しぶり腹対策についてです。
「しぶり腹」の原因と対策について、説明していきます。しぶり腹は、大きな疾患につながることもあります。放置せずに、しっかりと改善し、スッキリとさわやかな状態を取り戻していきましょう。
中には命にかかわってくることもありますので、しぶり腹は放置せずに、早急に改善することが重要です。
この記事に書いてあること
「しぶり腹」とは?
□便意を感じるけど、少量の便しか出ない
□激しい腹痛があるけど、排便しない
□激しい腹痛があるけど、少量の便しか出ない
□便が出そうで出ない状態が続いている
このような症状が出ている場合、「しぶり腹（または、「テネスムス」「裏急後重（りきゅうこうじゅう）」である可能性が高いです。
しぶり腹の大きな特徴としては、【残便感】と【腹痛】になります。
便になるまでのメカニズム
食べ物を食べると、口→食道→胃→十二指腸→小腸→大腸→直腸と全長8～10mを通って、最後に便となり排泄されます。食べてから排泄されるまで、1～3日間かかると言われています。
しぶり腹は、腸において何かしらの不調やトラブルが起きることが原因となります。
「しぶり腹」の原因
しぶり腹の原因は大きく3つあります。
腸の不調
不規則な食生活、運動不足や睡眠不足などの生活習慣の乱れによって、便秘や下痢になりやすいです。そのような腸の不調から、腸内環境が乱れ、腸の機能が十分に働かなくなることがあります。便がスムーズに作られなかったり、便意を正常に感じなったりと、しぶり腹を引き起こしてしまうのです。
ストレス
ストレスは腸の働きに大きな影響を与えます。というのは、腸は自律神経によってコントロールされているため、ストレスにより自律神経の乱れが生じると、腸の機能に支障をきたすのです。ストレスが原因の過敏性腸症候群や便秘などからしぶり腹を引き起こすことがあります。
腸の疾患
クローン病や潰瘍性大腸炎、大腸がん、急性大腸炎、赤痢などの疾患より、しぶり腹になることがあります。気になる症状がある場合は、すぐに専門医の診察を受けることが必要です。またすでに治療をしている状態の場合は、腸内環境を整えることで、しぶり腹を改善できる可能性があります。
「しぶり腹」によって起きる症状
しぶり腹があることによって起きる症状があります。
頻繁にくる便意
しぶり腹による、頻繁に起きる便意は非常に辛いものです。しかも、便意があってトイレに行っても便は出ない、トイレから出ようとするとまた便意が起きる、という厄介な状況になることもあります。また、いつ便意が起きるか分からないので、外出先や移動中には非常に困ります。
これは、通常直腸に便が到達すると大脳からの信号で便意を感じるのですが、何かしらの原因により排便反射の誤認が生じて、便が到達していないのに便意を感じる、という症状が起きるのです。
激しい腹痛
しぶり腹によって起きる激しい腹痛は、時に歩くのも辛いほどです。便秘や下痢などによる腸内環境の悪化で、腐敗ガスが溜まることが原因です。腸内に溜まったガスにより、内側から腸を圧迫し、腹痛を起こします。また、排便時にいきむことで、今度は腸の外側からも圧迫を受け、激しい腹痛となります。
それから、腸内にガスが充満している状態だと、腸の蠕動運動が低下してしまい、しぶり腹を引き起こすことにつながります。
残便感
しぶり腹は、便意があるのにも関わらず、排便がない、もしくは少量の便しか出ない状態になります。そのため、出そうで出ないという残便感があります。
特に、お腹がはって便が溜まっているような感じや、肛門あたりに便が詰まっているような感じは、非常に苦痛を感じます。
「しぶり腹」の便の状態
しぶり腹の時には、便意があっても排便がない、もしくは少量の便が出ます。その便の状態は、細い便、やわらかい便、粘液状の便ということが多いです。
下痢のようなゴロゴロとした腹痛があるのに、少量しか出ない、スッキリ出ない、ということもあります。下痢ならばピピピーと一気に出てしまえば終わるのに、しぶり腹の場合は出そうで出なくて、腹痛が続くという非常に過酷な状況に陥ります。
「しぶり腹」改善法
残便感の改善には、基本に的には腸内環境を整えることが重要です。
①腸内環境を整える
しぶり腹は腸の不調により生じます。乱れや食習慣や生活習慣などにより、腸内環境が悪化し、腸の蠕動運動に支障をきたします。さらに、便秘や下痢を伴うこともあります。
そのため、腸内環境が乱れる原因であることを改善し、腸内環境を整えることがもっとも重要です。
そのためには、有酸素運動やバランスの良い食事、適量の水分補給をしつつ、腸内環境を整えるサプリメントの摂取が非常に有効です。食事だけでは補えない栄養素を効率良く摂取したり、善玉菌を増やすために必要なオリゴ糖や乳酸菌を摂取するには、サプリメントが強い味方となります。
②専門医を受診
クローン病や潰瘍性大腸炎、大腸がん、急性大腸炎、赤痢などの疾患よりしぶり腹が起きていることがあります。その場合は、早急に専門医を受診することが重要です。気になることがあるのであれば、まずは専門医を受診することをオススメします。中には、命に係わるものもありますから、放置するのは非常に危険となります。
