国立小学校受験対策、教室に通うのは当たり前?

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国立小学校受験対策として、お受験専門の教室に通うのは当たり前なのでしょうか?

グーグルで、「国立小学校 受験 対策 教室」なんて検索すると、「お受験専門の教室」の情報がズラーっと出てきます。それだけ、小学受験と言えども、お受験専門の教室が多いんですよね。

では、国立小学校受験において、お受験専門の教室に通うのは当たり前なのでしょうか?

たった2ヶ月、自宅での受験対策だけで国立小学校に合格した我が家で言うと、「当たり前ではない」なのですが、一般的には「当たり前かも」ということになります。というのは、まわりの方に長女が通う小学校を聞かれて、「国立大学附属小学校」と答えると、大抵、「お受験教室とか通って大変だったんじゃない?」と言われるからです。

小学受験=お受験専門の教室、という構図は多くの方が持っている ようです。

CHECK!

国立小学校受験、お受験専門の教室に通うメリット

国立小学校を受験するのに際して、お受験専門の教室に通うメリットとすると、効率良く受験対策ができること、情報を収集できること 、ではないでしょうか。

お受験専門の教室で効率良く受験対策

国立小学校の受験問題は、特殊と言えば特殊です。普段の幼稚園や保育園生活では触れないであろう問題が多数出てきます。何の対策もせずに受験してしまうと、何もできずに終わってしまう子も少なくないでしょう。

しかしながら、問われていることはそれほど難しいことではないのです。小学受験をする5,6歳の子に小学校や中学校で習うような問題が出題されるわけはなく、その年齢に適した極々普通の問題が出題されるのです。

しかしながら、解いたことも見たこともない問題を、初めて行く場所で、見知らぬ大人から問われたら、難度は一気に上がってしまいます。ですから、お受験専門の教室で問題に慣れさせる、場に慣れさせる、というのは非常に効率良く受験対策を行える貴重な機会でもある のです。

お受験専門の教室で情報収集

それから、受験校に関しての情報収集に大きなメリット があると思います。お受験専門の教室ですから、あらゆる情報を多数もっています。受験問題だけでなく、入学した後の学校生活や勉強のこと、気になることや知りたいことを得られる場でもあると思います。

地方であると、身近に受験経験者がいないことも稀ではありません。実際に、我が家の場合も友人知人に受験経験者はいませんでした。またインターネットで情報収取をしようと思っても、首都圏に比べて、その情報量が極めて少ないです。少ない上に古いものや、真偽が怪しいものが多かったです。

そして、首都圏と地方では状況が異なることも多いので、小学校受験や受験校の生の情報を知る機会というのは意外と少ないのです。合格してから知ったことですが、娘の通う国立小学校の場合は、小学校内の写真や情報をSNSなどで公開することが禁止されています。そういうこともあり、一般的に情報を集めることが難しかったりもします。

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お受験専門の教室で知り合う方々との情報交換


国立小学校受験において、お受験専門の教室に通うもう一つのメリットは、そこで知り合う方々との情報交換ではないでしょうか。

地方の場合、小学校受験は非常に珍しく、受験校も数校となるため、互いにライバルではあるものの同志でもあるのです。特に、子供が異性であれば、直接的なライバルとはならないため、情報交換がしやすいかもしれません。同性ですと、やはりライバル心が強くなってしまうので難しい部分もありますよね。

特に、上の子がすでに国立小学校に通っている場合、下の子にも受験させる家庭が非常に多いです。そういう方と親しくなると、受験校の生の情報を得やすくなりますので、受験後の生活を想像しやすくなりますし、実際に合格後に役立つことも多くとなるでしょう。

また、受験対策時期に知り合って、ともに頑張り、互いに合格をつかみ取ることができれば、入学後の生活に対しても不安が少なくなるかもしれません。やはり、1人でも知り合いがいるのといないのでは、気持ち的に大きく違います。子もそうですし、親もそうです。

お受験専門の教室に通わなくても、国立小学校に合格できるのか?

そうはいっても、ウチの娘の場合は、お受験専門の教室には通わずに合格 しました。一応、受験を決めた時点で、国立小学校受験対策コースを実施している大手の教室に相談には行きました。しかしながら、その時ですでに受験日まで2ヶ月という時期でしたので、教室側もあまり歓迎ではありませんでしたし、私としても教室に通ってもあまり意味がないと感じて通いませんでした。

そのようなお受験専門の教室は、年中の後半や、遅い子でも受験日の半年くらい前にはスタートしています。ですから、我が家のように、受験日2ヶ月前にいきなり受験を希望するなんて、「あり得ない」というか、「教室の合格率が下がるから来ないでくれ」という態度だったと思います。要は、「2ヶ月で対策をしても、受かる訳はない」ということです。

実際には、長女は2ヶ月間の自宅学習、対策のみで合格しましたが、この2ヶ月は本当に頑張ったと思います。しかしながら、受験の2週間くらい前までは、長女に「小学校を受験する」という意識は少なかったと思います。ただ単に、プリント学習や口頭問題を楽しんでやっていたに過ぎないのです。

ちなみに、受験対策はたった2ヶ月ですが、ワークやプリント学習は年長の夏休みから始めて いました。夏休みだからといってだらだら毎日を過ごすことを避けたかったのと、小学生になると毎日宿題が出るでしょうから、毎日自宅で勉強をする、という習慣をつけかったために始めたことです。一桁の足し算や引き算のワーク1ページから始めて、徐々にプリント3枚4枚と増えていったところでした。

もともとそういう学習することに抵抗がなく、むしろ好んで楽しんでやっていましたので、国立小学校受験対策としてプリント枚数を増やし、問題を多様化していったところで、長女には拒否感も何もなく、楽しみが増えただけに過ぎなかった感じです。とはいえ、遊び疲れていた時や問題が難しい時などは、気分が乗らないこともありましたので、その辺のフォローはいろいろと大変でした。

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自宅対策のみでも国立小学校には合格するが、親は大変!

