トンボは肉食だった!エサは?飼い方は?

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実は、トンボは肉食なんです。エサは何を何を食べるのでしょうか?

飼い方は、どうすれば良いのでしょうか?

我が家の姉妹がトンボを捕まえました。

虫かごに入れたのですが、「トンボって何食べるの?」「トンボってどうやって飼うの?」と、姉妹はもちろん、私もまったく知りません。

そこで、トンボのエサと飼い方について調べてみました。

…逃がしてあげるのが一番じゃないかな、と思うんですけどね。

トンボのエサは何だろう?

トンボはいったい何を食べているのでしょう? 他の昆虫を想像してみると…。

チョウなら花の蜜を吸います。バッタが食べるのはたしか草や葉っぱです。そして、カブトムシやクワガタは木の樹液を食べるし昆虫ゼリーで飼育できます。セミも樹液が食べ物です。(カブトムシ、クワガタ、セミは以前、調べた記事があります)

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トンボはそもそも草食なのか?それとも雑食?意外に肉食かも?うーん。

身近な昆虫なのにどうもイメージがわきません。トンボが何をエサにしているかなんて、考えたこともなかったんですよね。考えても分からないので、昆虫図鑑を調べてみましょう。

トンボは肉食


トンボの成虫のエサは生きた虫です。死んだエサを捕まえて食べることはしません。

トンボのエサになる虫の種類

トンボの成虫は、カやハエ、チョウ、ガ、カゲロウなど空を飛ぶ、体がやわらかい昆虫を好んで食べます

大きいトンボの場合、もっと大型の虫もエサにできます。大きいトンボが小さなトンボをエサにしてしまうこともあるそうです。

トンボがエサを捕まえる

トンボは飛んでいる獲物を捕まえると、逃がさないように、6本の足でカゴを作るように抱え込みます。トンボの足には太い毛が生えていて、捕まえた獲物を逃がさない役目を果たしています。

トンボはこうして捕まえた獲物を、するどい大アゴを持つ口で、むしゃむしゃ食べてしまいます。

トンボのエサは、チョウやカブトムシと違う

なるほど、トンボは完全な肉食であることが分かりました!

トンボは花の蜜や葉っぱ、樹液などは食べません。チョウやカブトムシなどとは違うのですね。

トンボを飼うときのエサは?

トンボの飼うときのエサは何を食べさせれば良いのでしょうか?どうやら生きた虫しかダメのようです(手間がかかりそう…)。

トンボのエサ:捕ってくる

夜に電灯や電球に集まってくる羽虫を虫取り網で捕ってきてトンボに与えるやり方です。野生のトンボとだいたい同じものを食べさせるわけです。

エサ代の代わりに手間がかかりますね。カにも刺されそうです。

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トンボのエサ:釣り用のエサ

釣具具屋で売っている釣り餌用の虫がトンボのエサに使えます。トンボが食べるのはミルワームや、ハエの幼虫です。ハエの幼虫はサバ虫とかサシと言う名前で売っています。

ミルワームは食べやすい大きさに切って与えます。ミルワームはゴミムシだましという昆虫の幼虫なので、常温におくとサナギになってしまいます。低温環境ならサナギになりにくいので、保存は容器ごと冷蔵庫に入れておきます。

ハエの幼虫は常温で数日おくとサナギになるのでそれを食べさせます。ハエの幼虫は200円くらいで何十匹も容器に入っているみたいです。放っておくとどんどんサナギになってしまうので、食べさせる量だけ外に出してサナギにして、残りは冷蔵庫に入れておきます。

買ってこられるため安定したエサの調達が可能となりますが、その都度エサ代がかかることになります。

トンボのエサ:ひき肉

トンボはひき肉も食べてくれるそうです。ただし、あまり積極的には食べないらしく、あくまで生きたエサが手に入らなかった時の緊急手段にしかならないようです。

トンボにエサを与えるやり方

野生と違って飼育環境では、トンボが飛び回ってエサを捕まえるほどの広さが取れないので、トンボの口元まで直接エサを持っていってやらないといけません。

つまり、エサのたびにトンボを捕まえるか、トンボが止まっているところまで近づいて、ピンセットでエサを与える必要があります。

エサの量ですが、赤とんぼ(アキアカネ)ならハエのサナギ(1cm弱)を1~2回は食べるそうです。もちろん、トンボが大型になるほど食べる量は増えます。

トンボを飼うには水分補給も大事


トンボはエサだけでなく、水分補給が大切です。霧吹きで毎日最低1回は水を与えなければいけません。

水を入れ物に入れておいても構わないそうです。ただし、新しい水と適度に交換しないといけません。

…なんだか、やることが多いですね。

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トンボの飼育は広い場所で!

トンボを飼うには十分広い場所が必要です。

トンボは飛ぶときにぶつかってしまうと弱ってしまうため、飛びまわれる広い空間がいるのです。それに、狭い場所で複数のトンボを飼うと共食いの危険性も出てくるのだそうです。

では、どれぐらいの広さが必要なのか?

トンボの飼育場所の作り方

図書館で調べたところ、網で大きなカゴを作るとか、レースのカーテンで閉め切った部屋で飼うとよいと書かれていました。

ええ!?

家の中に蚊帳(かや)みたいな細かい網を張って、トンボを閉じ込める部屋を確保しなければいけないってことですか…。いやいや、そんな大掛かりなトンボ飼育室を作る余裕なんてありませんよ~!

トンボの飼育には、子供用の小さい虫かごや、カブトムシを飼っているような水槽では広さがぜんぜん足りないということです。うちで飼うのはちょっと無理ですね…。

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トンボは肉食だった!エサは?飼い方は? まとめ


トンボは肉食です。空を飛ぶカやハエ、チョウ、ガなどの虫を捕まえて食べます。

トンボを飼うには十分に広い場所が必要です。エサは基本的に生きたものしか食べず、たくさんのエサを食べます。毎日の霧吹きも欠かしてはいけません。

調べてみたところ、トンボの成虫を飼うのは手間がかかるので、非常に難しいことが分かりました。

トンボの成虫の寿命は1~2ヶ月くらいと言われています。短い間に相手を見つけて交尾し、卵を産むと、冬を迎える前に亡くなります。

そんなはかない命のトンボですから、捕まえて観察した後は、やっぱり逃がしてあげようと思います。

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