小学生の運動不足が深刻!?実は便秘の原因にもなっているんです。
昨今、小学生の運動不足が深刻な問題になりつつあります。そして、運動不足になる理由はいくつかあります。
子供の運動不足状態が続くと、便秘を引き起こしてしまうのです。
では、小学生の運動不足の理由と、便秘との関係を見ていきましょう。
この記事に書いてあること
小学生の運動不足と便秘
小学生の便秘の原因となることに、運動不足があります。
うんちを出すには、腹筋に力を入れ、腹圧をかけることで、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発化させます。蠕動運動が活発になることにより、大腸で作られたうんちを肛門まで運んでいき、排泄を促します。蠕動運動とは、腸の波のような動きを指します。
腹筋が弱くなれば、うんちを出す力も弱まり、腸に溜まりやすく硬くなります。また同時に有害物質を発生し、腸内環境が悪化します。結果、硬いうんちが便秘の原因となってしまうのです。
ではなぜ、便秘で悩む小学生は、運動不足に陥っているのでしょうか?
下記の4点について見ていきましょう。
小学生の運動不足の要因
(2)運動系部活・加入者の減少
(3)塾や習い事の増加(運動系以外)で時間がない
(4)環境の変化
(1)外遊びの減少
小学生の運動不足の原因に、外遊びの減少があります。
親である私たち世代が小学生の頃は、毎日のように放課後に遊ぶ約束をし、外遊びで元気に身体を動かしていました。しかし現代の小学生の放課後の過ごし方は、私たちの時とは異なっています。
その要因には、外遊びやスポーツに必要な3要素、時間・空間・仲間の減少という環境の変化があります。
時間の減少
電化製品や情報機器の発達により、外遊びで身体を動かす時間が減少しています。ゲームやテレビ、インターネットを見て過ごすことが多く、家の中で遊ぶ時間が増えています。
また最近は、スマホやタブレットでもゲームをしたり、YOUTUBEなどの動画を見て過ごすことも増えています。中には、小学生になる前より、幼児、早くは1歳くらいからスマホで動画を見ることが当たり前になっている子もいます。放課後に友達同士で遊ぶ約束をして外遊びをするよりも、一人で家でゲームをしたり、動画を見ていた方が楽しいと感じる子も少なくないです。
そして、休日も家で過ごす時間が増えています。平日、学校で意外と気を遣って生活している子もいるので、休日は家でのんびりしたいと思う子もいるようです。
さらに、塾や習い事が増え、外で遊べる時間が減少しています。
家で過ごすことが必ずしも悪いとは言えませんが、運動量が減って筋力が衰えるのはあまり望ましいとは言えませんね。特に、便秘で悩んでいる小学生は、運動不足が原因であることもあるので、外遊びを促したり、親が一緒に外遊びをしてあげるのも必要かもしれません。
空間の減少
都市化が進むにつれ、遊び場であった空き地や原っぱがなくなったり、自家用車が増え、道路で自由に遊べなくなっています。
昔は道路で普通に遊んでいましたよね。でも今はそれほど車の交通量がない住宅街であっても、ご近所の迷惑を考えると気軽には遊べません。というより、「道路は遊ぶところではない」という認識になっています。道路遊びが原因で、ご近所トラブルに発展することも多くなっていますから、気をつけないといけませんね。
また学校では不審者の侵入防止のため、放課後、帰宅後に学校に行って遊ぶことが出来なくなっているところが多いです。一昔前はいつでも自由に出入りできた学校が多いかと思います。現在は自由に出入りできなくなっているところが多いですから、放課後に、一度家に帰ってからまた学校に集合、というのができなくなっています。
公園は、少しでも危険性のある遊具は廃除される傾向にあり、子供が遊具で遊びながら、筋力・体力をつける機会が減っています。ただ、公園の数は増えているように感じます。避難場所としての公園が多くなっているので遊具は少な目。中には、それらの遊具でどう遊んだらいいのか分からない子もいるようです。
仲間の減少
外遊びやスポーツをするには、仲間が必要不可欠です。少子化の影響で一人っ子も多くなっており、一緒に遊べる兄弟姉妹や近所に住む遊び仲間が減少しています。
また塾や習い事に通う子供が増え、一緒に外遊びできる仲間が見つからないのです。