お受験専門の教室に通わずに国立小学校を受験・合格することはできますが、はっきり言って親は大変です! お受験専門の教室に通えば、具体的な受験対策も練習も心得も、一通りお任せできますが(もちろん、自宅でやらないといけないこともいっぱいあります)、自宅対策のみの場合は、全部、親 がやらなくてはいけません。

まずは、過去問題集を取り寄せて、受験校の出題傾向の分析、対策方法の選択、プリントやワークなどの準備、問題の説明・解説、できないところのフォロー、モチベーションアップ、受験に対しての心得を伝える、等々、いろいろとあります。

我が家の場合は、受験用のワークも使用せず、過去問題に基づいたプリントを、無料配布サイトから選択して、プリンターでプリントして用意してやらせていましたので、その手間と時間も膨大なものでした。受験対策期の2ヶ月間にこなしたプリント枚数は、A4サイズで600枚超え です。

今思えば、小学校受験に特化した問題集をやらせた方が効率が良かった気がしますが、その時は、過去問題に即したものを無駄なく選択してやった方が良いと感じていたんですよね。無料のプリント配布サイトだけでも、意外と受験対策に役立ったので、非常に安上がりでした。

けれど、実際に受験が終わってから思うことは、小学校受験の出題傾向は特色や難度に違いはあるものの、ベースは共通していることが多いので、市販の問題集でも十分に対応できると思いますし、むしろ無駄なく満遍なく網羅できると思います。その方が親の手間や時間も省けますしね。

お受験専門の教室に通わなかったことに、後悔はしていないけれど…


我が家の長女は、お受験専門の教室には通わずに国立小学校を受験し、合格しました。お受験専門の教室に通わなかったことには後悔はしていませんが、情報が不足 していたな、と思うことはあります。

例えば、受験日の服装について。地方の国立小学校なので、都内の有名私立小学校のように、いわゆるお受験服など必要ないと思い込んでいました。実際には、必要なかったですし、服装によって合否が判定されることもなかったと思うのですが、思った以上に、「お受験服」で面接に挑む子が多かったです。ちょっと焦りました。そして、翌日の実技試験の時には、逆に非常にラフな服装の子ばかりで、これまた焦りました。

なぜならば、面接時は、長女が緊張しないように、リラックスして挑める、普段からお気に入りの服装を選んだため、比較的カジュアルな感じだったのです。しかしながら、同じようにカジュアルな子はほんの数人で、お受験服の子以外はキレイ目の服装だったり、幼稚園の服装だったりしたのです。

そのため、実技試験はどうしよう、と夜のうちにインターネットで検索し、都内の情報を参考にしつつ、地味な黒の服装でまとめていったのです。本来、もうちょっとかわいい感じの、長女のテンションが上がりそうな服装で挑む予定でした。でも実際は、調子抜けするほど、みなさんラフな服装でした。前日の面接時は、濃紺のワンピースにジャケットというお受験服の子も、翌日の実技試験はスヌーピーが大きくプリントされたカラフルなトレーナーにGパン、というような服装だったんです。

こういう生の情報は、お受験専門の教室に行っていれば得られたものだと思いますし、知らなかったことで、当日や本番直前に焦ったり悩んだりする必要もなかったな、と思うのです。この服装に関しては、合格してしまった今では笑い話にもなるようなことですし、国立小学校は服装では選んでいない 、と自ら証明できたのも、ある意味良かったな、と思ったりもするのですが。

とはいえ、同じ国立小学校でも学校によっては服装も重視されることもあるかもしれませんので、その辺の情報も事前に入れられるのであれば入れておいた方が良いですし、あまり冒険はしない方が良いかな、と思います。面接をジャージで受ける、とかね。

それから、合格後は、小学校で必要なものとか、あれこれ分からないことがたくさん出てきます。そこで知り合いや情報を入れる伝手があると、非常に心強いですよね。私の場合は、合格後に知り合いも受験・合格していたことが分かり、その方からいろいろと教えてもらえて助かっています。

↓こんな感じの素敵なお受験服があります♪↓
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国立小学校受験、お受験専門の教室には通うのは当たり前? まとめ


自宅学習のみで小学受験を乗り越えた我が家としては、お受験専門の教室には通わなくても大丈夫でしたし、通わなかったことに後悔もありません。ですが、一般的な感覚としては、「小学校受験=お受験専門の教室」と思っている人は多いと思います。

自宅学習のみで受験・合格することも可能ですが、効率良く受験対策をしたり、雰囲気に慣れたりするには、お受験専門の教室に通うことは非常に価値があると思います。また、受験関係や受験校に関する情報収集、同じく受験をする方たちと親しくなることで得られる情報なども、非常に価値の高いもの だと思います。

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