小学校受験準備に通信教育は必要?家庭学習定着にオススメ5選

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小学校受験準備に通信教育は必要でしょうか?

率直に言えば、全く必要ありません。我が家の長女は、通信教育も通塾もせずに、国立小学校に合格しました。ですから、国立小学校受験には、通信教育も通塾も不要だと言い切れます。

けれど、家庭学習はしていたのです。本格的に、毎日、お勉強に近い家庭学習をし始めたのは年長さんの夏休みですが、幼稚園に入園する前からゆるりと始めていました。長女は国立幼稚園も受験しましたから、そのための準備も家庭でやっていたのです。(結果、実技は合格しましたが抽選ではずれてしまい、一般の私立幼稚園に通いました)

そして、我が家がなぜ、国立小学校受験準備期間がたったの2ヶ月で合格できたかというと、まさにこの家庭学習の積み重ねがあったからなのです。幼児といえ、その年齢で習得しておきたいことがあるのです。そこをしっかりと鍛えていくと、小学校受験対策を始めてからの習熟度が高くなり、合格が近づくと思うのです。

我が家の場合は、無料プリントや市販のワークなどを使っていましたが、通信教育の利用もオススメです。非常に効率良く家庭学習を進められます。それから、通信教育の利用で家庭学習の習慣がつくと、小学校受験だけでなく、小学校入学後の生活に大きなプラスとなります。

そこで、小学校受験準備になぜ通信教育が良いのか、オススメの通信教育はどこか、書いていきたいと思います。

>>先に、オススメの通信教育を見てみる(ページ内リンク)

小学校受験準備に通信教育は必要?

小学校受験準備に通信教育が必要かどうかと言ったら、必要ありません。それどころか、一般の通信教育は、直接の小学校受験対策にはあまり役立たないと思います。というのは、小学校受験を目的に作られている教材ではないからです。

そして、小学校受験専門のサイトなどを見ると、「通信教育は不要、意味がない、時間の無駄」と断言しているところもあります。

しかし、果たして、本当にそうなのでしょうか?

小学校受験準備の初歩は基礎学力


小学校受験準備の初歩は、基礎学力を養うことです。基礎学力と言っても、小学校受験で出題されることの基礎という意味ではありません。その年齢その年齢で養っておきたい学力をしっかりと習得しておくということです。

3歳なら3歳の、4歳なら4歳の、基礎学力というものがあります。我が家の場合は、私が子供たちの興味や理解度を考慮して、ネット上で見つけた無料のプリントや市販の問題集を選んでやらせていました。

しかし、その教材を選んだり用意したりする手間と時間は、なかなかのものです。そのため、通信教育を使うと、もっと効率的に基礎学力を養うことができます。分野によってムラや抜けを防ぐこともできます。

小学校受験は独特の問題が多い

小学校受験は独特な問題が多いです。長女が受験した国立小学校の過去問題を初めて見た時に、触れたことがないような問題ばかりで少し驚きました。その時点で受験日まで2ヶ月くらいです。けれど、間に合う、と確信ができたのです。

それは、それまでに基礎学力を磨いてきていて、長女自身の理解度なども把握できていたので、あと2ヶ月あればこれらの問いに答えられるまでに仕上げられる、と直感したのです。

また、小学校受験に出題されるような独特な問題は、基礎学力をしっかりと磨いておかないと答えられないものも多いです。基礎学力が弱いと、ただの記憶型の対策になってしまいます。それでは、受験に通用しない可能性も高いですし、後に残らない無駄が多い学習となってしまいます。

早期の小学校受験対策はあまり意味がない

小学校受験を早々に意識している子は、いつから受験対策を始めるのでしょうか?一般的には、一年前からお受験専門塾や幼児教室に通う子が多いようです。早い子は年少さんやそれ以前から通っているようです。

けれども、実際に出題される問題を年少さんや年中さんで解けるかと言ったら難しいのです。たった1~2年でも、幼児期の年齢差は非常に大きいです。受験日の数ヶ月前くらいにしっかりと解けるようになっていれば良いような状態なのです。

では、早期の小学校対策は何をやるかというと、基礎学力を養うのです。もし、いきなり受験問題に近いものをやらせているとしたら、そこの塾や教室はハズレだと思います。3,4歳の子に小学校受験問題をやらせて何の意味があるのでしょうか?

