小学生でもストレスが溜まる！？便秘の原因にもなるって本当？

小学生でもストレスが溜まっているのです。そして、小学生の便秘は、ストレスから起きている!?って本当なのでしょうか？

子供の便秘の原因はいろいろとあるのですが、そのうちの一つにストレスがあります。小学生の子供であっても、ストレスが溜まる要因がいろいろとあるのです。お子様と一緒に、日々ストレスが溜まっていないか、お話をする機会を設けてみましょう。

では、便秘とストレスの関係や、ストレスを感じる要因を見てきたいと思います。

小学生のストレスと便秘

小学生であってもストレスをかかえ、便秘に悩む子供がいます。

友達同士の関係、先生との関係、習い事や塾でのプレッシャーなど、ストレスとなる要因はいろいろあります。また現代社会では、小学生でもスマホやタブレットが身近にあり、自宅でもLINEなどでのつながりがあることから、小学生の子供であってもストレスが常にある環境になっているのです。

そして、ストレスは腸の動きに大きな影響を及ぼすのです。

ストレスと腸の働きの関係

胃腸や心臓などの臓器は、自律神経により支配されています。

そして、自律神経は、交感神経と副交感神経があり、この2つが切り替わりながら全身をコントロールしているのです。

＜交感神経＞

優位になる時・・・運動、勉強など、身体を意識的に働かせる時。
腸との関係・・・食欲や腸の働きを抑えます

＜副交感神経＞

優位になる時・・・休息、睡眠、リラックスなど、身体を意識的に休めている時。
腸との関係・・・食欲がわき、腸の動きが活発になります

しかし、ストレスを抱えている状態の時は、この交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、交感神経が優位になりすぎると腸の動きが鈍り便秘とつながってしまうのです。逆に、副交感神経が優位になり過ぎると、腸の動きが活発になりすぎ、下痢となることがあります。

子供でも大人でも、全くストレスのない環境で生きることは不可能に近いです。そのため、子供がストレスを感じる要因となるものを知り、出来る限りストレスを軽減させ、腸の働きを正常化するようにしてあげましょう。

そこで、小学生が抱えやすいストレスを下記の4つのポイントから見てみましょう。

小学生がストレスを感じやすい状態

（1）入学・転校・クラス替えをしたばかりで生活に慣れていない
（2）人間関係の悩み
（3）塾や習い事のプレッシャー
（4）中学受験・中学入学への不安
（5）家庭環境

（1）入学・転校・クラス替えをしたばかりで生活に慣れていない

環境が変わることで、ストレスを感じ、便秘とつながることがあります。

例えば、

小学校に入学したばかりの小学1年生
何かしらの理由で学校が変わり、転入したばかりの子
クラス替えをしたばかり

小学校入学時に感じるストレス

幼稚園や保育園に通っていた時には、便秘に悩むなんてことがなかったのに、小学校に入学したら便秘に悩むようになった、ということもあります。小学校に通い始めるというのは、親が想像する以上に、子供にとって大きな環境の変化です。

今までは、通園バスが家の近くまで送迎してくれたり、親が園まで送迎していたのが、小学生になると自分の足で小学校まで行くことになります。これだけでも大きな環境の変化です。

そして、毎日時間で区切られた様々な授業があり、多くのことを学習していかなければなりません。幼稚園や保育園のように、先生が手助けしてくれたり、甘えさせてくれるわけでもなく、徐々に自立して、自ら動いていかなければいけないというのは、結構大きなプレッシャーであり、ストレスの原因となります。

また新しく友達を作ったり、上級生と一緒に活動をしたり、今までにない環境に慣れるまでは大変です。

転校した時に感じるストレス

親の転勤などの理由により、転校した子供も、新しい環境に慣れるまでには大きなストレスを感じることとなります。それどころか、転校の場合は、自分一人だけが、すでに出来上がっている環境に飛び込むわけですから、相当なストレスになるのではないかと思います。

場合によっては長距離での引っ越しを伴いますから、学校環境が変化するだけでなく、生活習慣や方言などにも大きな違いが生じることもあります。

例えば、関東から関西に引っ越すことになれば、理解できない関西弁もあるでしょうし、給食の味付けにも違いがあるかもしれません。

学校生活以外でも、土地に慣れるまではある程度時間を要します。

クラス替えをしたばかりの時に感じるストレス

またクラス替えをしたばかりの時期も、ストレスを感じる子供がいます。

仲の良い友達とクラスが分かれてしまったり、今まで話したことがない子と席が近くなったり、担任教諭が変わったり、新しいクラス環境に慣れるまでは緊張し、ストレスを感じてしまいがちです。

