妊婦は便秘により、イライラや不安を感じやすくなっています。
妊婦のマイナートラブルのひとつに便秘があります。
ホルモンバランスの変化や、自律神経の乱れ、ストレスは便秘を引き起こす原因になるものですが、便秘が原因で、さらに、ストレスがかかり、情緒不安定を誘発することもあります。
便秘と心の問題、両者は互いに影響しあっているようです。
そこで、ここでは、便秘が原因の妊婦のイライラや不安について詳しくみていくことにしましょう。
妊娠中のイライラや不安は誰でも体験している
妊娠中に、イライラしたり、不安になったり、情緒が安定しないといった経験は、誰にでもあるものです。
というのも、妊娠中は、情緒が不安定になる要因がたくさんあるからです。
妊婦のイライラや不安の原因は?
では、妊婦がイライラや不安など、情緒不安定に陥るのは、なぜでしょうか?
妊娠中の女性の情緒不安定の原因としては、下記のように、いろいろなものが考えられます。
ホルモンバランスの変化
妊娠すると女性ホルモンの分泌が活発になります。
特に最初の大きな変化を体験する妊娠初期や、分泌量が急激に増える妊娠後期はホルモンバランスの変化の影響で、情緒不安定になる女性が多く見られます。
妊娠による体調不良
妊娠初期には、つわりによる吐き気や嘔吐で苦しむ女性も多くいます。
また、後半は、大きくなったお腹の圧迫で胃がむかついたり、頻尿や、腰痛など様々な体調不良がおこりがちです。このような体調不良の時は、どうしても、気持ちがイライラしたり、ネガティブになりがちなものです。
精神的なプレッシャー
元気な子を産まなくてはというプレッシャー、出産によって生活が変化することへの不安、妊娠中も家事は完璧にしなくてはという無理など、様々な精神的プレッシャーのために、情緒不安定になりがちです。
上記が妊婦のイライラや不安の大きな原因としてよくあげられるものです。
もちろん、これらも情緒不安定をひきおこす大きな要因となっていますが、これ以外にも、もう一つ、見落としてはいけない原因があります。
それは便秘です。
便秘は妊婦のイライラや不安を煽る?
便秘は腹痛や、嘔吐、痔、肌荒れ、様々な悪影響を体に及ぼします。しかし、それだけではなく、精神的に大きな影響を与えてしまう場合があります。
腸の健康と、心の健康は、お互いが深くかかわり影響しあっています。
そのための、便秘が続くと、精神的に不安定になりやすく、イライラすることが増えたり、いろんなことが不安でたまらなくなったり、集中できなくなったりするのです。
ストレスを感じやすくなり、不安感や、不眠、無気力に悩まされる妊婦も多くいます。
出るべきものが出ないことは、それ自体がストレスです。そのストレスゆえにさらに便秘を悪化させてしまうという悪循環に陥るケースもあります。
先にみてわかる通り、妊娠中の女性は、ホルモンバランスの変化や、妊娠による体調不良、精神的プレッシャーにより、妊娠する以前に比べて、情緒が不安定になりやすい状況下におかれています。
その上さらに、便秘の慢性化が重なると、イライラや不安はさらに助長されてしまいます。このような状況を放置しておくと、様々な精神的な疾患を引き起こすきっかけにもなりかねません。
イライラや不安感が長引く妊婦さんの場合、便秘が慢性化しているケースも多いので、注意が必要です。
便秘が精神に影響を及ぼす理由
では、なぜ、便秘が精神面にまで、これほどの影響を及ぼすのでしょうか?
