熊本市動植物園全面開園。熊本地震から復旧完了！戻ってきた市民のオアシス・水辺の動植物園

熊本市動植物園が全面開園！

市民のオアシスである水辺の動植物園、熊本市動植物園が戻ってきました！

熊本市動植物園は熊本市民のオアシス・江津湖のほとりにあります。

熊本市動植物園の園内は動物ゾーン・植物ゾーン・遊園地ゾーンの3つのエリアに分かれています。

2016年の熊本地震の影響で一時休園していましたが、復旧工事が完了して2018年12月22日から全面開園を果たしました。

この記事に書いてあること

1 熊本市動植物園の概要
2 熊本市動植物園が全面開園！熊本地震の復旧工事が完了
3 熊本市動植物園は数多くの種類のサルたちを、見比べて楽しめる
4 熊本市動植物園は江津湖そば、水辺の環境を生かした動植物園づくり
5 熊本市動植物園は遊園地気分を楽しめる、遊戯施設もあります
6 熊本市動植物園の情報

熊本市動植物園の概要

「熊本市動植物園」は江津湖のすぐそばにある別名「水辺の動植物園」です。動物ゾーン、植物ゾーン、そして併設の遊園地ゾーンの3つのエリアに分かれています。約120種800頭の動物と、約800種5万点の植物を楽しむことができます。

動物ゾーンでは、ワオキツネザルやマンドリルなどたくさんの種類のサルや、ユキヒョウなどの猛獣、シマウマやサイといったアフリカの動物など、エリアごとにさまざまな動物を展示しています。インコやクジャクなどの鳥類、ワニやニシキヘビなどの爬虫類も見ることができます。ニホンザルやニホンジカ・タンチョウなど日本の生き物も展示していますし、もちろん象やキリンなどの人気の生き物もいます。

動物ゾーンでは、見るだけではなくヤギやヒツジと触れ合うことができるふれあい広場や、動物について学べる資料館も併設されています。子供が生き物に対する興味や関心を育てられる動物園です。

植物ゾーンは広い花畑をはじめ、水湿生植物園や四季の花木園など、いくつかのエリアに分かれています。テーマごとに、多様な植物を楽しむことができるようになっています。

入園料は幼児は無料、小学生が100円、大人は300円となっています。

車の場合は国道57号線を使って来園することができます。バスや市電も通っていて来園に便利です。

熊本市動植物園が全面開園！熊本地震の復旧工事が完了

熊本市動植物園は、2016年の熊本地震の影響で一時休園していました。熊本市動植物園の動物舎や植物園施設は、地震によって液状化や地割れなどの大きな被害を受けていました。

全面休園から部分開園になったのが翌年2017年2月25日のことです。再開されたのは比較的被害の少なかった南側のエリアで敷地全体の約4割でした。

現在では復旧工事が完了しており、2018年12月22日から全面開園を果たしました。

熊本市動植物園は数多くの種類のサルたちを、見比べて楽しめる

熊本市動植物園は子供にも人気の動物・サルの仲間が、たくさん展示されています。

正門から入ってすぐのところに、クロクモザルやワオキツネザルなどがいる「モンキーアイランド」があり、来園者を出迎えてくれます。その周辺には、ニホンザル・シシオザル・キンシコウが、それぞれ独立して展示されています。リスザルやマンドリルなどがいる「サルたちの森」もそのそばにあります。

また、白鳥池の中には、チンパンジーが住む「チンパンジーアイランド」があります。

これらサルの仲間は、近場にまとまって展示されているので、たくさん歩けない小さな子供でも見て回りやすいです。大人が抱きあげて連れていける距離なので、ぐずってしまった場合にも対応しやすいですね。

熊本市動植物園は江津湖そば、水辺の環境を生かした動植物園づくり

熊本市動植物園は下江津湖に接しており「水辺の動植物園」となっています。園内には、かも池・白鳥池・よし池の3つの池があります。

かもなどの野生の水鳥が泳ぐ姿を観察することができます。

白鳥池には小島が浮かんでおり、そこにはチンパンジーが展示されている「チンパンジー愛ランド」があります。白鳥池においては、フラミンゴも展示されています。

植物ゾーンでは水辺の立地を生かし、水湿生植物園や日本庭園がつくられています。

熊本市動植物園と下江津湖の境には、サイクリングロードが整備されています。水辺の道を自転車で走ることができます。自転車は無料貸し出しサービスがあり、気軽に楽しめます。レンタサイクルの受け付けは、南門で行われています。

熊本市動植物園は遊園地気分を楽しめる、遊戯施設もあります

熊本市動植物園には、たくさんの動物が展示されている「動物ゾーン」と豊富な植物が見られる「植物ゾーン」の間に乗り物を楽しむことができる遊園地ゾーンがあります。動物を見て回った後は乗り物も楽しめます。

メリーゴーランドやティーカップ、子ども列車など、小さな子供が喜ぶのりものが10種類以上。さらに観覧車やモノレールなどもあり、子連れのレジャーに最適です。モノレールのコースは、動物エリアをぐるっと一周し、象やキリン・ペンギン・シロクマなど、人気の動物のそばを走ります。子供が喜びそうな遊戯となっています。

どの乗り物も300円以下とお手頃な料金となっています。たくさんの種類の遊戯施設があるので、飽きやすい小さな子でも、一日中楽しむことができます。