全国統一小学生テスト一年生の結果、11月。課題はやっぱり…

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全国統一小学生テスト一年生の結果、11月3日に受験をしましたが、一週間ほど放置をしていました。

6月に比べて少しは伸びていると良いなーと思ったのですが、受験直後に長女の話を聞いて、本人は「できた!」と明るく言っているけれど、大して変わっていないだろうな、と感じたからです。

だって、算数の後半の問題を見せて「これもできたの?」と聞いたら、「え?何それ?見てない」って。時間が足りなくてできなかったのは仕方ないけど、見てもいない、存在も確認していないって。一気に脱力です。

本来であればすぐに見直しをして、時間切れでできなかった問題もどこまで解けるか確認したり、できなかった問題も理解度を高めておいたりするのですが、今回は私のパワーが足りずに一週間後の確認となりました。

ではでは、その全国統一小学生テスト一年生、11月の結果です。

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全国統一小学生テスト一年生の概要

全国統一小学生テストは、四谷大塚が全国規模で行っている小学生向けの学力テストです。

一年生は、国語と算数で、各150点満点、試験時間は各30分となっています。ちなみに、6月の全国統一小学生テストは、各100点満点、試験時間は各15分でした。

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全国統一小学生テストの受験会場

全国統一小学生テストの受験会場は非常に多く設定してあり、四谷大塚の教室だけでなく、提携している塾の教室で受験可能です。その塾に通っていなくても受験できます。

我が家の長女は通塾していませんが、自宅近くの塾の教室で受験できました。一教室に20人程度座り、同じ一年生の受験は他に1人いただけのようです。6月に受験した時に一緒だった子のようでした。

全国統一小学生テストは参加費無料

全国統一小学生テストは参加無料で受験できます。

優秀者を塾に勧誘したり、受験者の結果をサンプルとして今後に活かしたり、いろいろな活用方法ができるので無料なのかな、と思っています。もちろん、納得の上で受験させています。

全国統一小学生テストの参加者数

全国統一小学生テストの参加人数は、成績表に記載されてきます。6月受験者数は、一年生は10071人でした。11月は少し多くなっているのかな?と予想しますが、どうでしょうか?

6月は首都圏で4466人、関西圏で1024人、合わせると全体の半数以上になりました。また北海道で372人、愛知県で418人、福岡県で528人。これらの数字からも分かるように、他の都道府県からの受験者はそれほど多くなく、数人~150人くらいになっていました。

このような傾向は11月も変化ないのではないかな、と思います。

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国語 全国統一小学生テスト一年生 11月で出題された問題

国語は、大問が5題

基本的な問題と、長文読解です。

しっかりと点数を取っておきたい基本問題

1~4は基本的な一年生らしい問題で、ここは確実に取っておきたいものばかりでした。カタカナの正しい表記を選ぶもの、「お、を」「え、へ」を選んだりするもの、物の数え方を選ぶもの、漢字。

長女の自己採点によると、一題だけ漢字が書けず、他は正解していそうです。1~4で、合計102点、1問無回答で、97点のようです。

難化する長文読解

5は長文読解です。6月の全国統一小学生テストでは、長文読解をやった経験がなく、全く太刀打ちできずに0点で終わりました。今回は?

受験直後に、「読解できたの?」と長女に尋ねたところ、「読み終わる前に終わっちゃったー!」と明るく一言。

ががーん。また0点じゃないか!!!と即座の悟った私は、それ以上、長女に何も言えませんでした。

けれど、出された問題を見てみると、さらに長い文章となっていてビックリ!1行23字の113行もありました。設問は7題で、全部で16問、各3点でした。長女は無回答なので0点。

ただ、本番では問題の文章さえも読めなかった長女ですが、家でやらせると、8~9割正解していました。間違えたのは、単語の意味が分からずに、問題文の意図が理解し切れなかったもの。語彙力がまだまだ足りません。

あとはやはり文章を読むスピードと、問題を解くスピードが圧倒的に遅い。全部で30分くらいかかっていました。これでは、テスト時間が30分の全国統一小学生テストでは、問題全てをこなすことは無理です。

長女は6月の全国統一小学生テストで読解の練習をする必要を感じたので、夏休みから問題集を導入しました。いきなり今回のテストのような長文は難しいので、本当に初歩的なところから。まだまだ標準レベルを解いている状態です。

また、読書も増やしています。一度読むだけで、本のあらすじを把握して、私が問うことに対してほぼ的確に答えられてはいるので、読解力は着実についているようには思います。割と長い文章の本も読めているので、このまま進めていこうと思います。

