国立小学校の受験倍率はどれくらい?地方は簡単に入れる?

スポンサーリンク



国立小学校の受験倍率はどれくらいなのでしょうか?

全国に国立小学校は70以上ありますので、各国立小学校によって倍率も変わってきますが、東京都内の超人気校の場合は100倍近いこともあるそうです。

では、地方の国立小学校の場合は?
定員割れで誰でも入れる国立小学校もあるって、本当?

実体験を含めて、お話ししたいと思います。

CHECK!

国立小学校、受験倍率はどう計算するの?

国立小学校の受験倍率ですが、簡単に言うと、合格者数に対して何人受験したか? ということです。

20人の合格者に対して40人が受験すれば受験倍率2倍ですし、30人の合格者に対して900人受験すれば受験倍率30倍です。

もし、20人の定員に対して15人しか受験しなければ、定員割れとなります。定員割れだからといって、無受験に誰でも合格になるか、というとそういうわけでもないと思います。

では、実際の国立小学校の受験倍率はどれくらいなのでしょうか?

国立小学校の受験倍率、超人気校の場合


国立小学校の受験倍率ですが、まずは超人気校 の数字を見てみましょう。

東京都内の場合ですが、東京都内には6校の国立小学校があります。

お茶の水女子大学附属小学校  東京都文京区
筑波大学附属小学校  東京都文京区
東京学芸大学附属竹早小学校  東京都文京区
東京学芸大学附属大泉小学校  東京都練馬区
東京学芸大学附属小金井小学校  東京都小金井市
東京学芸大学附属世田谷小学校  東京都世田谷区


住んでいる地域によって受験可能な国立小学校は異なりますが、国立小学校3校を受験する人が少なくありません。中には、国立小学校3校の受験資格を得るために、その地域に住んでいる方もいます。

この東京都内にある国立小学校のうち、一番倍率の高い国立小学校は、お茶の水女子大学附属小学校のようです。もちろん、受験する年度によって受験倍率は変わりますし、男女の差も生じると思います。

ですが、過去数年の国立小学校の受験倍率を見てみると、お茶の水大学附属小学校圧倒的に高倍率のようです。驚くことに、受験倍率100倍近い年度も ありました。

また、筑波大学附属小学校や東京学芸大学附属竹早小学校も高倍率で70倍以上の受験倍率 のようです。

このお茶の水大学附属小学と筑波大学附属小学校、東京学芸大学附属竹早小学校はいずれも文京区にあるため、3校すべて受験する人が結構多く、そのために受験倍率も高めになっているようです

また、この3つの国立小学校は、考査や面接の前に抽選 があります。

なんと、抽選に通らないと、受験資格さえも得られないのです。

初めの抽選で半数から十分の一程度まで減らされますので、それ以降の受験倍率は10倍ちょっとくらいまで落ちます。東京都内の国立小学校の受験倍率は、初めの抽選以降だけ見れば、どこも10倍ちょっとという感じです。

スポンサーリンク



国立小学校は抽選で決まるから、運試しに受けてみる?


東京都内の国立小学校の場合、お茶の水女子大学附属小学校や筑波大学附属小学校のように超人気校では、考査や面接前に抽選があり、そこでかなりの人数が振り落とされます。

そのため、全体では70~100倍近い受験倍率だったとしても、初めの抽選以降は10倍ちょっとの受験倍率になります。

また、このように受験倍率の高い東京都内の超人気校の場合、何の受験対策もしていない人でも、「運試しに受けてみよう!」と気軽に受験してしまうケースが意外と多い ようです。

地方の国立小学校でもこのような「運試し受験」はあると思いますが、ただでさえ受験倍率が高く、初めの抽選で通らなければ考査さえも受けられない高倍率国立小学校です。

しっかりと受験準備をしてきた子が抽選で落ちて考査も受けられず、運試し受験の何の準備もしないない子が抽選が通って考査に進める、となったら、何ともやるせない気持ちになってしまいそうですね。

それも運。運も実力のうち、嘆いていていても仕方ないんですけどね。

そういう受験事情もあり、受験資格のある地域に住んでいる場合は、可能な限り、3校の国立小学校を受験するのでしょうね。そして、受験倍率が高まってしまうのでしょうね。

それから、初めの抽選が通らなければ考査も面接も受けられないとなると、運悪ければ、出願校すべてが初めの抽選落ち、ということもあり得ます。そうなってしまうと、それまでに受験準備してきたことが無駄にもなりかねませんので、国立小学校だけでなく私立小学校の併願をするケースが多いようです。

東京都内の場合、国立小学校だけでなく私立小学校の選択肢も多いですし、用意周到に進めてきた小学校受験組からすると公立小学校にはなかなか魅力を感じないのかもしれませんね。

子供も大変でしょうが、親も大変ですね。

我が家が東京在住だったら、どのような選択をしたでしょう? 国立小学校が駄目だったら地域の公立小学校と、すっぱりと割り切って受験できたかな? それは、地方での小学校受験だったからそう思っただけで、東京都内だったら、非常に難しい選択だな、と感じます。

スポンサーリンク



地方の国立小学校の受験倍率は?

