国立小学校受験、親の職業や学歴は合否に関係ある?

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国立小学校受験において、親の職業や学歴は合否と関係あるのでしょうか?

実際に、長女が国立小学校に入学してみて分かったことは、地元企業の代表取締役社長や弁護士、医師などの家庭が非常に多いことです。

国立小学校は、親の職業や学歴も考慮して、子供達の合否を決めているのかと思うほどです。

でも、実は、国立小学校受験と親の職業や学歴は全く関係がない のです。

CHECK!

国立小学校受験と親の職業・学歴は全く関係ない

先に結論を言ってしまいます。

国立小学校受験において、親の職業や学歴は全く関係がありません。子供達の考査や面接結果、抽選のみで決まるのです。中には、親の面接も課されることもあります。

どうして、国立小学校受験で、親の職業や学歴が全く関係がない、と言い切れるかと言いますと、願書に親のことを記載する箇所がない のです。受験者の保護者として、父母の名前を書く欄はあります。ですが、父母の職業や学歴等を書く欄は一切ありません。

少なくとも、長女が国立小学校を受験する時はそうでした。

ですので、国立小学校側が、子供達の受験時に親の職業や学歴を考慮したいと思っても無理なのです。いや、国立小学校側が考慮するつもりがないからこそ、記入欄がないのだと思います。

そのため、例え、親が高卒であろうが中卒であろうが、はたまた定職がなかろうが、子供達の受験資格はありますし、合格する可能性も十分にあるのです。

国立小学校の受験資格として制限されるのは、居住地が学区内か、そして国籍が日本か、これくらい だと思います。

国立小学校に高学歴の親が多い理由


国立小学校受験に関して、親の職業や学歴は関係がありませんが、実際に国立小学校に集まる子供達の親は高学歴な方が多いと思います。高学歴の定義があいまいですが、ここでは、四年制大学卒以上としておきます。

かく言う私も、四年制大学卒業ですし、夫もそうです。

また、主にお父様の方ですが、職業からしても、高学歴と分かる方が多いですし、全体の雰囲気からも高学歴の印象が強いです。もちろん、そうでない方もいるでしょうが、割合としては高学歴な方が非常に多いと思います。

では、なぜ、国立小学校には高学歴の親が集まるのでしょうか?

それは、「国立小学校=進学校」という位置づけだからでしょう。特に、地方であると、私立小学校が選べるほどなかったり、地元民の意識として私立小学校よりも国立小学校の方がレベルが上、という意識が強かったりします。

実際に、国立小学校は受験があり、考査や面接等を突破しなければ入学ができません。国立小学校に合格するためには、それなりの準備や対策が必要なのです。

早い人では、幼稚園入園と同時に国立小学校受験の準備を開始します。もっと早い人は赤ちゃんの時から。そして、一般的な人でも、国立小学校の受験日の1年ほど前から準備を始めます。

そうなると、やはり、教育熱心な家庭が必然的に多く なります。

また、国立小学校を志望する理由として、「より質の高い教育を受けさせたい」というのがあります。そう思う親は結構多いと思います。我が家にもそういう思いがあります。それだけ、国立小学校入学後の教育内容や環境に期待をしているのです。

そして、地方であると、ほとんどの人が公立小学校に就学しますから、違う環境で教育に力を入れたいとなれば、やはり、国立小学校という選択肢が出てきます。その分、親の学歴も高めになるのだと思います。

それから、中には、ご自身に学歴コンプレックスがあって、子供により良い教育を望む方 もいます。全員とは言いませんが、そのような雰囲気を感じ取れる方もいます。

いずれにしても、教育熱心であることは変わらないと思いますので、そういった意味では親同士も非常にお付き合いがしやすい環境だと思います。

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国立小学校に、社会的地位の高い親が集まる理由


国立小学校には、社会的地位の高い親が多く集まります。

例えば、地元企業の代表取締役社長や弁護士、医師等、非常に多い です。とはいえ、我が家のような庶民家庭も多いのですが、PTA活動等で目立った動きをしてくださる方々がこのような社会的地位の高い方が多いので、より際立つんですよね。

平日の昼間に、子供が通う学校のために動くなんて、一般のサラリーマン家庭には難しいです。やはり、時間的に融通の利く、自営業の方がダントツで多いです。また非常に精力的に動いてくださっています。

その理由の一つが、親自身も、国立小学校の出身であることが多い です。要は、母校なのです。

地元の社会的地位の高い家庭では、代々、一族が国立小学校卒業というのも珍しくありません。それこそ、生まれた瞬間から、国立小学校に入るための教育も受けるでしょうし、それが一つのステータスでもあります。

また、私の友人にもいますが、そのような家庭に嫁ぐと、子供を国立小学校に入れなくてはいけない、という大きなプレッシャーがあるようです。そして、国立小学校に入れるために、お受験専門の塾に通わせたり、体操教室に通わせたり、その付き添いも大変そうです。

けれど、そういう家庭が意外と多いです。

国立小学校は親同士のお付き合いも大変!?


