子供が英語を嫌がる時、親がやるべき対処法って何でしょうか?
最初は喜んで通っていた英会話教室なのに、何年か通っているうちに英語があまり好きじゃなくなってきたみたい・・・と感じたことありませんか?
ついこの間まで、楽しく聞いていた英語CDや見ていたDVDをいきなり拒否するようになった、ということはありませんか?
継続は力なり。でも継続って難しい時もありますよね。
子供が英語を嫌がるようになってしまったらどうする?
英語を嫌がらないようにするためにはどうする?
親として、今からできることを考えてみましょう。
この記事に書いてあること
購入した英語教材セット、もう飽きちゃった?!
大好きで毎日見ていた英語教材のDVD、ある日から見たいと言わなくなった・・・。
せっかく高価な英語教材セットを一式購入したのに、このままでは英語から興味が離れていきそう、と心配になったことはありませんか。
子供の興味はどんどん広がっていきます。
そしてあっという間に飽きてしまうこともよくあります。
せっかく購入した教材なので、それを活用していきたいところですが、子供の興味が少し離れてしまったら、教材はすぐに目につくような場所に置きつつも、その子が気に入りそうな英語の絵本やアプリ、動画など色々試してみてはどうでしょうか。
他のものを試している間は教材から離れてしまっても、久しぶりにまた教材使ってみようか!と出してみたら、また興味が復活するかもしれません。
教材にこだわらずに、英語に毎日触れさせていきましょう。
「英語が難しい」から「英語が嫌い」?
子供達はどんなときに英語が嫌いになってしまうのでしょう。
まず最も考えられるのは「英語が難しい」と感じた時ではないでしょうか。
多くの幼児向け英会話教室では、英語の分からない幼児でも入りやすいように、英語のゲームなど、まずは英語を楽しめる内容からレッスンを始めます。
ゲームなどで楽しみながら覚えられるので、すぐに「分からない〜」とつまずくことのないように配慮されていて、勉強するというよりも、楽しい英語の時間を過ごすという感じなのでしょう。
でもそれこそ理想的だと思います。
日本に生まれて日本語を話すようになる子供たちが「日本語が嫌い・・・」とは思わないですよね。
でも「国語」として学校で学ぶと「難しい・・・」と国語嫌いになる人はいます。
やはりそれと同様で、どのようなアプローチで英語を学ぶか。
英語が「勉強」になった時こそ、その子に合った方法を見つけることが大事なのでしょう。
心機一転!英語教室かえてみる?
英語に消極的になってしまったお子さんの、本当の気持ちが「英語が嫌い」なのではなく、「英語本当は続けたいけど苦手でどうしていいのか分からない・・・」の場合も多いと思います。
まずは通っている英語教室で現状を相談してみましょう。クラスやレッスンの内容を柔軟に検討してくれるスクールもあります。
長年通っていて、対応も色々良心的にしてくれたけど、やっぱり子供のモチベーションが上がらない・・・と思ったら、他の英語教室も体験して比較させてみるのもいいでしょう。
初めて英会話教室を体験した時とは違い、子供自身がこれまで経験してきたことを踏まえて、色々感じることが出てきます。
「このやり方なら楽しく続けられそう」と、お子さん自身の前向きな姿勢が感じられる英語教室に出会えるかもしれません。
英語に対して心機一転!
リセットしてみるのも一つの方法です。
英語嫌いにならないために、今から親ができること
英語嫌いの「種」は英語教室やDVDなどの英語教材だけではありません。
親御さんの何気ない一言が子供が英語を嫌がる原因の場合もあります。
「英語でなんて言うの?」
「なんで分からないの?」
「早く英語を勉強しなさい」
「英語ができないと将来困るわよ」
など、英語を楽しんでいるお子さんに、何気なく、きつい一言を言ってしまったことはないですか?
子供が怒られているような気持ちになって「英語は間違えそうだからやりたくない」「怒られるのは嫌だからやりたくない」と思ってしまう可能性もあるのです。
怒られても頑張る!なんていう根性論に頼るのではなく、お子さんが楽しく英語を学べる環境になるように心がけることが大切です。
基本的に、子供は親に褒められたい!