また、すでに受診済み、治療済みの場合でも、それらの疾患が原因でしぶり腹になることがあります。その場合の自身でできる対策としては、腸内環境を整えること、になります。
③ストレスを軽減
ストレスを感じていると、腸に非常に大きな影響を与えてしまいます。腸は自律神経によってコントロールされていますから、ストレスを過度に感じると自律神経が乱れ腸内環境が悪化したり、過敏性腸症候群となったりして、しぶり腹を引き起こてしまいます。
現代社会においてストレスをまったくなくすというのは無理ですから、できるだけ軽減・解消するようにしましょう。
自分でできる！「しぶり腹」を改善する方法
しぶり腹の改善には、腸内環境を整えることが必須となります。
腸内環境の乱れの原因となることを解消することは第一に大切ですが、必ずしも全部を解消できるとは限りません。たとえば、勤務形態が原因だとしてもすぐに転職できるわけではありませんし、毎日栄養バランスの良い食生活を送ることが難しい場合もあると思います。
そのため、できる限りで原因を解消しつつ、サプリメントなどの腸内環境を整えるためのアイテムに頼ることをオススメします。腸内環境を整えることで、しぶり腹の改善が期待できます。
腸内環境の乱れの原因となること
睡眠不足
睡眠が不足すると、自律神経のバランスが崩れ、便秘になりやすくなります。便秘状態が続けば、腸内の悪玉菌が増え、腸内環境が悪化してしまいます。
食習慣
不規則な食生活を送っていたり、栄養バランスの悪い食事を摂り続けていたりすると、便秘や下痢を引き起こしがちで、腸内環境の悪化につながります。
水分不足
補給する水分量が減ってしまうと、腸壁が便に含まれる水分を吸収しすぎてしまい、固い便となってしまいます。固い便は便秘の原因となり、腸内環境を悪化させてしまいます。
ストレス
ストレスは体に大きな影響を与えます。ストレスによって自律神経のバランスが崩れると、腸の動きにも影響が出てしまい、腸内環境の悪化につながってしまいます。
ダイエット
食事制限などの無理なダイエットをしていると、便のカサが足りずに便秘状態になったり、腸の蠕動運動の動きが弱まったりしてしまいます。そして、腸内環境の合悪化につながります。
しぶり腹につながる、腸内環境の悪化の原因となることは、人それぞれ違います。ですので、まずはご自身の原因となることを知り、改善を試みましょう。しかしながら、すべての原因を解消できないこともあると思います。
その場合は、原因を解消しつつ、腸内環境を整えるサプリメントなどに頼ることが非常に有用です。
しぶり腹を起している腸内は、悪玉菌が優勢となっていて、腸内環境が乱れています。そのため、サプリメントで腸内の善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を増やして、効率良く腸内環境を整えてあげることがとても重要なのです。
しぶり腹対策になるサプリメント
しぶり腹対策には、腸内環境を整えることがとても重要です。
そのためには、腸内の善玉菌を増やすようなサプリメントがおすすめ。その中でも、オリゴ糖食品の「カイテキオリゴ」と発酵乳である「オリジナルケフィア」がイチオシです。
カイテキオリゴ
善玉菌であるビフィズス菌は、オリゴ糖をエサにして増やすことができます。「カイテキオリゴ」は、オリゴ糖食品の中でも最も多い6種類のオリゴ糖と2種類の食物繊維を配合していて、効果が期待できます。
また、カイテキオリゴは摂取方法が簡単。牛乳やコーヒーなどの飲み物に入れて飲んだり、ヨーグルトやサラダにかけて食べたり、熱にも強いので料理に混ぜ込んでも大丈夫です。手軽に摂ることができるので、毎日続けることができます。
カイテキオリゴの詳細はコチラから
オリジナルケフィア
そして、善玉菌である乳酸菌を増やすなら「オリジナルケフィア」がおすすめ。オリジナルケフィアはケフィアヨーグルトとも呼ばれるように、発酵乳の一つです。
また、一般的なヨーグルトとの大きな違いは、通常乳酸菌1～2種類で発酵している一般的なヨーグルトに比べ、オリジナルケフィアは多種の乳酸菌と多種の酵母で発酵しているのです。しかも、生きたまま乳酸菌が腸に届くため、効率良く善玉菌を増やすことにつながります。
しかも、オリジナルケフィアは自宅で簡単に手作りできますので、いつでも新鮮なケフィアヨーグルトを食べることができます。牛乳だけでなく、豆乳や加工乳でも作れますので、味や食感の違いを楽しみながら毎日続けることができます。
オリジナルケフィアの詳細はコチラから
より効果的な方法
より効果的に腸内環境を整えるには、「カイテキオリゴ」と「オリジナルケフィア」の併用がおすすめです。
オリジナルケフィアにカイテキオリゴをかけて食べるなどすると、ビフィズス菌と乳酸菌をより効果的に増やすことにつながります。
カイテキオリゴもオリジナルケフィアも、手軽に摂取し続けられるものですし、両方を併用することでさらに効果を期待できます。