日本全国、国立小学校は70校以上ありますので、一言に受験倍率と言っても各国立小学校で差があります。

7,8倍のところもあれば、2倍程度のところもあるでしょう。

そして、我が家の長女が受験した地方の国立小学校の受験倍率は、3倍程度でした。一次で考査と面接があり、二次が抽選でした。

一次で半数くらいに絞られて、二次の抽選で三分の二が合格 でした。

地方といえども、国立小学校受験の倍率で3倍です。結構高い倍率ではないのではないでしょうか? 5,6歳の幼児が受験のために準備をして、実際に受験をし三人に一人しか通うことができない、というのは結構大変なのです。

誰でも入学できる公立小学校に比べて、国立小学校はやはりハードルは高いと思います。

国立小学校、男女で受験倍率は違う?

国立小学校、男女で受験倍率は違うのでしょうか?

これも、国立小学校や受験年度によって変わるものだと思いますが、実際に長女が受験した地方の国立小学校では、偶然にも、受験者数も合格者も同じで、受験倍率は同じ でした。

勝手な思い込みで、男子の方が受験数が多いんじゃないかな?女子の方がハードルが低いんじゃないかな?なんて期待していたのですが、実際には男女差は全くなく同じでした。

学校によっては、国立女子大学の附属小学校のために女子の方が受験数が多いとか、男子に人気の国立小学校とか、特色があるところもあると思います。

国立小学校は受験倍率が高いから一生懸命やらない方が良い?


多分、東京都内の超人気校を指して言っているのだと思いますが、チラホラと、「国立小学校は受験倍率が高いから、一生懸命やらない方が良い」 というアドバイスのようなものを見かけます。

え!?

私個人的には、全く賛同できません。国立小学校受験するなら、しっかりと準備をして受験するべき だと思います。本気で国立小学校に通わせたいと思うなら、ですよ。

例えば、全く何も受験準備をせずに、記念受験や運試しで国立小学校受験をするのなら、一生懸命も何もないと思いますのでそれで良いと思います。

けれども、国立小学校の受験倍率が高くても、合格したら行きたいと思うならば、やはり一生懸命やった方が良いです。

ただ、勘違いしてはいけないのは、一生懸命やった方が良いと思うのは受験対策 であって、「国立小学校に絶対に合格しないとダメ」「国立小学校以外には入学させない」「国立小学校に入学することだけ考えて頑張って」と子供に過度のプレッシャーをかけることではないです。

そういう意味では、一生懸命になりすぎない方が良いです。

それと、国立小学校の受験対策の内容としては、その国立小学校に入るためだけの対策をするのではなく、その子の身になるような受験対策をした方が良い です。国立小学校の受験問題は、5,6歳児にとって必要な要素が非常にたくさんつまっています。

私が長女に国立小学校の受験対策をやらせていた時には、国立小学校受験関係なく、面白い内容だし、身になると思っていました。長女自身もとても前向きに取り組んでいたので、もし国立小学校に合格しなくても、絶対に無駄にならないと思っていました。

せっかく同じ時間を費やすのですから、合否関係なく無駄にならないように、一生懸命にやった方が良いと思います。

スポンサーリンク



定員割れで誰でも入学できる国立小学校がある?


全国にある国立小学校の中には、定員割れで誰でも入学できるところがあるようです。

といっても、インターネット上で見つけた情報で、しかもどこの国立小学校かは明記されていませんでしたので、正しい情報がどうか分かりませんでした。

また、国立小学校と私立小学校では違いがいろいろとありますが、私立小学校の場合は定員割れしているところもあるようです。けれども、定員割れしているから、無条件に全員入学できる、という訳でもないと思います。

私立小学校であれば、それぞれの学校のカラーがありますから、あまりにもかけ離れた子であると定員割れしていても不合格になる可能性はあると思います。

それと、定員割れしている私立小学校のは何かしらの原因があると思います。例えば、非常に宗教色が強いとか、学費が非常に高額とか、いじめなどの問題が大きな問題となっているとか。

定員割れしている私立小学校を受験する場合は、その原因をしっかりと確認した方が良いです。入学しやすい、というだけで受験校を選ぶ人はいないと思いますが、入学後に受け入れがたい何かが存在するかもしれませんが、慎重になった方が良いと思います。

それから、もし、定員割れしている国立小学校があったとしたら、国立小学校でも同じです。地域的に、人気がない国立小学校があったりするのでしょうか? 現状では分からないのですが、追加情報を得ることができたら追記したいと思います。

スポンサーリンク




国立小学校の受験倍率はどれくらい?地方は簡単に入れる? まとめ


国立小学校の受験倍率は、2倍程度のところから、100倍近いところまであります。

特に、超人気校が集まる東京都内では、70~100倍近い受験倍率の国立小学校があり、初めに抽選 が設けられています。この抽選に当たらないと、考査や面接さえも受験することができません。初めの抽選以降の受験倍率は10倍ちょっとになります。

地方の国立小学校でも各国立小学校で受験倍率は異なりますが、長女が受験した国立小学校は3倍程度でした。偶然にも男女差は全くなく、受験数も合格者数も同じで、受験倍率も同じ3倍程度でした。

地方の国立小学校とはいえ、なかなかの倍率です。

それから、定員割れしている国立小学校があるような情報もインターネット上で見つけましたが、学校名が明記されていなかったので本当かどうかは分かりませんでした。

おすすめ記事

★我が家の姉妹が家庭で実践中!★
セブンプラスバイリンガルの口コミはコチラの記事に書いてあります
↓  ↓  ↓  ↓