国立小学校、繰り上げ合格の可能性は?補欠合格でも入学できる?

スポンサーリンク



国立小学校受験、繰り上げ合格の可能性はどれくらいでしょうか?

補欠合格でも実際に国立小学校に入学できるのでしょうか?

国立小学校は、考査や抽選を経て、入学候補者として入学資格を取得できます。その際、正規の合格者の他に、補欠合格者を決定します。

では、補欠合格者はどれくらいの割合で、繰り上げ合格できるのでしょうか?

CHECK!

国立小学校の入学資格を取得するには?

国立小学校は、考査や抽選を経てはじめて、入学候補者になり、入学資格を取得することができます。

そして、その先、何の問題も起きなければそのまま入学可能となります。

また、地域によっては、複数の国立小学校を受験することができたり、私立小学校と併願受験をしたりして、結果によってどの小学校に通うか各人で決めることができます。

地方の場合は、その選択肢が大都市に比べて少なくなり、国立小学校以外に選べる学校がなかったり、私立小学校があっても併願はしない家庭が比較的多かったりします。我が家の場合も、他に受験可能な私立小学校はありましたが、国立小学校以外の受験は考えませんでした。

そのような地域性の違いや個人の意向によって、最終的な入学希望者が決定されます。

スポンサーリンク



国立小学校受験、補欠合格者はどうやって決める?

全国の国立小学校全部に共通かどうかは分からないですが、長女が通う国立小学校の場合は、考査の後、抽選で入学候補者の決定。抽選では、受験者それぞれに番号がふられますので、入学候補者の次の番号から補欠となります。

例えば、1~30番まで合格で入学候補者となった場合、31が補欠1、32が補欠2、33が補欠3、34が補欠4…となります。

しかしながら、補欠の場合は、正規の合格者ではありませんので、入学候補者決定後の入学に関する説明会等々には参加することはできません。あくまでも、合格者の中に辞退者もしくは合格取消が発生した場合のみ、入学候補者に繰り上がるのです。

補欠になって、入学できる可能性がどれくらいあるか、というのは全く分かりません。国立小学校にもよりますし、その年の状況にもよります。

地域内で複数の国立小学校を受験できたり、私立小学校との併願が多かったりする場合は、補欠でも十分に入学できる可能性が高いでしょうが、地方のように、国立小学校の他に選択肢がほぼない場合は、補欠1であっても入学できる可能性は非常に低いものとなります。

国立小学校、合格しても入学取消になることもある?

国立小学校の場合、考査や抽選で入学資格をいただいても、入学取消になってしまうことがあります。

それは、国立小学校側が定めた規定に反することがあった場合などです。

例えば、通学範囲が規定外である、住民票と実際の居住地が異なる、期日までに通学範囲内に引っ越し予定が実行されていない、提出書類の不備、問題行動を起こした、等です。

長女が通っている国立小学校では、願書提出前の説明会の時から、幾度となく、「通学範囲でないと入学できません」「引っ越し予定の方は、合格後、期日までに住民票を通学範囲内に移さないと入学取消になります」「住民票の住所をきちんと確認してください」等言われました。

せっかく合格しても、このような不備から入学取消になることがあるようです。

それから、国立小学校によっては、受験のために賃貸アパートなどを借りて一時的に住民票を移す、という行為は禁止されていたりもします。それと、合格後に引っ越し予定も禁止されている国立小学校もあります。

この辺の規定については、願書を提出する前、受験を検討している時点で、しっかりと確認をする必要があると思います。

スポンサーリンク



国立小学校、入学候補者が自体するのはどんな理由?

国立小学校の入学候補者が、入学を辞退するのはどんな時でしょうか?

・急な転勤で通学できなくなった
・他校も合格し、他校に入学することにした
・子供が入学を拒否、公立小学校への入学を希望
・気が変わった
・受験してみただけで、初めから入学の意志はない

国立小学校に合格後、急な転勤で通学できなくなった

国立小学校に合格後、入学までの間に、親御さんの急な転勤が決まり、入学辞退をするケースがあります。

企業にもよりますが、3月中旬あたりに、転勤辞令が出ることがあります。何の予期もせず、いきなり転勤辞令ということもよくあります。赴任先が海外ということもあります。

そうなると、せっかく国立小学校に合格していても、引っ越しのために入学辞退をしなければならなくなります。転勤先によっては、単身赴任で、子供とママはその場に留まり予定通りに国立小学校に入学する、ということもあるでしょうが、稀なケースかもしれませんね。

複数合格した他校に入学決定、国立小学校は入学辞退

大都市の場合、国立小学校を複数受験できたり、私立小学校と併願受験したりするケースが比較的多くなります。

そうなると、国立小学校に合格しても、複数受験し、複数合格していれば、最終的な入学先は国立小学校以外の場合もあります。結果、国立小学校は入学辞退となります。

ある大都市の国立小学校のケースでは、補欠10番で完全に諦めていたけれど、入学可能となった、ということもあったようです。ちなみに、長女が通う地方の国立小学校の場合は、ほぼ全員が第一希望で受験するので、補欠1でも入学できない可能性の方が高いようです。