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国語の課題は解くスピード

長女の国語の課題は、解くスピード。とにかく、一問一問解くスピードが遅いこと。どれだけ前半の問題に時間をかけていたのかは分かりませんが、読解の問題で文章さえもほとんど読む時間がなかったとのこと。

前半は基本的な問題で、それほど考えずに答えられるものばかり。また、漢字は分からなければ、考えても分からないもの。諦めて次にいく判断も必要です。そこでいつまでも悩んでいれば、どんどん時間はなくなっちゃいますよね。

後半の長文読解は、家でやらせてみると8~9割できていたので、時間がなくて手をつけられなかったというのは非常にもったいない。前半は10分以内で終わりにして、後半に時間をかけることができれば、結果は全然違うものになったな、と思います。

学校のテストでは、問題数が少ないですし、授業中に既出のものばかりなので、時間に余裕も持って答えられているようです。けれど、全国統一小学生テストのように初めて見て大量の問題に答える場合は、スピードと正確に答える力が必要。

今後も、今取り組んでいる読解の問題集を確実にこなしていくこと。そして、読書をし続けて、長文に慣れたり、語彙を増やしたりしていくこと。当面はこの2つが重要だと感じます。

全国の中には、150点満点もしくはそれに近い点数を取れる子もいるでしょう。けれど、いきなりそこを目指しても無理。まずは、着実に、長文読解に慣れることが大切ですし、徐々にスピードアップできるように積み重ねていくしかありません。

追記…

結果が届きました。
150満点中97点、平均点は95.4点で、偏差値50.4 でした。

ほぼ平均ですね。
これで読解問題がしっかりと解く時間を確保できるようになれば、高得点が期待できそうです。
せめて、偏差値60くらいにはいて欲しいですよね。

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算数 全国統一小学生テスト一年生 11月で出題された問題

算数は、大問が7題

基本的な問題と文章問題、応用問題です。

凡ミスを避けたい基本問題

1~3は数字に関する問題や、たし算、ひき算。基本問題ではあるものの、ほんの少しだけ複雑な問題や応用問題が含まれています。

とはいえ、学校の授業レベルがしっかりできていれば、答えられるものばかり。凡ミスさえ気をつければ、全問正解を目指せるところです。

長女の自己採点としては、全問正解していそうです。全部で73点。150点満点なので、ほぼ半分となります。全国統一小学生テストは、基本問題に割と点数比重が大きく、応用問題は1問あたりの点数配分が低くなります。

そのため、基本問題がしっかりと解けていればほぼ平均、文章問題や応用問題がどれだけできるかで差が付いてきます。

落ち着いて読めば解ける文章問題

4は、文章問題が5問。たし算、ひき算、時計、図、順番です。

文章問題といっても、3~4行の短いものですし、複雑なものでもありません。ですから、しっかりと落ち着いて読めば解けるものばかり。

長女は、初めの3問は正解していましたが、残り2問はミスをしていました。文章をしっかりと読み込めていないことが原因です。それほど複雑な文章問題ではないのですが、学校ではやらないレベルのもの。これは練習が足りなかったようです。

1問5点で、3問正解の15点でした。

難度が高い応用問題

5~7は、難度が高い応用問題でした。5は図形、6は数字、7はサイコロを使った応用問題でした。

長女は全滅です。5の図形は見ただけで無理だと判断し、6に取り組んだようです。そして、6をやっている途中で時間切れとなったようで、7の存在には気づいてもいませんでした。「えー、まだ(問題)あったんだ!」とあっけからんと話していました。

6の問題も結局回答できていなかったのですが、問題の意図をしっかりと読み込めていないようでした。これは、算数というよりも国語の問題かもしれませんね。文章を読み解く、読解力が不足しているようです。一緒に解いていったら、すべて回答できました。

5の図形の応用問題は、想像力ですね。図があって、線部分で折るとどのような図になるか、という問題です。線で折った後に、どの線がどこにくるか、どの点がどこにくるか、一つひとつ想像していかないと答えはでません。何となくで答えると、大抵間違えますね。

7のサイコロの問題は、なかなか難易度が高いです。けれど、一緒に解いていったら、全問正解できました。初めて見るタイプの問題なので、理解するまでに時間がかかりますし、一人の力では無理なようです。

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算数の課題は、文章問題や応用問題を数多く解くこと

算数の課題は、文章問題や応用問題を数多く解くこと、これしかないと思います。

4の文章問題や5~7の応用問題は、難度は高いですが、類似問題を解いたことがあれば難なく解けるでしょう。学校の教科書レベルだけでは太刀打ちできないようなものばかりなので、家庭学習で文章問題や応用問題を数多くこなすことが重要だと思います。