それは、腸と脳が、自律神経やホルモンを通して、深く作用しあっているからです。
脳がストレスを感じると、自律神経やホルモンを通して、ストレスの刺激が腸にも伝えらえることになります。それが、便意をおこしたり、お腹の痛みとなったりするのです。
一方、腸が細菌に感染するなどして、腸内環境が乱れた場合、脳にそのストレスが伝わります。また、空腹時には、腸からホルモンが放出されることで、脳が食欲を感じることもわかっています。
このように、腸と脳はお互いに影響しあっているのです。
そのため、便秘によって腸にストレスがかかると、脳はそれを不快な体験として感知し、そのために脳もストレスを感じます。
さらに、脳がストレス下におかれると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。そのようにして、自律神経が乱れると、胃腸の働きが低下し、便秘がますます悪化するという悪循環が生まれるのです。
交感神経が過剰になると、イライラしやすくなる
腸の働きをコントロールしているのは、自律神経です。
自律神経は、交感神経と副交感神経が交互に働くことで体全体の機能を正常にコントロールしています。
腸もまた、交感神経と副交感神経が交互に優位になることで、正常に機能します。
しかし、便秘の状態の腸内では、悪玉菌が優勢になり、自律神経のバランスを乱してしまいます。そのために交感神経が過剰に活発になるという状況がうまれることがあります。
交感神経は、活動的で緊張している状態を生み出しますが、過剰になりすぎた場合は、イライラや落ち着きのない精神状態をひきおこします。
ちょっとしたことでイライラしたり、物事に集中できなかったり、寝つきが悪くなったりするのは、そのせいです。
このようなイライラは、周りの人に対する八つ当たりやヒステリーとなって爆発することがあります。そうなると、そんな自分に腹がたち、ますますイライラした状態に陥ることになります。
そのイライラは、腸に伝わり、さらに便秘を悪化させるという悪循環に陥りやすくなります。
自律神経の乱れが慢性化する危険性も
便秘が慢性化すると、自律神経の乱れも慢性化するリスクが高まります。
なんとなく、不安な気持ちになったり、気分が落ち込みがちになってしまうのは、便秘による自律神経の乱れが原因かもしれません。
憂鬱、倦怠感、疎外感、不安感、無気力、焦燥感、くよくよなど、便秘による不調は、精神面にもこのような影響を及ぼす可能性があるのです。
一時的な情緒不安定でも、大変ですが、自律神経が慢性的に乱れるようになると、自律神経失調症を引き起こしかねません。
そうなると、治療も長引くことになりますので、そうなる前に、便秘を解消し、自律神経を整えていきましょう。
自律神経失調症とは?
妊娠することがきっかけで、自律神経失調症を発症するケースもよく見られます。
ただ、妊娠中は、つわりや、ホルモンバンランスの変化により、様々な体調不良がおこるために、自律神経失調症に気づきにくいようです。
自律神経失調症とは、バランスよく交互に切り替わるはずの交感神経と副交感神経がうまく切り替わらなくなり、バランスが崩れているために、体の機能に様々な障害が引き起こされる病気です。
自律神経失調症の原因は、特定するのが困難ですが、ストレスや、疲労、体質や性格、生活習慣の乱れなどが、複合的に影響していると思われています。
症状は人それぞれですが、急なほてりや冷え、夜中に興奮して眠れない、下半身のしびれ、手のしびれ、動悸、息切れ、食欲不振、便秘、下痢、めまい、吐き気、ドライアイ、涙目など、様々な症状が見られます。
妊娠中でも飲める薬もありますので、疑わしいなと思ったら、かかりつけの婦人科で相談してみてください。放置しておくと、出産後も症状が続き、症状が悪化する可能性もあります。早めの処置が必要です。
妊婦の便秘が原因のイライラや不安にはどう対処する?
便秘が妊婦のメンタル面に強い影響を及ぼし、精神的な問題がさらに便秘を悪化させていることは理解いただけたかと思います。
では、便秘が原因で引き起こされる妊婦のイライラや不安にはどう対処していけばよいでしょうか?
