しい場所においてあげてください。

霧吹きする頻度・回数

飼育ケースの蓋が網目状なら乾きはやや早く、密閉度が高いと乾燥は遅くなります。霧吹きの回数は1日に必ず何回やらなければならない、と決まっているものではないようです。

気温や飼育環境の違いで、乾き方は変わります。カブトムシが成虫なら、エサ自体の湿り気もあるし、排泄物(おしっこのような液状)をするので、その分、乾くのが遅くなるでしょう。

マットの表面の湿り気を見て、乾いてきたら霧を吹いてやる、その程度で構わないそうです。

霧吹きの道具

普通の霧吹きでかまいません。100均ショップの霧吹きでも問題ありません。

ただし、水以外のものを使っている霧吹きとの兼用は避けましょう。例えば、植木や家庭菜園で農薬や徐虫剤を撒くために使っている霧吹きとは別々にしなければなりません。

水道水での大丈夫?

霧吹きに使う水は水道水で大丈夫だそうです。

霧吹き程度の水ならカブトムシに直接かかっても問題はないそうです。もちろん水でびしょびしょに濡らしたりするまでやったらダメですよ。

カブトムシの幼虫の場合の霧吹きは?

成虫の時と同じように、マットの表面が乾いてきたら霧吹きをしましょう。

幼虫はずっとマットの中にいるので水浸しは厳禁です。

マットの掘り返しも幼虫を傷つけてしまう危険性があるため、霧吹きするときはもちろん、それ以外の時でも、あまり行わない方がよいそうです。

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カブトムシに霧吹きは何故必要?水道水を直接かけてOK? まとめ


カブトムシが元気に健康に暮らすには適度な湿り気が必要です。

マットが乾いてきたらパサパサにならないように、霧吹きで水をシュシュシュッとかけてあげましょう。マットの表面が乾いていないくらいが目安です。

霧吹きの頻度は一日に何回…とは決まっていません。マットの乾き具合をみて適宜行いましょう。

カブトムシの霧吹きに水道水を使ってもOKです。

注意しなければならないのは、乾燥させすぎ、水のやりすぎです。水分が多すぎるとマットの腐敗やカビの原因にもなります。また、蒸れたりしないように涼しい場所で飼ってください。

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