あらゆる問題に触れて、文章問題や応用問題に慣れること。応力をしっかりとつけることが大切。思考力や想像力を必要としますし、難題でもあらゆる方法を試して解を導き出す忍耐力も必要となります。

夏休みから、「最レベさんすう問題集小学1年」に取り組んでいますが、標準レベル、ハイレベはそれほど悩むことなく解けますが、最レべとなると説明が必要なものが多くなります。けれど、類似の問題はいくつも載っていないので、定着するまで練習できないのが難点。

一通りこなせたら、同レベルか、最レべレベルのみの問題集を導入しようかと思います。あとは、思考力や想像力を養うための問題集、サピックスあたりを導入した方が良いのかな、と考えています。算数は楽しみながらこなせる問題集が良いですよね。

追記…

結果が届きました。
150満点中87点、平均点は80.6点で、偏差値52.1 でした。

平均よりちょっと上ですが、6月は偏差値55.6 でしたので、やや落ちています。
応用力を徐々につけていって、後半部分の問題もしっかりと解けるようにしていきたいですね。
せめて、偏差値60くらいにはいて欲しいですよね。

全国統一小学生テストの対策は?過去問題集はある?

全国統一小学生テストの対策はどうしたら良いのでしょうか?

全国統一小学生テストで良い点数を残すには、過去問題集をやり込んで出題傾向をつかむこと、そして出題されそうな問題を徹底的にできるようにすること、だと思います。

全国統一小学生テストの過去問題集は売っている?

全国統一小学生テストの過去問題集は、売っていないようです。でも過去問題を手に入れる方法はあります。

今回、全国統一小学生テストを受験するにあたり、事前の対策授業を申し込みました。もちろん無料です。会場として選んだ塾より、事前に連絡をもらい、対策授業の日程を決定しました。

実際に対策授業に行ってみると、去年11月の全国統一小学生テストを解いて、できなかったものを個別に教えてもらってきたようです。全問ではありませんでしたが、回答ももらってきたので、残りは家庭で対応可能でした。

塾によっては、過去問題を3年分もらえたりするようですので、この機会に全国統一小学生テストの過去問題を手に入れることはできると思います。通塾していれば、もっと柔軟に対応してくれるでしょうから、過去問題は手に入れやすいかもしれませんね。

全国統一小学生テストの対策に「はなまるリトル」

全国統一小学生テストの対策のために、問題集を取り入れようか悩んだ時にあれこれ調べたのですが、口コミ等によると、「はなまるリトル」シリーズが良さそうです。

というのは、全国統一小学生テストは四谷大塚主催なので、四谷大塚から出ている「はなまるリトル」シリーズが出題傾向が似ていて良いとのこと。

全国統一小学生テストの対策として、長女にやらせようか悩んだのですが、結論としては、他の問題集をやっている途中だったので、中途半端に新たな問題集を導入するのは良くないと判断し、取り入れるのは止めました。

けれど、「はなまるリトル」シリーズ自体は興味があるので、チャンスがあれば、導入してみようと思います。

全国統一小学生テストの対策は必要?

全国統一小学生テストの対策は必要かどうかというと、それぞれの考え方によると思います。全国統一小学生テストで高い点数を取っておきたいと思うならば、やはりしっかりと対策をした方が良いと思います。過去問題をやるとか、「はなまるリトル」をやるとか。

けれど、常日頃やっていることで、実力を見たい、というのであれば、普段通りのことをやって挑めば良いと思います。我が家はこの選択でした。私としては、全国統一小学生テストで良い点を取ることが目的なのではなく、現状を把握して課題を知りたいんですよね。

もちろん、少しでも良い点を取らせた方が長女も喜ぶでしょうし、テンションも上がります。でも、まだそのレベルじゃないんですよね。良い点を取るには国語の読解や算数の応用で点数を稼ぐことが重要です。しかし、まだまだそこまでいきついていないのです。

だから、現状取り組んでいる問題集を続けて、着実に基礎力を高めることに注力し、全国統一小学生テストを受験しました。

結果としては6月とほぼ変わらないような気がしますが、実力が確実にアップしていると感じています。というのは、無回答の問題を家で解かせたら、割と正解していたこと。今回の大きな課題は、問題を解くスピードだったのです。