子供が公立小学校への入学を希望し、国立小学校入学辞退

子供が地域の公立小学校への入学を希望し、国立小学校は入学辞退をするケースもあります。

国立小学校の受験時は年長さんの秋冬になります。ご家庭によっては、子供に小学校受験をすることを明確に伝えずに受験日を迎え、合格してしまうこともあります。また、子供もよく理解せずに、受験し合格してしまうこともあります。

すると、いざ、合格して入学候補者となった時に、「近くの公立小学校ではなく、国立小学校に通う」と改めて説明すると、子供が公立小学校を希望し、国立小学校への入学は拒否することもあります。

幼稚園で仲良しの子と離れたくない、自分だけ違う小学校に行きたくない、バスや電車などの公共交通機関を使って通学したくない、など、子供なりの思いがあり、最終的に公立小学校を選ぶケースもあります。

スポンサーリンク



国立小学校合格後に、気が変わって入学辞退

国立小学校を希望して受験したにも関わらず、合格後に気が変わって入学辞退する場合もあります。

例えば、願書受付前から、募集要項の受け取りや説明会、授業見学、願書提出、受験当日…と何度か国立小学校に訪れているうちに、思った雰囲気と違う、期待するものと違う、などの理由で合格しても入学辞退する方もいます。

また、中には、仲良しの子が不合格になったから、一緒に公立小学校に通うために国立小学校は入学辞退をするような方もいますし、逆に、苦手な子も国立小学校に合格したために自分は国立小学校を入学辞退して公立小学校に行く、という方もいます。

子供同士の関係もあるでしょうし、親同士の関係であることもあるでしょう。

本来であれば、そのような第三者によって入学意志が変わるのは避けるべきだと思いますが、小学校生活は6年間もありますし、中学や高校も考えれば9年間12年間の付き合いになります。

関係性によってはそのような選択も仕方がないのかな、と思います。

国立小学校は受験してみただけで、初めから入学の意志はない

割合としては極少数だと思いますが、中には、ただ受験してみただけで、初めから入学の意志はない、というご家庭もあります。

「まさか合格するとは思わなかった」
「我が子が合格できるレベルだと分かっただけで満足」
「せっかくだから、記念に受験しただけ」

という家庭もあるのです。

何年も前から国立小学校に合格するために、お金や時間をかけて準備してきたご家庭にとっては、少々腹立たしい気もしますが、実際にそういうご家庭もあるのです。

国立小学校は受験料も比較的安価なので、気軽に受験を考えてしまうのかもしれませんね。

国立小学校、繰り上げ合格はいつまで?


国立小学校の繰り上げ合格ですが、いつでも入学辞退者が出れば繰り上げ合格で入学できるわけではなく、期日が決められていることがほとんどだと思います。

長女が通う国立小学校の場合も、3月中旬で期日が決定されていました。

入学辞退をする場合は、それ以前に国立小学校に連絡を入れることが注意書きされていました。また、それ以降に入学辞退者が出ても、繰り上げ合格はしない、とも書かれていました。

ですので、補欠合格の場合、どうなるのか気をもむと思いますが、期日まで待って、それまでに連絡がなければ国立小学校には入学できない、ということになります。

ちなみに、入学辞退者が出ているかどうか?何人いるかどうか?など、学校側に問い合わせをしても対応していただけないと思います。長女が受験した国立小学校の場合は、願書の注意書きに、「問い合わせに関しては一切対応できない」とありました。

長女が入学した国立小学校の繰り上げ合格は?

長女が受験して、入学した地方の国立小学校の場合ですが、繰り上げ合格は、女子が少なくとも1名、男子は0名だったようです。

抽選で入学候補決定した時に、抽選漏れした女子1名が入学していること、補欠1を引いた男子が入学していないこと、からの情報ですが、確実なものではないです。

学校側からの明確な発表がある訳ではないですし、噂レベルのもの、と解釈していただいた方が良さそうです。

が、地方の国立小学校の場合、第一希望で受験する人がほとんどなので、自ら入学辞退をするとなると「急な転勤による転居」くらいしかないような気がします。

そのため、地方の国立小学校の補欠合格の場合は、入学できたら本当にラッキー! 補欠では不合格と一緒、と思った方が良さそうです。

とはいえ、補欠1,2ならば、「もしかしたら…」ということもあるので、それほど期待せずに、期日までじっと待つ、となりそうですね。

スポンサーリンク




国立小学校、繰り上げ合格の可能性は?補欠合格でも入学できる? まとめ


国立小学校は、考査や抽選を経て、入学候補者になります。その後、規定違反等による入学取消や、個人の都合による入学辞退が発生すれば、補欠合格者の繰り上げ合格が出ます。

また、繰り上げ合格が出る割合や人数は、各国立小学校や地域の状況などによって大きく異なると思います。

選択肢の多い大都市であれば、補欠10でも繰り上げ合格が出る可能性があるかもしれませんし、ほぼ全員が第一希望で受験する地方の国立小学校の場合は「急な転勤による転居」くらいしか入学辞退が出ないところもあります。

補欠となった場合は、正規の合格者ではありませんし、入学できる保証もありませんので、それほど期待せずに期日までじっと待つ、しかないような気がします。

おすすめ記事

★我が家の姉妹が家庭で実践中!★
セブンプラスバイリンガルの口コミはコチラの記事に書いてあります
↓  ↓  ↓  ↓