ひらがなは小学校受験に不要?

ほとんどの小学校受験ではひらがなの習得は不要です。長女が受験した国立小学校の場合も、ひらがなの読み書きが必要となる問いは一問もありませんでした。そういった意味では、ひらがなは読めなくても書けなくても問題ないのです。

ですが、「小学校受験にひらがなは不要です。ひらがなを学ばせるなら、年長さんの11月以降。小学校受験が終わってからにしましょう」というような内容を見て、ぶっ倒れそうになりました。どこかの小学校受験専門サイトの一文です。

小学校受験に直接必要ないから、ひらがなを学ばせないのですか? 一般的な幼児であれば、年少さん頃から文字に興味を示すようになります。そして、自分の名前を書きたがりますし、「これは何て読むの?」「○○はどう書くの?」と頻繁に聞くようになります。

小学一年生でひらがなを学びますが、ほとんどの子は、その時点ですでにひらがなを習得しています。その時初めてひらがなを学ぶようなケースだと、瞬く間に授業についていけなくなると思います。幼児がひらがなを学ぶというのは、早期教育でも先取り学習でもなく、子供の欲求を満たすための学習だと思います。

それを、直接、小学校受験に関係ないからと言って排除するのは正しいことなのでしょうか? 子供がひらがなに興味を持った時に教えてあげることで、子供は学習への意欲を持ち、学び得る喜びを感じます。それこそが本当に必要な体験なのです。

基礎学力があれば小学校受験準備も楽になる

幼児が学び得るべき基礎学力があれば、小学校受験準備も楽になります。小学校受験で問われることは、思考力や理解力、表現力などが必要とされるものが多いです。しっかりとした基礎学力があれば、それらの能力も養われていますし、応用も効き、ひらめきを活かすことができます。

要は、引き出しを増やしておくことが大切なのです。基礎学力を養わずに小学校受験対策ばかりやっていると、記憶型の学習となりがちですし、受験後につながらないただの訓練になってしまいます。

小学校受験は合格者もいれば不合格者もいます。不合格になった時にでも、やって良かった、という小学校受験対策でなければ、子供のためにはならないと思うのです。

家庭学習の定着は大切

家庭学習の定着は非常に大切です。幼児期から家庭学習をしていれば、小学校入学後に子供も親も苦労せずに済みます。早い時期に家庭学習はやって当たり前、という状態にしてしまうのが定着までの早道です。

そして、幼児期に家庭学習で養いたい基礎学力をつけていくことが大切です。3歳には3歳の、4歳には4歳の、身につけたい基礎学力というものがあります。「まだ小さいのに勉強させなくても」というのは間違いです。幼児期の基礎学力は、躾にも通じる程度の学習です。

幼児教室や塾、公文などに通わなくても家庭学習で十分です。むしろ、家庭学習で身につけた方が良いです。教材選びや内容に迷うならば、通信教育を利用するのが良いです。大手や実績ある通信教育であれば、幼児が養うべき内容をしっかり把握していますから安心です。

通信教育を利用しながら家庭学習を定着させてしまえば、小学校受験準備にも有利ですし、小学校に入ってから本当に楽になります。

小学校受験準備は塾だけでは足りない

小学校受験準備は、お受験専門塾や幼児教室に通うだけでは足りません。そのような塾や教室は主に受け身の教育です。しかも、週1~2回のところが多いでしょう。それだけでは、習熟度が非常に低く、合格にはほど遠いです。

塾や教室で習ったことをしっかりと家庭で復習し、何度も練習して体得することが必要ですし、毎日の生活の中に取り入れていく方が効果が出やすいです。例え、塾や教室に週5日通ったとしても、子供の負担が大きくなるだけで、効果が倍増する訳でもないのです。

あくまでも、塾や教室は小学校受験のコツを学び得る場所で、完全に習得するには家庭での学習が必要不可欠です。そして、塾や教室で学び得たことだけをひたすらできるように練習しても駄目なのです。