このように社会的地位の高い人々が集まる国立小学校、親同士のお付き合いが大変そうに思われがちですが、実際はそうでもないです。

まず、顔を合わせる機会が非常に少ないです。数ヶ月に1回あるくらいの授業参観、その後の学級懇談会で顔を合わせますが、席が近くなった方と何気ないおしゃべりをする程度で、それ以上のお付き合いは発生しません。

もちろん、中には濃いお付き合いをしている人たちもいるでしょう。毎週のように、集まってはランチ会等をしているグループもあるかもしれませんね。でも、誰もがそうとは限らないです。少なくとも、私は全く濃いお付き合いはしていないです。

それから、PTAの委員会に属したりすると、否応なく親同士の関係が広がっていきます。けれど、そこで無理が必要なほどのお付き合いは発生しません。

それどころか、学年が上の先輩ママさんと知り合える機会でもあるので、いろいろな情報をもらうことができて、助かることも多いです。

どこの国立小学校にも当てはまるようなことではないかもしれませんが、長女の通う国立小学校の場合は、聞きたいことがあってもなかなか学校側に気軽に聞ける雰囲気はありません。

なので、ママさんネットワークを少し広げておいて、学年が上の先輩ママさん方に教えてもらうことが非常に役立ちます。

学歴の高さや社会的地位の高さと関係があるか分かりませんが、比較的お付き合いしやすいママさんが多いです。互いに深入りはせずに、表面的に上手にお付き合いをしている方が多いと思います。

逆に、国立小学校の場合は、価値観が違い過ぎて付き合いづらいとか、言葉遣いが汚くて何を言っているのかよく分からないとか、そういう次元の違うママさんはほぼ皆無です。

それと、高学歴故か、親の年齢層が高めなのも、落ち着いていて付き合いやすい理由かもしれません。

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国立小学校、庶民の割合はどれくらい?


国立小学校に集まる家庭は、全てが全て、社会的地位が高い訳ではありません。我が家のような庶民も非常に多いです。

割合で言えば、半分以上、庶民でしょう。

そして、一見社会的地位の高そうな、地元企業の創業者家庭だったとしても、案外経営が厳しそうなところもあります。長女通う国立小学校のPTA関連で活躍されている方もそういう方がいます。

昔から地元で有名な企業の創業者家庭ですが、数年前から経営が非常に厳しくなっています。いつ倒産してもおかしくないくらい、と言う友達の銀行員もいます。他人の経済状況なんて、見た目や肩書きだけでは分からない部分もありますよね。

ですが、国立小学校のイメージは、富裕層が多い、お坊ちゃまお嬢ちゃまが多い、と思っている方は多いです。外部から見ると、よりそういう風に感じるのかもしれません。

我が家の長女が国立幼稚園を受験した際には、学生時代からの仲良しの子に、「お金持ちの人が多そうだけど、大丈夫?」と真剣な面持ちで聞かれた時には、少々驚きました。

半面、「あなたの家庭では、身分不相応じゃない?」と言われているように感じました。

それって、結構失礼な話ですよね。

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そして今回も、「ベンツばっかり並ぶんじゃない?」「習い事をたくさんさせないといけないんじゃない?」と少々的外れなことを言ってくる方がいました。

確かに、ベンツで学校行事に来る方もいますし、習い事をいくつもさせている方もいます。けれども、駐車場全部にベンツが並ぶなんて環境でもないですし、軽自動車や年数の経っていそうな車で来られる方もいます。習い事をさせていない家庭も多いです。

国立小学校って、そういう外部からのイメージとはちょっと異なって、意外と普通、庶民が多いと思います。スバ抜けたお金持ち、という家庭もありますけどね。

富裕層が多いのは、国立小学校よりも私立小学校!?

多分、外見の見栄の張り合いが強いのは、国立小学校よりも私立小学校だと思います。実際、私立小学校は学費自体にも非常にお金がかかりますから、庶民よりは富裕層が多いでしょう。

知り合いから、「友達は、私立小学校に子供を通わせていて、普段は軽自動車を乗っているけれど、学校に行く時だけは中古の外国車で行くみたい。国立小学校もそうなの?」なんて聞かれたことがありました。

そこまで見栄を張らないと通えない私立小学校って大変だな、と思いました。そんなことをするのは、その人だけかもしれませんけどね。

大概、真実かも分からないことを信じ込んで言ってくる人は、国立小学校や私立小学校の受験など考えない人が多いと思います。外部から見ているのと、実際に国立小学校に入学して知ることは、大きな差があります。

国立小学校は、思った以上に庶民が多いと思います。ただし、PTAの活動等で目立つのは、社会的地位の高い人です。

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国立小学校受験、親の職業や学歴は合否に関係ある? まとめ


国立小学校の受験において、親の職業や学歴は合否には全く関係ありません。というのは、国立小学校の受験のための願書に、父母の氏名以外、何の情報も書く欄がないのです。

ただし、国立小学校に集まる親たちは、高学歴の方が比較的多いと思います。国立小学校に入学するためには、受験しなくてはいけないですから、やはり教育熱心な家庭が多くなります。

また、PTAなどで活躍されるのは、地元企業の代表取締役社長や弁護士、医師などの社会的地位の高い方々多く目立ちますが、実際には庶民も多く通うのが国立小学校だと思います。

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