このまま取り組んでいって、実力をつけて、解くスピードを速められれば、きっと点数は伸びてくると思います。

教科書レベルで受験すると厳しい現実が

もし、学校の教科書レベルのみで、通塾も家庭学習もせずに、全国統一小学生テストを受験するとなると、厳しい現実を突きつけられると思います。

国語と算数で各150点満点ですが、10点や20点という結果になる可能性も高いです。

というのは、学校の教科書レベルの問題はほんの数問しかないこと。見たことがない問題ならば、解けなくても仕方ないこと。そして、何よりも、30分(国語と算数で60分)というテスト時間に耐え切れるかどうかということがあります。

全国統一小学生テストのサイトには、80%の正解率を目指した問題、とか何とか書いてありますが、絶対にそんなことはありません。平均点は6割くらいじゃないかと思います。しかも、通塾や家庭学習で、ある程度お勉強している子たちばかりが受験します。

高得点を叩き出す子たちは、中学受験やそれ以降のことを考慮して日々努力しています。教科書レベルだけでは、全く太刀打ちできないレベルなのです。

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全国統一小学生テスト、一年生で受けた方が良いの?


全国統一小学生テスト、一年生で受けるべきかどうか、というのは個々人の判断によるもので、一概にどうとは言えませんが、それなりに勉強に力を入れているならば受けると良いと思います。

子供の現状を把握し、課題を明らかにできる

我が家の場合は、通塾せずに家庭学習で進めていますので、全国統一小学生テストを受験することで、長女の現状が把握できるのと、課題が明らかになることが良いと思っています。また、高得点を取るような子が、どんな問題に取り組んでいるのかが分かるのも良いと思っています。

学校内では、まだまだ一年生なので成績順などは一切出ません。通知表も、絶対評価なので、他の子と比べてどうかは分かりません。そもそも、教科書レベルの内容では、まだそんなに大きな差はついていないでしょう。

けれども、実際にはすでに大きな差がついていて、どんどんこの差は広がっていくのです。6月に受験した全国統一小学生テストの結果を見てみると、都道府県別に偏差値分布が載っているのですが、長女は半分よりは上にいるものの、より高得点を取っている子がたくさんいるのです。

長女が無回答で提出した国語の読解や算数の応用問題を、難なく解いて正解している子が実は身近なところにたくさんいるのです。全国レベルで見ると、もっともっともっとたくさんいるのです。

結果に一喜一憂するのは無意味

全国統一小学生テスト、受験すれば結果(成績表)が数字で明確になって出てきます。順位も偏差値も出てきます。男女別、都道府県別にも、順位が明らかになります。

けれど、小学一年生のこの成績がそのまま続くわけではありません。今上位の子たちがずっと上位でいられるかは分かりませんし、今後どうなるかは個人の頑張り次第です。同じように、今下位の子たちだって、努力次第で結果は大きく変わっていきます。

ある意味では、一年生のこの時点での結果は無意味なのです。結果に一喜一憂する必要は全くないのです。数字だけで判断してしまうのは、とても意味がないことなのです。

全国統一小学生テストは、結果(数字)を見るだけでなく、今後にどう活かすか、が非常に重要なのです。全国統一小学生テストで出題される問題は、面白い、難度の高いものがたくさんあります。

そういう問題に触れさせて、子供を刺激すること、解けるように導くこと、思考力や想像力を養うこと、非常に良い機会になります。

全国統一小学生テスト、一年生で受けない方は良い子

中には、全国統一小学生テストを一年生で受けない方が良い子もいます。

それは、学校以外で全く勉強しない子、勉強に興味がない子です。国語と算数、各30分のテスト時間さえも耐え切れないでしょうし、解ける問題も数少ないと思います。結果も、0点もあり得ますし、20点30点の可能性も高いです。

そうなった場合に、自信をなくすことにならないか、より勉強を嫌い・苦手にならないか、そこが気になります。もちろん中には、天才的な頭脳で、初見で高得点を叩き出す子もいると思いますが。

それから、子供を全くフォローしない親、結果(数字)だけで子を評価する親も、全国統一小学生テストは一年生で受験させない方が良いと思います。結果が良くも悪くも、前述したとおり、一喜一憂する意味がないものだからです。

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全国統一小学生テスト一年生の結果、11月。課題はやっぱり… まとめ


全国統一小学生テスト一年生、6月に続き、11月も受験しました。

結果を見てみると、6月に比べて実力はアップしているものの、問題を解くスピードが圧倒的に遅い、という課題が明らかになりました。時間が足りなくて、国語の長文読解や算数の応用問題に手をつけられていないのです。

基本問題はしっかりと点数が取れているようなので、さらに応用力をつけていくようにして、徐々にスピードアップを目指していきたいと思います。

次回は、小学二年生の6月。もっと大きな変化を望みたいものです。

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