それでは暗記型の対策で、出題形式が変化したり、習っていないことが出題されたりすると、途端に太刀打ちできなくなってしまいます。塾や教室で習ったことを応用させるには、しっかりと基礎学力を養っておく必要があるのです。

基礎学力が養われていて、家庭学習の習慣ができていれば、小学校受験準備もスムーズに進むのです。手前味噌ですが、我が家のように、2ヶ月間の国立小学校受験準備期間でも合格基準に達することができるのです。

通信教育は、家庭学習の定着をサポート

小学校受験準備には、基礎学力が養われていることが強い味方となります。そのためには、その年齢に合わせた基礎学力を都度養っていくようにしましょう。我が家はネット上にある無料のプリントや市販の教材を利用していましたが、選択や準備は非常に大変です。

その点、通信教育を利用すると大幅に手間が省けて便利ですし、家庭学習習慣も身につきやすくなります

ではなぜ、通信教育を利用することで、家庭学習が定着しやすくなるのでしょうか?

それは、通信教育自体が、家庭学習の定着を目指した構成になっているからです。小さな幼児たちが、毎日、楽しく学べるようにたくさんの工夫がしてあるのです。子供たちが大好きなキャラクターやデザインを用いたり、興味関心をそそるような構成になっていたりするのです。

しかも、通信教育の場合、学び得たい基礎学力をしっかりと網羅できる作りになっています。取りこぼしなどがなくなるので、その点でも使う価値があります。

オススメの人気幼児向け通信教育5選


数ある通信教育の中でも、幼児にオススメの5社を紹介します。まずは、無料でできる資料請求をして、各内容をご自身で確認することが重要です。また、お子さんに見本などをやらせてみて反応を見てみることも大切です。

どの通信教育を選ぶかは、幼児の場合は親御さんの意向が強くなるとは思いますが、子供がしっかりと取り組めるものが一番です。資料を見せながら、一番反応が良かったものをまずは試してみるのも良いと思います。

【通信教育を決めるポイント】

教材内容:教材のみ、教材+付録、教材+添削
月々の費用:サービスが充実していると高め、安いのは親の負担が多め(丸付けなど)
子供の反応:「やってみたい!」と思えるものからスタート!

こどもちゃれんじ




通信教育(幼児)顧客満足度一番のこどもちゃれんじ。しまじろうといえば、誰でも知っているキャラクターですよね。こどもちゃれんじをやっている子は非常に多いです。子供同士の会話で、こどもちゃれんじの付録の話題で盛り上がることもあるようです。

こどもちゃれんじの良いところは、伝える力、数量・形の理解、科学する心、人との関わり、習慣づくり、表現する力と総合的に基礎学力を養うことができる点です。小学校受験はあらゆる観点から評価されますので、とても適していると思います。

また、付録となっているおもちゃが非常に充実していて、遊びながら学べるものばかりです。冊子の教材だけでなく、手や頭を使って学んでいくスタイルが幼児にあっているようです。追加コースも受講可能なので、小学校受験組の利用率も高いようです。

教材内容:教材のみ+付録
月々の費用:1,697円~

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Z会




Z会の一番の魅力は、幼児期から未来に続く「学び」を追究しているところです。Z会は幼児期から大学受験までサポートしていて、利用者の満足度が非常に高い大手通信教育です。

また、他の通信教育よりも難度が高めなことでも有名です。小学校受験を検討しているお子さんは、比較的優秀な子が多いと思いますので、その点でもZ会は良いのではないかと思います。

それから、Z会は、いわゆるペーパーテストにつながりそうな学習だけでなく、体験型教材もついているのです。簡単な工作や実験もありますから、様々な体験を通して思考力なども鍛えることができます。

教材内容:教材のみ
月々の費用:1,786円~

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スマイルゼミ




スマイルゼミは、小学生向けタブレット型通信教育で大変人気のもので、その幼児向けになります。タブレット型通信教育になりますので、賛否両論あるかと思いますが、幼児が遊びながら学べるので導入しやすいと思います。