まず、何よりも大切なのは、便秘がストレスや不安を増幅させ、それがさらに便秘を悪化させ、そのことによりさらに情緒が不安定になるという悪循環のループを断ち切ることが大切です。
そのためには、根本的な原因となっている便秘の解消に取り組む必要があります。便秘を放置したまま、ストレス解消に励んでも、根本的な原因である便秘が解消されていなければ、イライラや不安感はおさまりません。
ただ、便秘といっても、その原因や種類も様々で、便秘の解消には、便秘の原因を探る必要があります。
妊婦の便秘の原因としては、下記のようなものが考えられますので、まずはご自身がどれに当てはまるのか確認してみましょう。
• 妊婦の便秘の原因1 ストレス
• 妊婦の便秘の原因2 運動不足
• 妊婦の便秘の原因3 食習慣
• 妊婦の便秘の原因4 水分不足
• 妊婦の便秘の原因5 睡眠不足
• 妊婦の便秘の原因6 子宮による腸の圧迫
• 妊婦の便秘の原因7 腸内環境の乱れ
上記で当てはまるものがあれば、その改善が必要です。
また、便秘の改善と同時に、ストレス解消にも取り組む必要があります。イライラや不安は便秘の原因になりえるからです。
即効性のある妊婦の便秘解消法
辛い便秘状態が続いている場合、いち早く便秘を解消したと思うのは当たり前ですね。
では、即効性のある便秘解消法は何でしょうか?
浣腸
浣腸を使用して、一気に溜まった便を出す、という方法があります。
ですが、妊婦の浣腸使用に対しては不安を感じる人が多いことでしょう。もし、浣腸の使用を検討している人は、ドラックストアなどで購入して自己判断で使用はせず、必ず、医師に相談をするようにしましょう。
便秘薬
妊婦でも使える便秘薬はあります。産婦人科の担当医に相談することで、必要となれば、処方してくれるでしょう。
ですが、妊婦でも使用可能とはいえ、薬は薬です。妊娠中の薬の使用に不安を感じる人は、避けた方が精神的に良いと思います。
妊娠中は、ちょっとしたことで過敏に反応しがちですので、不安材料となることは避ける方が無難です。
水分補給
妊婦は水分不足になっていることが多いです。水分が不足すれば便秘の原因ともなりますので、まずは常温の水をゆっくりと飲んでみましょう。
腸に溜まった便に水分を補給し、また、水分によって腸を刺激して蠕動運動が活発化することにより、排便を促す効果があります。
妊娠中は1日2リットル程度の水分補給が必要です。コップ1杯くらいの水をこまめに補給するようにしましょう。
オリゴ糖の摂取
便秘になっている腸内は悪玉菌が増えて、腸内環境が乱れている状態になっています。
そのため、腸内の善玉菌ビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖を摂取することで、善玉菌を増やして腸内環境を整えることが有効です。
おすすめは、妊婦でも摂取しやすい粉末状のオリゴ糖商品。中でも、カイテキオリゴは妊婦でも、赤ちゃんでも飲める人気商品です。我が家もすでに3年間愛用しています。
カイテキオリゴを摂取して、早い人では数時間で便意を感じて排便をすることができます。かなりひどい便秘状態だった人でも、カイテキオリゴとを撮り続けることによって、解消することができた人が多数いるのです。
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便秘にオリゴ糖が効く。カイテキオリゴ3年目の理由
妊婦の便秘によるイライラや不安、即効性のある解消法は? まとめ
妊娠中の女性は、便秘になりやすいものですが、便秘が妊婦の情緒を不安定している原因になることもあります。
便秘になると、腸内環境は悪化し、その結果、自律神経が乱れます。その自律神経の乱れは、不安感、イライラ、落ち込み、無気力など、情緒不安定を引き起こす原因となります。
また、情緒不安定によるストレスがさらに便秘を悪化させるという悪循環に陥るケースもよく見受けられます。
これらの根本的な解決には、便秘を解消しながら、同時にストレスの解消にも取り組む必要があります。ただ、妊娠中の女性は、妊娠を継続する上で、どうしても便秘になりやすい要因に囲まれているものです。
そのため、妊婦の便秘解消で即効性があるものとしては、オリゴ糖の摂取がおすすめです。カイテキオリゴは、便秘薬のような薬ではなく、オリゴ糖食品ですから、妊婦でも安全に食すことができます。