妊娠発覚後の病院の選び方について。
健やかな妊娠生活に欠かせないのが妊婦健診、そして赤ちゃんを無事に出産するためには専門知識がある病院をきちんと選ぶことが必要です。
自分に合った病院ってどんなところ?どんなポイントで選べばいいの?そこで、病院選びのポイントをまとめてみました!
この記事に書いてあること
チェックポイント1 信頼・安心できる病院か
初めて妊娠でかかる病院について、「信頼できる!」とすぐに判断することは難しいですね。そこで信頼・安心できるかどうかの基準を持っておくと、病院選びがスムーズに進みます。
① 先生は何でも話しやすいか
妊娠は初体験で分からないことだらけ。些細なことでも何でも相談できる先生がいるとマタニティ生活も安心して過ごせます。女医さんが良い、毎回決まった先生に診てもらいたい、などの要望も聞いてもらえる病院もあります。
② 体調が思わしくないとき対応できるか
妊娠生活中は何が起こるか分かりません。その点、総合病院は夜間救急があり、24時間安心です。また産婦人科以外の科もあるので他の病院に通う手間も省けます。個人病院の場合も、緊急事態のときに総合病院と連携している場合もあります。
③ 出産後赤ちゃんに何かあったときに対応できるか
出産時に赤ちゃんに万が一のことがあった場合に備えて、NICU(新生児特定集中治療室…生まれたばかりの赤ちゃん専用の集中治療室)を備えているかを確認しましょう。通いたい病院にNICUが無い場合でも、緊急のときどこの病院に搬送されるかチェックしておくと安心です。
友達の場合、1人目妊娠時に総合病院にかかっていました。膀胱炎になってしまったとき、すぐに泌尿器科を受診できまたそうです。カルテが統一されていたため症状の伝達もスムーズで安心できたそうです。また、風邪をこじらせ高熱で切迫早産になってしまったときも、夜間救急でそのまま入院でき、非常に心強かったそうです。
チェックポイント2 希望する検査・プランがある病院か
① 妊婦健診以外のオプション検査を受けられるか
妊婦健診でチェックする項目は決まっていますが、オプションで様々な検査があります。
希望する検査が無い病院もありますので事前に確認しましょう。オプション検査は基本的に別料金です。
・クアトロマーカー検査…出生前診断の一つ。採血で染色体異常を調べる。
・羊水検査…出生前診断の一つ。羊水を採取して染色体異常を調べる。
・トキソプラズマ検査…感染症の検査
・3Dまたは4Dエコー
など
検査とは別に、母親学級・父親学級、母乳教室が受けられる病院もあります。
② 分娩時のバースプランが立てられるか
ネットでも様々なバースプラン情報が溢れていますね。希望する分娩スタイルができるかどうかはやはり病院の方針と設備次第です。事前に自分の希望するバースプランを考えておく必要もありそうですね。
・分娩台以外の分娩スタイルができるかどうか
・好きな照明・音楽・アロマなどが設定できるか
・カンガルーケアができるかどうか
・立ち合いは誰にするか
など
③ 入院生活が満足いくプランになっているか
出産後の赤ちゃんとの生活をサポートしてくれる大切な入院生活。どんなプランになっているか調べておくと産後の不安も減りますよ。
・出産後赤ちゃんとは母子同室か、母子別室か
・個室か大部屋かを選べるか
・入院中に受けられる産後指導は何があるか…沐浴やお世話・栄養指導・母乳指導など
・リフレクソロジーなどママがリフレッシュできる設備があるか
・御祝いディナーなど、出産記念に夫婦や家族で食事ができるプランがあるか
など
・面会時間に余裕があるか
入院生活がより豪華なのは、個人病院です。病院によってはホテルに泊まっているかのような雰囲気です。お祝いディナーもフランス料理が振る舞われたり、ネイルやヘアカットのサービスがあるところも。
チェックポイント3 無理なく通える病院か
① 自宅から通える距離か
妊婦健診は多いときには週に1度あります。妊婦さんはなるべく車の運転を控えたほうがいいので、電車や徒歩で無理なく通える範囲かどうかを検討しましょう。
② 値段は夫婦の予算内で手ごろか
妊婦健診やオプション検査、分娩費用、入院費用など、病院によって妊娠出産にかかる経費はピンキリです。家族でよく話し合って。
妊娠発覚!病院の選び方ポイント。自分に一番合う病院とは? まとめ
妊娠発覚後の、病院選びのポイントをまとめました。
① 先生、設備が納得できる病院を選ぼう
② 妊娠中に受けたい検査や分娩プランがある病院を選ぼう
③ 距離的・費用的に無理なく通える病院を選ぼう
出産は女性にとって人生の大仕事。悔いのないマタニティライフ・出産をしたいですね。妊娠中に「違うな」と違和感があったら納得できる病院をもう一度探すのもアリです。
ネットの口コミも参考にして、自分にピッタリの病院をみつけましょう。