だからといって、一人での外遊びは楽しみに欠けることもありますが、同時に危険もあります。不審者なども多い世の中ですから、いくら外遊びをしたいと言っても、一人で送り出すのは心配が大きいです。そのために、一人で気軽に遊べるゲームや動画などで時間を過ごす子も増えています。
子供だけでは遊べない時代の変化
それから、子供だけで外遊びをするという機会が減っています。今の世の中、いつどのような事件に巻き込まれるか分かりません。地域にもよりますが、低学年の子供であれば、放課後子供たちだけで遊ぶというのはほとんど見られなくなりました。
その代わり、親が一緒について行き、公園で遊ぶのを見守っていたり、友達の家に送迎をして室内で遊ぶことが多くなっています。その場合、親同士の関係も影響してくるため、学校で子供たちだけで約束してきて遊ぶという習慣も減ってきています。また、親としても、対応が手間であることや、他の子の面倒までみなくてはいけないということから、放課後の外遊びに消極的になっていることもあります。
外遊びは昔に比べ、子供たちだけで自由に気軽にできるものではなくなってきているため、運動不足となり、便秘にもつながってきているのです。
おすすめ!親子で楽しむ外遊び
子供同士での外遊びが減少している分、親子で外遊びをするのもおすすめです。
子供の付き添いで公園に行くと、ついつい親はじーっと見ているだけになりがちですが、運動不足の親も多いですから、一緒に遊んでみると良いと思います。
大人になってからブランコやシーソーをすると、ちょっとした揺れでも、クラクラとめまいがして驚いたりします。鉄棒やうんていは、子供の頃のようにスイスイできると思いきや、両手で身体を支えることさえ難しかったりします。そんな自分にビックリ、そしてガッカリということもありますね。
でも、子供と一緒にかけっこをしてみたり、遊具で遊んだりすることで、子供だけでなく大人も楽しく運動不足が解消できますし、筋力をつけることは非常に良いことです。
このような遊び方は、親子のコミュニケーションにも非常におすすめです。ぜひ、親子で外遊び、チャレンジしてみてください!
(2)運動系部活・加入者の減少
小学校の運動系の部活動(スポーツ少年団)が減っていて、運動量が減少しています。
地域や学校にもよりますが、私たち親世代が小学生の時よりも、運動系部活に加入している子が減っているところが多いです。また活動自体が減っているところも多いです。
私が住む地域の小学校は、野球・サッカーは部員が非常に少なく、近くの他校3校と合同でチームを作って試合に参加しています。バドミントン部は、3面あるコートが余るほどの部員数一桁。体操部やバレーボール部は部員がおらず何年も休部中だというから驚きです。
親世代の私たちの時代からは、考えられない状況ですね。野球部やサッカー部、体操部、バレーボール部、バドミントン部、どの部もたくさんの子供たちが所属していました。複数の部活を掛け持ちしている子も多数いました。
なぜこんなにも部活動に参加する子供が減ってしまったのでしょうか?
小学生の部活・参加者数が減った理由
指導者となる保護者がいない
保護者による手伝いが煩わしく、親が入部に賛同しない
運動は習い事でやっている
外部のクラブに所属して本格的にやっている
塾や習い事優先で、部活をやる時間が割けない
今の小学生は、学習塾や習い事で本当に忙しく過ごしていますね。毎日何かしらの予定が入っている子もいます。そのために部活に入る時間的余裕がありません。また、部活動との兼ね合いを考えてから塾や習い事を選ぶというよりも、部活動自体をそれほど重要視していないのかもしれません。
そして中には、水泳や体操、バレエ、空手などの武道系、ダンスなどを外部で習っている子もいます。小学校の部活にはないスポーツならば、自ずと外部で習うという選択肢になりますね。外部の組織で習うとなると、その分費用もかかりますが、本格的に習えるという利点もあります。
それから、運動よりも、音楽などの文科系を好む子もいますね。
保護者の協力が得られない
小学校の部活は、基本、保護者による運営です。監督やコーチも保護者や地域のボランティアで成り立っています。そのため、指導者のスポーツ経歴はそれぞれで、中にはまったく経験がない方が引き受けている場合もあります。
ですので、小学校の部活といえども、強豪校もあれば、お遊びの延長のようなこともあります。
