蚊に刺され、腫れてパンパン!ひどくなる理由は?

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蚊に刺されると、腫れてパンパンになることがありますよね。特に、子供の場合。

その理由って何でしょうか?

そして、最近よく蚊に刺される子供たち。「蚊に刺されたー」と言われれば、「ムヒ塗っておきなー」「あまり掻いちゃダメだよー」と返すばかりですが、今日は、次女から素朴な疑問が出ました。

「蚊に刺されると何でパンパンに腫れるの?何でかゆいの?」

親として、子供の疑問にはきちんと答えてあげたい、と思っている私は、早速、蚊に刺されについて調べてまとめました。

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蚊に刺される。腫れ方が大人と子供で違う

蚊に刺されるとどうなるのでしょうか?

私の場合は、蚊に刺されると刺された箇所がぷくっと腫れて、強いかゆみが出てきます。虫刺されの塗り薬でも塗っておけば、そのうち腫れもひき、かゆみも鎮まります。

これが私の蚊に刺されたときの症状です。他の人も(個人差はあっても)同じようなものだと思っていました。けれども、実は蚊に刺されたときの症状には別のタイプがあるのだそうです。

蚊の虫刺され症状には大きく2種類あり、一般的に小さい子供の症状は私たち大人とは違うようなのです(子供ができるまで、違いがあるとは私も知らなかったのですが…)。

なぜ同じ「蚊の虫刺され」なのに、症状に違いが出るのでしょうか?症状にはどういう違いがあるのでしょうか?

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蚊に刺されて腫れる仕組み


蚊は血を吸う昆虫です。血を吸うために皮膚を刺したとき、血が固まらないように唾液成分を注入します。血が固まらなければ安心して必要な量の血液を吸い出せるというわけです。

しかし、蚊にとっては食事をするために注入する便利な唾液成分ですが、人間の方は唾液成分のせいでやっかいな虫刺されの症状が起こってしまいます。

蚊の虫刺されの症状の正体はアレルギー反応

蚊の唾液成分は人体にとって異物です。なので、体内に入ってきた唾液成分に対して人体はアレルギー反応を起こします。

この「唾液成分への人体のアレルギー反応」が蚊の虫刺され症状の正体なのです。

蚊の虫刺され症状。2種類のタイプ

アレルギーの反応には「即時型アレルギー」と「遅延型アレルギー」の2種類のタイプがあります。

「即時型アレルギー」はすぐにかゆくなるタイプです。

「遅延型アレルギー」は後からかゆみがぶりかえすタイプです。

症状が出る発端は「蚊の唾液成分で同じ」なのです。しかし、それに対するアレルギー反応の現れ方が違っているということになります。

蚊の虫刺され:即時型アレルギー


蚊に刺された時の「即時型アレルギー」の症状と対処法をまとめました。

即時型アレルギーの症状

即時型アレルギーの場合、蚊に刺された後ですぐにかゆくなり、腫れてきますが、数時間程度すると自然に腫れは引きます。腫れ方は刺されたところの皮膚がプクッと膨れる感じです。

蚊の虫刺されの即時型アレルギーは、大人に多い症状です(私の症状もこの即時型アレルギータイプでした)。

即時型アレルギーの対処法

数時間で自然に症状が治まるはずですが、一時的なかゆみをどうにかしたい場合は、冷やしたタオルを肌にあてたり、市販の「かゆみ止め」を塗るなどすれば、しのぐことができます。

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蚊の虫刺され:遅延型アレルギー


蚊に刺された時の「遅延型アレルギー」の症状と対処法をまとめました。

遅延型アレルギーの症状

遅延型アレルギーの場合、蚊に刺されてすぐには症状が出ません。刺された数時間後から翌日にかけて、かゆみがだんだんと強くなり、刺された皮膚が赤くパンパンに腫れあがります。水ぶくれができることもあるそうです。

それから1~2週間、かゆみは何度もぶり返すことがあります。時にはパンパンに腫れた上に、硬いしこりになって何ケ月もかゆみが続くこともあるようです。

蚊の虫刺されの遅延型アレルギーは、子供に多い症状です。ただし、体質によっては大人でも遅延型の症状が出ることがあるそうです。

遅延型アレルギーの対処法

強くかいたり、かきむしってはいけません。症状が悪化して、治りにくくなってしまいます。

かゆみ症状が強いときは、専門家である皮膚科の先生になるべく早く相談するのがよいでしょう。

蚊の虫刺され症状。なぜ「即時型」と「遅延型」の2種類があるの?


皮膚科の先生がおっしゃるには、蚊に最初に刺された時は症状が出ないそうです。でも、蚊に何度か刺されるとアレルギーが生じるようになり、遅延型アレルギーの反応が起こるようになることが分かってきたのだそうです。

そして、さらに繰り返し蚊に刺されることで、遅延型の症状は、即時型アレルギーの症状へと移っていくと考えられています。

蚊の虫刺され症状の違いは、アレルギーの仕組みで説明できそう

なるほど。どうやら普通のアレルギーと同じように考えると説明ができそうです。

蚊の虫刺され症状の正体は唾液成分へのアレルギー反応、つまり、「抗原(こうげん)」への過剰な免疫反応です。

最初に刺されたときは、「抗原」である唾液成分への「抗体(こうたい)」が体内にないため、免疫反応が起こりません(かゆみや腫れも起こらない)。

何度も蚊に刺されると体内に「抗体」ができて、過剰な免疫反応が起こるようになります。そして、やっかいなアレルギー症状のかゆみや腫れとなって表れてくると考えられます。

それから、大人と子供で症状の違いが出ることも説明できそうです。つまり、大人の症状が「即時型アレルギー」タイプなのは何度も繰り返し蚊に刺されたことで、子供の時の「遅延型アレルギー」タイプの症状が「即時型」へと変わったと考えられる、とことですね。

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蚊に刺されると腫れてかゆくなるのは何故? まとめ


蚊は刺したときに、血液が固まらないように唾液成分を注入します。この唾液成分に対してアレルギー反応が起こると、蚊の虫刺され症状のかゆみや腫れが表れてきます。

蚊の虫刺され症状には「即時型アレルギー」と「遅延型アレルギー」の2種類のタイプがあります。

「即時型アレルギー」は蚊に刺されるとすぐにかゆみや腫れが出て、数時間で自然と収まるタイプです。大人に多い症状です。冷やしたタオルを当てたり、虫刺されの「かゆみ止め」を塗ると症状が緩和されます。

「遅延型アレルギー」は刺されてすぐには症状が出ません。数時間後から翌日にかけてかゆみが強くなり、赤く腫れます。それから1~2週間は何度もかゆみがぶり返します。子供に多い症状です。かゆくてもかきむしってはいけません。早めに皮膚科に相談しましょう。

さて、蚊に刺された時の症状と仕組みを調べることができました。アレルギー反応や、2種類の症状があることも分かりましたが、小さい子供たちにはちょっと難しそうです。うーむ、困った。

「蚊に刺されると、蚊の唾液成分に体が反応して、かゆくなったり腫れたりするよ」と、これくらいなら、かみ砕いて説明していけば、すぐ分かってくれそうです。

細かいところの説明は、子供たちの理解度を見てながら、おいおいでいいですよね…。

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