中には、どんな環境の変化があっても、臆せずすぐに溶け込める子もいますが、一方で、大きなストレスを感じることで自律神経のバランスが崩れ、便秘となってしまう子がいるのです。

何かしら環境が変わった時には、子供たちが早くその環境に慣れるよう、親が手助けをしていくことが大切だと思います。

そして、環境の変化などで便秘になりがちな子は、一過性便秘になりやすく、頻繁に便秘になることで慢性化してしまう可能性があります。慢性化した便秘は改善に時間がかかりますし、痔などを引き起こす原因ともなってしまいます。

何かしら環境が変わった時には、子供に多大なストレスがかかっていないか気にしてあげましょう。

（2）人間関係の悩み

小学生であっても、人間関係に悩み、ストレスを感じることが多々あります。

友達同士の関係であったり、教諭との関係であったり。

親としても、我が子が友達と仲良くやれているか、孤立していないか、いじめにあっていないか、とても気になりますよね。我が子が、先生にも嫌われていないか、好かれているか、なども。そして、人間関係での悩みは、学年が上がるほどに増えてきます。

グループができ始め、人間関係が複雑化することによるストレス

低学年ではまだそれほど悩まずに、学校生活を送れる子が多いです。幼稚園や保育園が一緒だった子や家が近い子、親同士が仲の良い子と一緒に行動したり、その時々で一緒になった子と上手に遊べたりします。

それが3年生くらいになってくると、少しずつグループができてきます。特に女子の方がグループを作りやすいですが、コロコロと仲良しが変わる時期ですので、親は黙って見守るのが良いですね。親友という概念が出てくるのもこの頃からでしょう。

高学年になると、男子も女子もグループが出来上がってき、人間関係はさらに複雑化します。すると、仲間外れや無視などでの悩みが出てきがちです。

元々一人でいることが好きな子でも、まわりがグループで集まっているのを目の当たりにすれば、一人でいることが恥ずかしくなったり、悲しい気持ちも生じます。さらに、異性間の好き嫌いも出てきて、早熟した子は異性との付き合いも始まります。恋愛の悩みもストレスの原因となることもあります。

SNSの利用でどこでもつながっているストレス

現代は、小学生であっても、スマホやタブレットを所有し、LINEなどのSNSでつながったりしていますので、学校から帰宅しても、リラックスできない場合もあります。

仲間外れにされたくない、情報をいち早くキャッチしたい、とSNSばかりを見ている子もいます。初めは楽しく見ていても、だんだんと義務化して苦痛を感じる、「SNS疲れ」という言葉もあります。それから、SNS上で楽しくやり取りができている間はまだ良いですが、ちょっとしたことでいじめの対象になることもありますから、注意が必要です。

そして、学校の友達以外の見知らぬ人とのやり取りも生じる可能性がありますから、スマホやタブレットで何をしているのか、親がしっかりとチェックする必要があります。大人が子供を狙って近づいてくる場合もありますから、閲覧制限をつけたり、履歴のチェックも大切ですね。

我が子が人間関係で悩んでいるようだったら

もし、我が子が人間関係で悩んでいたら、まずは話を聞いてあげましょう。

そして、「お母さんが小学生の時も同じようなことがあったよ」とか、「お父さんも同じように悩んだことがあったな」と自分の経験を話してあげると、きっと子供も安心するし、心強く思うでしょう。

また、あまりにもひどい仲間外れやいじめである場合は、子供から詳しく話を聞き、担任教諭に相談するようにしましょう。

子供が悩んでいる時に出る信号

食欲がない、おやつを食べない
笑うことが減ったり、下ばかり見て目を合わせなくなる
好きなゲームやスマホを見なくなる
など。

そんな時は、あれこれ詮索するのではなく、「話を聞くよ」というスタンスで接することが大切です。

学年が上がるほど、「親にトラブルを話したくない」「親に心配をかけたくない」と思いがちです。常日頃から、「今日の給食何だったの?」「誰と帰ってきたの?」「何の係りになったの?」など、会話をするようにしていれば、悩んだ時にも打ち明けやすくなりますね。

今の小学生は、昔以上に人間関係が複雑で悩みがちです。
ストレスを感じ便秘につながることがありますから、子供が何かに悩んでいる時に親に打ち明けやすい関係性を築くことが大切ですね。

（3）塾や習い事のプレッシャー

今の小学生は、塾や習い事に通う子が非常に多く、成績や上達具合、通い疲れなどからストレスを感じやすいです。

低学年から学習塾に通っていたり、水泳や英語、ピアノなどは幼稚園から通っている子も少なくないです。小学校で4～6時間の授業を受けてきて、帰宅後は塾や習い事。家に帰ったら、学校や塾の宿題をして、夕食、入浴、就寝、と遊ぶ暇もなく非常に多忙な生活を送っている小学生もいます。