そして、一昔前は、PTA活動や子供会活動も比較的一生懸命にやる保護者が多かったですが、最近はほとんどの保護者が非常に消極的。できるだけ関わらずに、何の役職もせずに卒業を迎えたい、と思っている方が多いようです。そのため、監督やコーチを引き受ける方がおらず、活動を継続できない場合もあるようです。
また、土日の練習時は保護者の当番があったり、試合時は車出しや応援と出番が比較的多いので、そのような煩わしさから、親が子供の入部に否定的であることもあるようです。
共働きの夫婦であれば、休日はゆっくりと過ごしたい、家族の時間を楽しみたい、と思う気持ちも理解できます。
クラブチームに所属して本格的にやる
また、野球やサッカーは、レベルの高いところでやりたい、本格的に将来を考えてやりたい、という子供たちは、専属のコーチがいるようなクラブチームに参加するようです。昔よりも、そのようなクラブチームが増えています。親としても、子供が真剣に一生懸命にやるのであれば、できるだけ良い環境でやらせてあげたいと思いますよね。
そのため、小学校外で運動系の習い事やスポーツを行っている子は十分な運動量ですが、そこまで本格的ではなくても気軽に何か運動をしたい、という子にとっては小学校の部活動が減少することにより運動不足なっている可能性が高いです。
学校のクラブ活動も減少傾向
それから、学校の授業の一環として行われるクラブ活動もあります。
しかし以前は週1回で行われていたものが今ではカリキュラムの関係で年に数回の実施のようです。このような時間割の変化も運動不足につながっていますね。
つまりは、子供の運動量をキープするには、部活動が盛んな小学校ならば良いですが、そうでない場合は、運動不足につながりやすく、便秘を引き起こす要因となりがちです。
(3)塾や習い事の増加(運動系以外)で運動する時間がない
今や、幼稚園から何かしらの習い事をしている子供たちが結構います。
小学校では、公立校に通う子で約40%、私立校に通う子で約60%が何かしらの習い事をしているというデータがあります。また高学年では、約80%が塾や習い事など何かしらに通っていると言われています。
習い事では、運動系で、スイミングや体操、芸術系で、ピアノやバイオリンなどの楽器、絵画系が人気のようです。
また学習塾に通う子も多いですね。私立校に通う子であれば、1年生であっても多くの子が通っているでしょう。公立校でも学年が上がるにつれて、通う子が増えてきて、中学受験をする場合は、ほとんどの子が通っています。
そのため、スイミングや体操などの運動系の習い事でない限り、放課後に運動する時間がほぼ取れないというのが現状です。特に、学習塾では椅子に座りっぱなしとなりますから、運動だけなく、動くことが少ないこと自体が便秘の原因となりやすいです。
英語塾・英会話教室に通う小学生が増加!
2011年度に、小学5・6年生で英語が必修化となり、英語の早期学習化が進んでいます。
さらに、2020年には、小学3年生からの英語必修化、小学5年生からの教科化、そして、中学・高校での英語の授業は英語で行われるようになると言われています。よって、大学受験における英語も変わってくるようです。
そのために、今まで以上に、英語の重要性が増してきており、小学生で英語塾や英会話教室に通う子が増えてきています。
・中学生になった時に困らないように
・英語が話せるように
といった目的で英語塾や英会話教室に通わせていることが多いですが、子供にとっては負担が大きくなってきています。
我が家では、家庭で英語学習をしています。
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(4)環境の変化
小学生の便秘の原因となる運動不足については、このように環境の変化によるものが多いですね。またこの根本にある変化として、運動 < 勉強 という傾向が強くなっているように感じます。
というのも、将来を考えた時に、運動で食べて行くのは並大抵の努力や素質では不可能。であれば、大学進学率も高まっている世の中ですから、まずは勉強をしっかりやって・・・と考えている家庭は多いようです。
確かに、将来の可能性を広げてあげるという意味では、習い事や学習塾に時間を割くのは良いのかもしれません。しかしながら、体調が万全でなければ何事も成すことができません。お子さんが便秘で苦しんでいるようでしたら、運動不足を原因の一つと考え、それを解消することも考えてみてくださいね。
長期的な将来を考えても、適度な運動は必要不可欠!
