伊勢シーパラダイスは三重県の伊勢夫婦岩にほど近い水族館です。
伊勢シーパラダイスでは、イルカのキャッチボールのショーやツメナシカワウソと握手したり、アザラシにタッチしたり、トド・アシカ・セイウチなどのショーを楽しめます。
この記事に書いてあること
伊勢シーパラダイスの概要
「伊勢夫婦岩ふれあい水族館」(通称:伊勢シーパラダイス)は、JR二見浦駅より徒歩20分、伊勢神宮より車で約20分の夫婦岩からほど近いところにあります。1966年にオープンした水族館で、長年「二見シーパラダイス」の名前で親しまれていましたが、2016年4月に「伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス」に改名しました。
規模は比較的小さめの水族館ですが、見ごたえ十分。夫婦岩への行き帰りに立ち寄る観光客や地元のかたも訪れます。併設の「伊勢夫婦岩ショッピングプラザ(旧:二見プラザ)」という地元のお土産売り場でショッピングやお食事も楽しめます。
お近くの全国的にも展示数・来館者ともに大規模で有名な鳥羽水族館とは、また異なる魅力にあふれているようです。
まず伊勢シーパラダイスの入口でトド親子の歓迎を受けます。淡水魚・海水魚のゾーンや回遊スペースをはじめ、コツメカワウソ・ノコギリエイ・アシカ・セイウチ・イルカ・ツメナシカワウソ・ペンギンなどを見ることができます。
南国の植物や滝が流れるトロピカル広場や、ドキドキわくわくの海獣と直接ふれあえるイベントでは癒しのひとときと共に子供たちの喜ぶ笑顔がみられそうです。
ツメナシカワウソと握手したり、アザラシにタッチしたり、イルカのキャッチボール、トド・アシカ・セイウチなどのショーを楽しめます。
ショーの時間は15時には終わってしまうので注意してください。海獣たちとガラス越しでないふれあいができるのが特徴です。なお「あっかんべー」のポーズで有名な、全国で唯一みることのできたミナミゾウアザラシの丸子ちゃんは2013年4月までの24年3ヶ月のご長寿世界一をまっとうし現在は会うことはできませんが、語り継がれる伝説のアイドルで、その丸子イズムは今も水族館に受け継がれています。
熱帯植物園のトロピカルランドに淡水魚
伊勢シーパラダイスには南国の植物の中に熱帯性淡水魚を展示した「トロピカルランド」があります。この広場ではバナナの木やブーゲンビリヤなどが生い茂り、緑いっぱいの空間には滝が流れ、さながらジャングルの再現のよう。
鍾乳洞のような洞窟のトンネルの中を歩きながら、水槽がならんだひとつひとつの展示をみていると思わず大人も子どもも時を忘れて見入ってしまいそうです。水族館スタッフによる手書きの解説ポップなどいたるところに工夫がみられます。
また同館2階には伊勢湾の魚たちが泳ぐ、大回遊水槽の展示もあります。植物園の中にはトロピカル茶屋もあり、ドリンクや軽食の用意もあります。水族館での散策に疲れたら、こちらの緑いっぱいの空間でひと休みするのもおすすめです。
ドキドキきわくわくイルカやカワウソなど海獣とのふれあい
子供たちに人気のイルカやペンギンをはじめ海獣たちとガラス越しでない目の前の近くでみて、ときにはふれあうことができます。イベント会場では体重1トンを超える巨大なセイウチが真近を通り、大きな鳴き声をあげます。人と同じように体温を感じられるタッチができる体験もあります。イルカプールではボールのキャッチボールを誘われるかもしれませんね。
かわいい顔と不思議な感触が人気の「ツメナシカワウソ」と握手ができるのは世界で伊勢シーパラダイスだけです。
子どもたちにとっては日常から離れ、生でみる海獣たちに驚きとドキドキわくわくを感じられる貴重な機会です。きっと素敵な思い出となることでしょう。大人にとっても、こうした海獣とのふれあいは、日ごろのストレスを忘れる癒しの体験となると水族館側でもいわれているようです。
「伊勢夫婦岩ショッピングプラザ」と近場の夫婦岩散策もおすすめ
伊勢シーパラダイスに併設の「伊勢夫婦岩ショッピングプラザ」では地元グルメのお土産売り場が立ち並び、ショッピングを楽しむことができます。また海鮮などのお食事処や赤福の出張店舗も入っているので伊勢観光を満喫することもできます。
ご来光の風景で有名な「夫婦岩」への散策もおすすめ。伊勢シーパラダイスと伊勢夫婦岩ショッピングプラザ、夫婦岩の駐車場は共用になっています。澄んだ青い海に浮かぶ夫婦岩へ歩いていくと、朱塗りの鳥居がみえます。二見興玉神社の社殿です。ゆったりとした時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
伊勢シーパラダイスの情報
伊勢夫婦岩ふれあい水族館(伊勢シーパラダイス)
●住所:三重県伊勢市二見町江580
●電話番:0596-42-1760
●ホームページURL:https://ise-seaparadise.com/