塾や習い事に通って忙しい小学生は、肉体的にも、精神的にも、非常に疲れ、ストレスを感じやすいです。

また、塾での成績やテスト結果、習い事での上達具合など、親が求める理想レベルが高ければ高いほど、子供にとってはプレッシャーとなり、ストレスの要因となります。

塾や習い事に通わせるときは子供の意志を尊重して

子供自身が楽しんで、積極的に通っているようであれば良いのですが、中には、子供本人ではなく親の意志で通わせていることがあります。

子供の意志を確認せずに、習い事を増やしたり、レベルをアップさせたり、さらに大きな期待をかけることで、子供は大きなストレスを感じるのです。

特に、子供はやりたくない、やめたいと思っているのにも関わらず、親の意志で無理矢理通わせることが、一番良くないケースです。

学習塾にせよ、習い事にせよ、小学生はまだまだ親のフォローが必要だと思います。といっても、実際に習っていることにあれこれと口を出すのではなく、子供がやっていることに関して興味関心を持ち、時には励まし、時にも褒めることが大切だと思います。

子供にとって、親が見てくれている、一緒に頑張ってくれようとしているというのは、気持ちの上で非常に大きな支えとなります。

また、子供の気持ちが安定して、集中して取り組むことができれば、ストレスを感じることなく、成果が出やすいと思います。

ストレスが大きければ大きいほど、自律神経のバランスが崩れ、便秘の原因となってしまいます。塾や習い事が子供のストレスの原因とならぬよう、親はしっかりとフォローすることが大切です。

親の期待に応えよう!　褒められたい!　と無意識に頑張り過ぎてしまう子は大きなストレスを抱えてしまっていることがあります。ストレスを感じてしまうほど頑張り続けていると、便秘になるだけでなく、精神的にも大きな影響を与えがちです。

親として、応援しつつも、過度なプレッシャーを感じさせないよう、上手にフォローしていきたいですね!

（4）中学受験・中学入学への不安

高学年にもなると、中学受験や中学入学への不安からストレスを感じることがあります。中学受験を予定している家庭では、小学校低学年、遅くても4年生くらいからその準備が始まるでしょう。

そうすると、塾に通わせたり、自宅で親が教えたり、勉強に費やす時間が多くなります。今まで遊びや習い事など好きなことに費やしていた時間さえも、勉強時間に化することもあります。

自分の好きな時間が削られれば、当然ストレスも溜まりやすくなります。

受験日が近づくほど、大きくなるストレス

志望校をどこにするのか、自分の成績はどうなのか、受験が近づくほどに自分が置かれている状況に対してプレッシャーが大きくなるでしょう。同時にストレスも感じやすくなります。

さらに、他の子供たちとの競争心も出てきますし、戦わざるを得ない状況となります。

そのような中、子供自身が前向きに中学受験を捉え、努力することを楽しむことが大切です。親の期待ばかりが大きければ、子供にとっては非常にプレッシャーとなり、ストレスの要因となります。

ストレスにより、体調を崩すようなことになっては元も子もないですから、子供が気持ちよく受験勉強に専念できる環境作りは大切ですね。

中学進学、待ち受ける環境の変化へのストレス

また、中学受験をしなくても、小学校を卒業すれば中学に入学することになります。その待ち受ける環境の変化に対して、ストレスを感じる子もいるのです。

小学生が見えている世界とは本当に狭いものだと思います。その世界を広げてあげることで将来に対する不安や心配が和らぎ、具体的な目標や希望が芽生えることもあるでしょう。

子供は両親の経験を聞きたがっています！

「お母さんが中学生の頃は●●部でどういう生活を送っていた」とか、
「お父さんが中学生の頃は▲▲の授業が好きで」とか、
思い出話をしながら、中学生活を想像させるのも有効だと思います。

さらにその先にある、高校や大学、社会人とライフプランはどういうものがあるのか、どういう選択肢があるのか、一緒に話してみるのも良いと思います。

先が見えないというのは大人であっても大きなストレスです。中学入学への不安からストレスを感じている子には、親が人生の先輩として自分が歩んできた道を教えてあげるだけでも、ストレス解消につながるでしょう。

子供は日々成長し、人生を歩んでいきます。中学受験や中学入学への不安でストレスを感じ、便秘につながらないよう、親がフォローしてあげることが大切です。

中学受験は、子供自身の意志で選択する場合もあれば、親の意向であることも多々あります。ただでさえ、新たな世界に向かう時や将来が見えない時には、人はストレスを感じる中で、親からの強いプレッシャーがあるとより一層ストレスを感じがちです。

