国立小学校、内部進学はできる?誰でも合格?

スポンサーリンク



国立小学校、内部進学ができるかどうか、気になりますよね。誰でも問題なく国立中学校に行けるのでしょうか?

国立小学校は、国立大学附属の小学校で、同系列に、中学・高校があったり、幼稚園があったりします。

国立小学校の内部進学は、ほぼ全員が進学できる場合と、選考があって希望しても進学ができない子が生じる場合があります。

今回は、国立小学校の内部進学について、実態を書いていきます。

CHECK!

国立小学校、国立中学校への内部進学は全員?

国立小学校は全国に70以上あるため、すべてが同じ対応な訳ではないです。内部進学についてもそうで、同系列の国立中学校があっても、ほぼ全員が内部進学できる場合と、選考があって選別される場合があります

ほぼ全員が内部進学可能でも、転出する子もいる

ちなみに長女が通う国立小学校の場合は、一応、内部進学のための選考(考査)はありますが、特別問題がなければほぼ無条件で全員が進学可能です。そのため、100%近くが一緒に国立中学に進学しますが、中には転出する子もいます。

事情はいろいろですが、多いのは、親の転勤とともに他地域に移る、ですが、非常に優秀な子は都市部の有名私立中学校を受験し合格、ということもあります。近くの中高一貫の私立中学校へ行く子もいます。

それから、稀なケースですが、何かしらの思いがあって公立中学校に進学する、ということもなくはないです。

国立小学校からの内部進学選考、合格率は?

それから、内部進学において選考がある場合、合格率はどれくらいなのでしょうか?

それぞれの国立小学校において違いはあると思いますが、内部進学の合格率は80%くらいが多いような印象です。親子で努力し、苦労し、やっとの思いで国立小学校に入学しても、6年後には20%が転出を余儀なくされる、厳しい現実に思えます。

しかしながら、成績・勉強がすべての国立中学校ではありませんが、総じて、学習意欲が高く、高校・大学と進学志向が高い集団ですから、小学校の時点で学力的に劣っていると、そのまま国立中学校に進学しても本人にとって辛い状況にもなりかねません。

スポンサーリンク



内部進学、選考漏れしたらどうする?公立?私立?


国立小学校から、国立中学校への内部進学で選考がある場合、選考漏れしてしまったらどうするのでしょうか?

地域の公立中学校、もしくは私立中学校に進学することになるでしょう。中学校は義務教育ですし、国立中学校の内部進学の選考漏れになったとしても、通う中学校がない、という事態には陥らないはずです。

内部進学漏れは落ちこぼれ?

国立小学校からの内部進学の選考漏れによる、国立中学校や私立中学校への進学は、まわりから見ると、落ちこぼれの烙印を押されたような印象です。明るく去って行ける人も少なくないでしょう。

でも、まだまだ中学生です。

本人のやる気次第で、挽回が効きます

偏差値の高い高校に合格する、超有名大学に合格する、難関資格を取得して社会人として活躍する… 国立中学校に進学できなくても、まだまだ夢は大きく、目標は高く、チャレンジしていくことができます。

もし、すでに学習面で難しいと感じているならば、他の何かを見つけて頑張ることもできます。

本人は本人なりに、落ち込んだり悩んだりすることもあるでしょう。親が内部進学の選考漏れを責めるなんてことはせず、本人の可能性を引き出すように、全面的にフォローしてあげる必要があると思います。

進学先の中学校で負けない強さ

国立小学校で6年間過ごしていれば、徐々に、内部進学の厳しさや現実を知ってくるはずです。そして、実際に、内部選考漏れをして公立中学校や私立中学校に進学することになれば、本人としても辛い思いもするでしょう。

ですが、ここで負けてはいけません。

例え、進学先の中学校で、国立小学校出身であることを揶揄されても、負けない強さを養わないといけません。いつまでも引きずってしまうと、この先の希望もなくなってしまいます。

親として、子とともに新たな目標や計画を立てて、次なる道を歩んでいくことが大切です。

国立小学校からの内部進学、友人関係に影響する?

国立小学校から国立中学への内部進学、友人関係には影響するのでしょうか?

特に、内部進学に選考がある場合は、友人関係に影響すると言えるでしょう。6年生が近づくにつれて、80%しか国立中学校に進学できないとなれば、まわりの友人たちはライバルとして意識するようになります。

純粋な友人関係ではない関係性も生まれてきても不思議ではありません。

ただそれがストレスになってしまって、国立小学校生活を楽しめなくなっては残念ですよね。

内部進学率100%でも油断できない

国立小学校から国立中学校への内部進学率がほぼ100%であっても、油断はできません。

長女の通う国立小学校の場合は、国立中学校にはほぼ無条件で進学できますが、高校進学時には外部受験をしなくてはいけません。その先には、大学受験もあります。

国立小学校に入学できたからと言っても、油断はできないのです。国立小学校入学はただの通過点であってゴールではありません。

国立小学校に入学してからも、努力を重ねていかなければ、高校受験や大学受験で思うような結果は得られなくなってしまいます。その学年、その年齢に相応しいことはしっかりと習得していけるように、親が導いていく必要があるでしょう。