子供は、基本的に親に褒められたいのです。英語学習においても褒められたい、と思っている子が多いでしょうし、褒められることでもっと頑張ろうという気持ちが芽生えるのです。
赤ちゃんが日本語を話し始めた時、「マーマー」と発するだけでも、「ママって言えたのね!すごいねー、上手だねー」って笑顔で拍手して褒めてあげましたよね。
基本的にはそういう気持ちで英語も褒めてあげると、子供も「英語が話せるようになると褒められて嬉しい」となりやすいです。
英語を嫌がっているな、と思った時こそ、怒ったり責めたりするのではなく、「前よりもたくさん単語を覚えたね、すごいねー」「ママよりも英語の発音が上手で驚いちゃう」とあえて褒めてあげるのも良いかもしれません。
親として気をつけたいこと
子供が英語を学ぶ中で、親として気をつけたいポイントは、
・ 英語を学ぶお子さんに過度な期待はしない。
・ 間違えを注意しすぎない。
ついつい、「もっと英語が話せるようになったら・・・」「もしかしてバイリンガルになれるかも」と過度な期待をしてしまう時があります。その思い自体がプレッシャーとなって、逆に英語を嫌がるようになってしまうことがありますから、注意が必要です。
そして、「今の発音は違うよ」「それでは、外国人に通じないよ」「そうじゃなくて、こうだよ」とついつい、間違いを指摘して、正しく直したくなるでしょう。英語教育に熱心な親御さんほど陥りやすい状態だと思います。
でも、子供は、間違いを指摘されるほどやる気が落ちて、英語を嫌がるようになりがちです。大人だってそうですよね? いちいち細かいところを指摘されていては、何事も嫌になりますよね。
小さな進歩をあたたかく見守る
インターナショナルスクールやバイリンガル教育の幼稚園で毎日英語漬けの生活を送っている場合に比べると、英語教室の週1回のレッスンやご家庭でのフォロー、家庭学習だけでは、やはり話せる英語は限られてくるでしょう。
赤ちゃんがカタコトの日本語を話し始めるのを笑って見守っていたように、英語も、まずは楽しく、話せたら褒める!くらいの方がいいかもしれませんね。
子供の小さな進歩をあたたかく見守るようにしましょう。
日常で英語を聞き流しする習慣をつける
日常で、英語を聞き流しする習慣をつけることで、もっと英語を身近に感じることができて、英語に対する抵抗がなくなってきます。
週1回の英語教室となると、どうしても、「お勉強」色が強くなってしまって、英語は難しい、分からない、と嫌がるようになりがちです。
そのため、できるだけ日常から、英語を身近に感じるように、英語を聞き流しする習慣をつけることをおすすめします。
我が家では、七田式英語のセブンプラスバイリンガルを利用しています。
日常の英語の聞き流しにも使っていますが、実は、我が家の姉妹はセブンプラスバイリンガルだけを使って、英語力を養い中です。
セブンプラスバイリンガルは1日7分でOK!
セブンプラスバイリンガルは、1日7分聴くだけで良いので、負担も少なく、そして継続もしやすいのです。聞き流し用のCDもあるので、それをおやつの時間などに流すようにしています。
セブンプラスバイリンガルは外国に興味を持ちやすい!
それから、セブンプラスバイリンガルは、主人公が世界一周旅行をするストーリーで進められて行きますので、子供が外国やその国の習慣、観光地などに興味を持ちやすいです。
我が家では、「●●って何?」「●●ってどんなところ?」と娘たちが不思議に思ったら、インターネットで調べて、画像を見せてあげたり説明してあげたりして、より海外に興味を持つように促しています。
時には、「今度、○○を見にアメリカに行きたいなー」なんて言われることもありますが、「じゃあ、アメリカに行った時に英語で話せるように、もっと頑張らなくちゃね!」と声かけすると、「そうだね!アメリカ行っても、英語ができなかったら話せないもんね」と俄然やる気になります。
セブンプラスバイリンガルは安価で、家庭でできる!
セブンプラスバイリンガルは、毎月英語教室に通わせることに比べると、非常に安価で、自宅でできるの大きなメリットです。しかも、公式サイトからセブンプラスバイリンガルを購入すると、スカイプレッスンが無料でついてくる特典もあるので、学んだ英語をアウトプットすることもできます。
子供が英語を嫌がる時、親がやるべき対処法 まとめ
1 購入した英語教材セットに飽きたら、他の英語の絵本やアプリなどを試しつつ、しばらくしてからまた教材を出して様子をみましょう。
2 「英語が難しい」と感じることが「英語嫌い」にもつながるので、その子に合った学習方法を考えましょう。
3 どうしてもお子さんのモチベーションが上がらなければ、他の教室を体験してみるのもいいでしょう。
4 英語嫌いにしないために、親も何気ない一言に注意しましょう。
5 日常で英語を聞き流す習慣をつけましょう。
英語が嫌いになってしまうと再スタートは難しいと言われます。
英語嫌いにならないためにも、楽しく英語に触れさせてあげましょう。