この先待ち受ける高校受験や大学受験では、受験勉強は何ヶ月もの長期に渡しますし、プレッシャーは相当大きなものです。それらを乗り越えるためには、それだけの体力が必要となりますし、体調を崩しにくい身体が重要となります。せっかく頑張ってきたのに、本番当日に体調を崩してしまうようでは大変です。
そのため、小学生のうちからしっかりと身体を鍛えることも、大切なのです。
社会に出てからも、体力や強い身体は非常にプラスとなります。能力があっても、さまざまな試練を乗り越えたり、やり遂げる体力や強い身体がなければ結果は出せないのです。
早くから学習塾などに忙しく通わせたり、家での長い学習時間も良いですが、くれぐれも身体が資本であることは忘れないようにしましょう。
便秘解消だけでなく、長期的に見ても、適度な運動をして身体を鍛えておくことは必要です。
運動する時間がない場合の便秘解消法
便秘の原因の一つが、運動不足です。
毎日適度に運動する機会があれば良いのですが、現代の子供達は習い事や学習塾に忙しかったり、外遊びをする仲間が近くにいないことで遊べなかったり、環境の変化から外遊びや身体を動かす機会が減っています。そうすると、筋力の衰えから、便を押し出す力がなくなってしまい、便秘を引き起こしてしまいます。
しかしながら、腸内環境を整えてあげることで、便秘を解消したり、便秘になりにくくしたりすることができます。便秘状態の場合、腸内は悪玉菌が増えて、悪玉菌優勢の乱れた腸内環境となっています。
そのため、善玉菌を増やすことで、腸内環境を整えてあげることが重要なのです。そして、腸内の善玉菌を増やす方法は、2つあります。腸まで生きたまま届く乳酸菌(善玉菌)を摂る、プロバイオティクス方法。もう一つは、ビフィズス菌(善玉菌)のエサとなるオリゴ糖を摂って、腸内のビフィズス菌を増やす、プレバイオティクス方法です。
小学生が便秘解消目的で、毎日手軽に続けられる方法としては、プロバイオティクスなら「オリジナルケフィア」、プレバイオティクスなら「カイテキオリゴ」です。
プレバイオティクスなら「カイテキオリゴ」
「カイテキオリゴ」は、粉末状のオリゴ糖商品で、6種類のオリゴ糖の他、2種類の食物繊維が配合されています。腸内のビフィズス菌は30種類以上存在すると言われており、それぞれのオリゴ糖の好みも異なります。好みのものでなければ、ビフィズス菌のエサとならず、腸内のビフィズス菌を増やすことにつながらないのです。
しかしながら、「カイテキオリゴ」の場合は、独自の理論に基づき、30種類以上のビフィズス菌を活性化させることに成功しています。そのため、多くの人のビフィズス菌のタイプに合い、便秘解消に効果を実感しているのです。
カイテキオリゴの詳細はコチラから
プロバイオティクスなら「オリジナルケフィア」
それから、「オリジナルケフィア」は、ヨーグルトような発酵乳の一種です。
一般的なヨーグルトよりも酸味が少ないので、ヨーグルトが苦手な子にもオススメできます。また、スーパーなどに市販されているヨーグルトの場合は、乳酸菌が配合されていても、胃酸や胆汁などによって菌が腸に届く前に死滅してしまうことが多いです。
その点、「オリジナルケフィア」の場合は、生きたまま腸に届く複数の乳酸菌と複数の酵母が入っているため、効率良く腸内の善玉菌を増やすことにつながるのです。自宅で簡単に手作りできますし、牛乳だけでなく豆乳でも作れますので、味に飽きずに毎日食べれる、というのも利点です。
オリジナルケフィアの詳細はコチラから
さらに効率良く便秘を解消し、便秘になりにくい腸内環境を整えたいならば、「カイテキオリゴ」と「オリジナルケフィア」を両方試すことです。プロバイオティクスとプレバイオティクスの2方法で善玉菌を試すことで、より効果が期待できるようになります。
小学生の運動不足が深刻に!便秘にもつながる危険性が まとめ
小学生の運動不足が深刻になっています。
また、子供の便秘は運動不足からも引き起こされます。
今の小学生は運動不足の傾向にあります。
(2)運動系部活・加入者の減少
(3)塾や習い事の増加(運動系以外)で時間がない
(4)環境の変化
運動不足になると筋力が低下し、うんちを体外に出すという腸の蠕動運動を促せなくなってしまいます。外遊びや部活動が減っているのであれば、運動系の習い事をしたり、親子で外遊びをするなど運動不足を解消する方法を探しましょう。便秘にならないようにするには、出来る限り運動不足を解消しつつ、うんちが出やすい腸環境を作ることが大切なのです。
また、便秘によって乱れた腸内を整えてあげることも重要です。善玉菌を増やして、腸内環境が整えば、便秘を解消しやすくなるだけでなく、便秘になりにくくなります。
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