オニヤンマの捕まえ方は?どこにいるの?

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オニヤンマはどうやって捕まえたらいいの?どこにいるの?

先日はトンボの捕まえ方を図鑑や本などをひっくり返して調べていましたが、そのとき図鑑に「日本一大きいトンボ、オニヤンマ」が書いてあることに気づきました。

「日本一大きいトンボ」というフレーズに、姉妹はオニヤンマに興味津々です。

私も「オニヤンマ」という名前だけは聞いたことがあります。けれど、どんなトンボなのかよく知りません。

そこで、オニヤンマの捕まえ方やどこで見つかるか、オニヤンマの特徴について調べてみました。

オニヤンマはヤンマの仲間


オニヤンマはトンボの種類でも「ヤンマの仲間」です(正確に細かく分けると分類が色々あるようですが、この記事では大雑把にオニヤンマに似た仲間を「ヤンマの仲間」と書きます)。

ヤンマの仲間にはオニヤンマの他にも、ギンヤンマやヤブヤンマ、ルリボシヤンマ、ウチワヤンマなどたくさん種類が図鑑に載っています。

ヤンマの仲間は大きい

ヤンマの仲間は大きいことが目立つ特徴だと思います。

前回調べた「赤とんぼの仲間(アカネ)」は頭からしっぽの先までの長さが3~4cmでしたが、ヤンマの仲間はどれくらい大きいのでしょうか?

オニヤンマは日本最大のトンボで、頭からしっぽの先まで9~11cmくらいです。なんと、赤とんぼの2~3倍にもあります!

ギンヤンマは7cmくらい、ヤブヤンマは8~9cm、ルリボリヤンマは8.5~9.5cmだそうです。どのヤンマもアカネの倍はありますね。すごい!

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ヤンマの仲間の色や形は?

ヤンマの仲間の外見は種類で違いがあるようですが、素人目で見たところ、黒と黄色のはっきりした縞模様のトンボが多いように見えました。

もちろん、そうではない外見のヤンマも少なくありません。例えば、ギンヤンマは胸が黄緑色ですが、腹部(しっぽのところ)は茶色系。腹部の付け根がオスはあざやかな水色をしています。

図鑑には本当にたくさんの種類が載っているので、その多様性にビックリしてしまいます。

ヤンマの仲間が捕まえられる場所


オニヤンマは市街地から離れた川や池、森の外れなどにいます。水のきれいな小川や涼しい日陰を好むそうです。オニヤンマの成虫は6月~9月ごろ飛んでいるようです。

ギンヤンマはというと、水田や池、湖、流れのゆるやかな水辺に住む種類です。ギンヤンマの成虫は春から秋ごろまで見かけられるそうです。

なるほど、街中よりも自然が豊かな場所にいるようです。私の家は住宅街なので、近所で捕まえたトンボの中にヤンマの仲間がいなかったのは、そういうわけだったのですね。

オニヤンマの捕まえ方。縄張りで待ち構える作戦

オニヤンマは習性を利用した捕まえ方があります。

トンボのオスは縄張りを持ち、ほかのオスが侵入すると激しく攻撃する習性があります。トンボの中でもヤンマの仲間は、小さいアカネよりももっと広い範囲を縄張りにしていて、同じところを行ったり来たりパトロールしています。

よく観察していると、オニヤンマのパトロールするルートが分かってきます。同じルートを行ったり来たりするので、途中で待ち伏せにして捕まえることができるというわけです。

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オニヤンマを捕る。虫取り網の使い方


オニヤンマを捕まえる道具ですが「虫取り網」を使いましょう。使い方は赤とんぼ(アカネの仲間)を捕まえる時と同じで大丈夫だそうです。

前回、赤とんぼを捕まえる時に調べた虫取り網の使い方は、次のようなやり方になります。

<オニヤンマの捕まえ方 その1>

まず虫取り網でトンボを捕るには、飛んでいるトンボの横からさっとかぶせるか、下からすくい上げるようにします。上から振り下ろすやり方よりも確実だそうです。止まっているトンボでも同じです。

<オニヤンマの捕まえ方 その2>

トンボが網に入った後でも、すぐに地面に振り下ろしてはいけません。網の入り口近くにいるトンボに逃げられてしまいますよ。

だから、トンボが入った状態で何度か8の字を書くように2~3回、網を振り回しましょう。トンボが網の奥に押し込まれるので、逃げられなくなります。

<オニヤンマの捕まえ方 その3>

そして最後は、網の入り口を下向きにして地面に振り下ろしましょう。うまくやれば網の中にトンボが閉じ込められているはずです。他にも虫取り網の柄をくるっと回して、網の入り口を閉じてしまうやり方もあるようですね。

虫取り網はホームセンターやペットショップ、デパートなど、夏の間なら買える場所はいろいろ見つかると思います。

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オニヤンマの捕まえ方は?どこにいるの? まとめ


日本一大きいトンボと言われるオニヤンマは体長9~11cmもあります。赤とんぼの2~3倍の大きさです。

オニヤンマは「ヤンマの仲間」という「赤とんぼ(アカネの仲間)」よりも大きい種類です。ヤンマにはギンヤンマなどいろいろな種類がいます。

オニヤンマは住宅地近くにはいないようです。

オニヤンマは、縄張りパトロール中を待ち構える作戦で捕まえることができます。虫取り網を使いましょう。

日本一というオニヤンマ。さすがに家の近所にはいないようです。でも10cmの大型トンボなんてちょっと怖いくらいですね。子供たちは調べたデータで満足してくれたようですが、オニヤンマを捕りに行きたい、なんて言い出さなければいいな…。

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