また、今の幼児はスマホやタブレットの操作に慣れている子も多いですし、小学生になればプログラミングの授業も入ってきます。今のうちから、タブレット型の学習に慣れておくのも悪くないと思います。

そして、ペーパー教材ではなし得ないようなことがタブレット型通信教育では可能になります。例えば、自動採点機能が掲載されていたり、間違えている点を視覚的に説明してくれたり、幼児にも分かりやすく受け入れやすいです。

教材内容:タブレット教材
月々の費用:2,980円~

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ポピー




月間ポピーは、長年の実績ある通信教育です。幼児ポピーは、2歳児~年長向けまであります。脳の専門家・篠原菊紀先生の監修・指導を受けていて、子供の成長段階にあわせて”脳力”を総合的に伸ばす教材になっているそうです。

そして、2019年度、より分かりやすくリニューアル。算数や国語の小学校入学準備にもつながる内容だけでなく、生活面の学びにつながる内容も充実。また、デジタルコンテンツのwebアプリや動画運動で、学習内容をより楽しめるようになります。

それから、余計な付録なく、シンプルなセット内容が特徴。その分費用もお安く済みます。親子で楽しみながら、少しずつ家庭学習習慣をつけたい場合に良いかもしれませんね。

教材内容:教材+デジタルコンテンツ
月々の費用:980円~

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がんばる舎




がんばる舎は、プリント教材の通信教育です。幼児用はすてっぷ1~7に分かれていて、2歳児程度の内容から、小学2年生程度の内容になっています。各人の学習レベルによって得ぶことができますので、先取り学習にも利用できます。

我が家の長女の場合は、年長さんの夏休みに簡単なたし算から始めて、途中国立小学校受験対策に時間を割き、国立小学校受験後から小学校入学前までの数ヶ月で、算数は小学2年生レベルまで終わりました。国語は小学1年生の漢字程度です。

小学校受験終了までは年齢相応のものをやりつつ受験対策をして、受験後に先取り学習をするのも良いとおもいます。また、費用は安価で月700円です。非常に基本的な学習内容になるので、家庭学習習慣の導入に良いかもしれませんね。

教材内容:教材のみ
月々の費用:700円~

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小学校受験対策は家庭学習だけでも大丈夫

小学校受験対策は、家庭学習だけでも大丈夫です。ただし、受験校の出題傾向をしっかりと掴めていないと厳しいです。過去問題集と子供の習熟度などを比べて、何を学習すれば良いのか見当がつくようであれば、家庭学習で対策はできます。

我が家は、受験日の2ヶ月前に受験を決めて、過去問題集を購入して出題傾向を把握し、その時点での長女の状態を比べ、まずは足りない基礎学力を補いました。その上で、過去問題集に沿って受験対策をすることで、合格に至りました。

何をやったら分からない、不安という場合は、受験校に合格実績があるお受験専門塾や幼児教室に行くと良いと思います。塾や教室でヒントをもらいながら、家庭でも対策を進めることで合格が近づきます。

いずれにしても、家庭学習は必要です。また、家庭学習習慣がしっかりとついていれば、小学校受験だけでなく、小学校に入学してからも大変な苦労をせずに済みます。

小学校受験準備に通信教育は必要?家庭学習定着にオススメ5選 まとめ


小学校受験準備に通信教育は直接的には必要ありませんし、受験対策に適した内容にもなっていません。

ただし、効果的に小学校受験対策を進めるには、まずはその年齢に相応しい基礎学力を養うことが重要です。そのために、通信教育を取り入れるのは非常に有効です。我が家は無料プリントや市販の問題集で行いましたが、通信教育の方が無駄なく全体を網羅できますし、教材選びや準備にかかる手間や時間を大幅に削減することができます。

そして、大手の通信教育がオススメですが、どのタイプのものが子供に合っているかは分かりません。まずは、無料で資料請求をして、教材内容を見比べたり、お子さんの反応を見たりして、適した通信教育を見つけてみましょう。

実際の教材見本などを見ることで、今必要となるものが分かります。ちなみに、資料請求後、契約をしなくても大丈夫です。各社の資料には参考になることがいろいろと載っているので、気になるものはどんどん資料請求してみると良いと思います。

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