大きなストレスを感じてしまうと、便秘になるだけでなく、受験勉強に集中できずに希望の結果を出せなくなってしまうこともありますから、注意したいですね。

（5）家庭環境

家庭環境がストレスの原因になることがあります。

小学生のストレスの元となる家庭環境

両親とのスキンシップやコミュニケーションが少ない
弟や妹ができて、両親との時間が少なくなった
兄弟喧嘩が多い
両親から叱られることが多い
両親や祖父母など家族観での喧嘩や言い争いが多い
親からの期待が大きすぎる
など

スキンシップやコミュニケーションの減少がストレスに

小学生はまだまだ子供です。幼稚園生や保育園生に比べたら、とても大きくなったように思いますし、小学生でも学年が上がるにつれて、体格も大人並みになってきます。すると、親の中では「もう子供じゃないんだから」という意識が芽生え、スキンシップやコミュニケーションが少なくなりがちです。また妹や弟がいると、ついつい下の子に手をかけて、上の子がなおざりになりがちです。

しかしながら、小学生はまだまだ親とのスキンシップやコミュニケーションを求めています。普段からスキンシップやコミュニケーションをしていることで、便秘や何かで悩んだ時にも打ち明けてもらえる親子関係が築けます。

兄弟や親との衝突がストレスの元に

兄弟がいると、喧嘩が多くなり、それがストレスの元になることもあります。「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」という言葉も、非常にストレスを感じる原因となります。

また、両親や兄姉からの威圧的な態度、常に怒られる環境であると、自宅にいても心休まることがなく緊張状態が続きます。

そこからストレスがたまり、便秘とつながってしまうことがあります。

家族間の喧嘩がストレスの元に

夫婦間や舅姑との喧嘩が絶えない家庭の場合、子供も子供なりにストレスを感じ、家の中に居場所を見つけられなくなったりします。また両親の離婚も大きなストレスの元となります

家族間での関係性の悪化は、子供にストレスを与え、便秘の原因となるだけでなく、精神的にも大きな影響を与えます。

ストレスに負けない腸内作り!

まったくストレスのない社会で生きることは、子供でも難しい現代です。その中で大切なのは、なるべくストレスの要因を解消してあげること、そしてストレスを発散してあげることです。

しかしながら、状況によっては、そのストレスの元が分かっていても容易に解消できないこともあります。また、ストレスの要因がはっきりしないこともあります。いくつかの要因が複雑に絡み合っていることもあります。

ストレスを感じていると、便秘によって腸内環境が悪化して、悪玉菌が優勢となっています。腸内が悪玉菌優勢になると、強い腹痛を起こしたり、口臭・体臭の元になったり、ニキビ・肌荒れを起したりと、あらゆる症状が出てきます。

そして、便秘状態を放置していると、痔ろうや裂肛（切れ痔）や痔核（いぼ痔）の原因ともなります。そのため、腸内の善玉菌を増やして、腸内環境を整えてあげることが必要です。腸内環境を整えることで、便秘を解消しやすくするだけでなく、便秘になりにくくなります。腸内環境を整えることで、多少ストレスを感じても、便秘になりにくくなるのです。

カイテキオリゴやオリジナルケフィアで善玉菌を増やす！

そして、善玉菌を増やすには、生きたまま腸に届く乳酸菌（善玉菌）などを直接摂る方法と、ビフィズス菌（善玉菌）のエサとなるオリゴ糖を摂って腸内のビフィズス菌（善玉菌）を増やす方法があります。

小学生の便秘解消でもっともおすすめの方法は、オリゴ糖商品である「カイテキオリゴ」で、腸内のビフィズス菌を増やすことです。一般的なオリゴ糖商品は、1種類のオリゴ糖でできていたり、小腸で消化してしまう消化性オリゴ糖でできていたりします。そのようなオリゴ糖商品では、なかなか効果が期待できないのです。

しかしながら、「カイテキオリゴ」は6種類のオリゴ糖の他、2種類の食物繊維も配合されており、大腸まで消化されずに届く難消化性オリゴ糖が配合されているのです。また、ほのかに甘い「カイテキオリゴ」は牛乳やヨーグルトに混ぜて食べたり、料理の中に入れたり、幅広い利用方法があるので飽きずに毎日続けられます。赤ちゃんから大人まで（妊婦さんも可能）摂取可能なため、家族全員で摂取できます。
カイテキオリゴの詳細はコチラから

それから、毎朝の習慣で「オリジナルケフィア」を食べるようにすると、腸内環境を整える助けになります。オリジナルケフィア」は、一般的なヨーグルトとは異なり、複数の乳酸菌と酵母で発酵しているため、腸内の善玉菌を効率食増やすことができます。