野毛山動物園は入園料無料の動物園です。
ライオンやアムールトラのような動物園らしい動物のほかにも、名前の前に「ニホン」とつく身近な動物がたくさん展示されています。
横浜の野毛山公園の一角にあるという立地もあり、ふらりと散歩の途中に入ることができます。気軽に動物と触れ合って、ひだまりカフェで一休みできて、入園料も無料です。赤ちゃんや小さい子の動物園デビューにはぴったりの場所でしょう。
野毛山動物園の概要
「野毛山動物園」は横浜港を臨む高台、野毛山公園の中にある動物園です。公園全体の面積は9.6ヘクタール、そのうち動物園は3.3ヘクタールをしめています。広すぎることもないので、散歩コースとしても親しまれています。最寄りの桜木町駅よりは徒歩15分と、少々歩きますが、バスも出ているのでこちらがおすすめです。
大きな目玉となる動物は、ライオン、アムールトラなどで、ここにしかいないという動物はいませんが、日本に生息する動物が多く見られます。
野毛山動物園は、昭和26年4月に開園しました。その2年前、昭和24年3月、日本貿易博覧会の会場に選ばれた野毛山公園に、クマ、キツネ、タヌキなどを3ヶ月にわたって展示したことが、動物園の前身となります。博覧会閉会後、インドゾウやニホンザルなどの動物を新たに加え、改めて動物園として開園しました。
「誰もが気軽に訪れ、憩い、癒される動物園 小さな子どもが初めて動物に出会い、ふれあい、命を感じる動物園」がコンセプトの通り、園内には売店やカフェ、貸し出しベビーカーや有料ロッカー、トイレも多目的トイレ3カ所、オストメイト2カ所 おむつ買えシートは全トイレに完備されているので安心です。ふれあいコーナーや、イベントも開催しています。
野毛山動物園は動物園デビューにぴったり
野毛山動物園には、名前の前に「ニホン」とつく動物がたくさん展示されています。ニホンツキノワグマ、ニホンアナグマ、ヒガシニホントカゲ、ニホンイシガメやホンドダヌキ、ホンドテンなど。町の中にいるとめったに会うことはありませんが、これらの動物はみんな日本の野生で生きているものです。
他にも、町中でも見ることができるマガモやコガモをはじめ、家で飼育されているニワトリなども見ることができます。インドライオン、アムールトラ、シマウマやレッサーパンダなど、よくテレビで取り上げられるような有名動物もちゃんといます。「動物園デビューにぴったりな動物園」と言われるゆえんでもあります。
おなかがへったらひだまりカフェへ行こう
ひだまり広場にある、屋内休憩所ひだまりカフェでは、軽食を食べることができます。ドライカレーやチキンライス、ナポリタンやホットドック。お子様向けのキッズプレートは、チキンライスにハンバーグ、ポテトにかわいい動物のおもちゃがついてきます。
もちろんスイーツもあります。お店の名前が入ったひだまりワッフルは、ワッフルにアイスクリームが添えられたセット、動物のオリジナルイラスト入った、のげやまパンケーキなどがあります。キッズプレートとのげやまパンケーキは数量限定なので、ご注文はお早目に。
お天気が良い日は、カフェの前に広がるひだまりカフェでのお食事もおすすめです。ひだまりカフェにはベンチもあるので、ひなたぼっこをしながらお昼を食べることができます。
動物を見てふれあって、入園料は無料?
野毛山動物園の入園料は無料です。ライオンを見てトラを見て、一回どこかで見てみたいと思うニホンアナグマやホンドテンを見て、モルモットやハツカネズミとふれあって、場合によっては動物のお誕生会などに参加しても無料なのです。
野毛山公園の一角にあるという立地もあり、ふらりと散歩の途中に入ることができます。見ているだけでおもしろく、癒される動物を気軽に見に行けるのは、とても幸せです。生き物から教えられることもたくさんあります。
野毛山動物園のコンセプト、「誰もが気軽に訪れ、憩い、癒される動物園 小さな子どもが初めて動物に出会い、ふれあい、命を感じる動物園」、このような動物園が日本中、世界中に作ることができれば、人も動物もどんなに幸せになれるか、と思わずにはいられません。
野毛山動物園の情報
野毛山動物園
●住所:横浜市西区老松町63-10
●電話番号:045-231-1307
●ホームページURL:http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/