それから、国立中学校に外部受験で入学する子たちもいます。受験組は何年も受験準備をして合格した優秀な子たちばかりですから、国立小学校出身の子たちは勉強をせずにのんびりと過ごしていると、国立中学校に進学して時点で慌てふためくことになります。

我が家の姉妹は、国立中学校にはほぼ無条件で入学できる状態ですが、それ相応の学年になったら、受験組と同じように受験問題をやらせようと考えています。受験は不要でも、受験組が学び得てくるものをしっかりと習得しておきたい、という思いからです。

劣等感が友人関係に影響する?

国立小学校の場合、総じて、教育熱心な家庭が多いですし、子供本人も意欲的に勉強する子が多いです。そのような環境の中で、勉強ができない、となると、本人には大きな劣等感が生まれてしまうでしょう。

小学校であっても、学年が上がるにつれて、勉強ができるできない、誰が優秀、というのは誰が見ても分かるようになってきます。実際のところ、本当に優秀な子、ちょっと心配な子、というのは、小学1年生でも目立ちます。1時間もない授業参観でも見て分かります。

特に心配なのは、劣等感を持ってしまった子です。劣等感から、他人に対する妬みや低い自己肯定感が芽生えてしまうと、友人関係にも影響するようになってしまうでしょう。せっかく入学できた国立小学校、楽しい学校生活を過ごすためにも、親のフォローは必要です。

スポンサーリンク



国立小学校の内部進学用の塾って何?


国立中学校への内部進学に選考がある国立小学校の場合、内部進学用の塾もあるようです。

国立小学校に通っている時点で、一般的には優秀な子たちであるため、進学率80%であると明確な差がなく、実際に内部進学選考を受けてみないと結果が予想できないこともあるでしょう。

そのために、内部進学選考突破のための塾があるそうです。

内部進学率ほぼ100%でも、通塾する?

また、学校の学習内容をフォローするような塾は内部進学の選考がない学校でもあります。

娘が通う国立小学校では、高学年になっても学習塾に通わない子はクラスに1,2名くらいらしいです。もちろん、上のレベルを目指して通塾している子もいますが、学校の勉強のフォローのために通っている子もいるそうです。

国立小学校といえ、小学校低学年の子でも、クラスに数人はすでに学校の授業に追い付いていないような状況です。そのような子や、家庭学習の習慣がついていない子は、通塾率が高くなると思います。

国立幼稚園から国立小学校への内部進学は?


国立小学校の場合、国立中学校への内部進学もそうですが、国立幼稚園からの内部進学もあります。

我が家の姉妹が通う国立幼稚園、国立小学校もそうですが、国立幼稚園に通っていればほぼ無条件で国立小学校へ入学できます。

そのため、長女の同級生も半分以上が国立幼稚園の卒園生で、そこに外部受験組が加わっています。

国立幼稚園に入園していると、国立小学校の受験を考えなくて良いので、親としても本人としても楽ではあるのですが、受験組はそれ相応の受験準備をして、合格をして入学してきますので、ボーッとはしていられないんですよね。

中には、国立幼稚園に入園した時点で、すでに安心してしまって、その後の人生すべて安泰、と勘違いしてしまうような親御さんもいるのです。そうすると、国立小学校、国立中学校、その後の受験と、どんどんついていけなくなってしまって、本人が大変苦労します。

国立幼稚園から国立小学校への内部進学があっても、安心し切らずに、常に学ぶべきことを学ぶ、ということは非常に大切です。

それから、国立小学校受験組は、国立幼稚園卒園組が、非常に優秀な集団と思う方もいるようですが、個々人差がありますので、一概にどうとは言えません。長女のクラスメートを見ていると、超優秀そうな子も、ちょっと心配になりそうな子も、どちらも国立幼稚園卒園の子です。

スポンサーリンク




国立小学校、内部進学はできる?誰でも合格? まとめ


国立小学校から国立中学校への内部進学は、ほぼ100%無条件で進学できるところもあれば、選考試験が課せられるところもあります。それぞれに国立小学校によって、対応が異なります。

また、内部進学の選考に漏れた場合は、公立小学校や私立小学校に進学することになります。

それから、国立幼稚園も併設している場合は、国立幼稚園から国立小学校への内部進学もあります。

内部進学があろうとなかろうと、常々、学ぶべきことを学んで、努力を続けていかなければ、後々、本人が大変苦労することになります。

おすすめ記事

★我が家の姉妹が家庭で実践中!★
セブンプラスバイリンガルの口コミはコチラの記事に書いてあります
↓  ↓  ↓  ↓