鳥羽水族館はジュゴンに会える日本で唯一の水族館

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鳥羽水族館は三重県の大型水族館です。

ジュゴンを飼育している水族館は世界にわずか4か所しかありません。その4か所のうちのひとつが鳥羽水族館であり、日本でジュゴンを見ることができる唯一のレア水族館なのです。

鳥羽水族館の概要

「鳥羽水族館」は三重県の鳥羽市にある総水量約6000t、全長約240m、通路全長1.5㎞の大型の水族館です。

館内は大きくA~L12のエリアに分かれており、そのテーマにそって1200種類、30000点もの生物が飼育されています。

トドゴマフアザラシ・ハイイロアザラシ等の海獣ゾーン。全面ガラスで鑑賞できる世界最大の人工サンゴ礁に泳ぐ熱帯の魚たち。地元の海を再現した熊野灘の魚

鳥羽水族館では密かな人気のダイオウグソクムシ。そのほか、熱帯雨林のジャングルに生息するピラルクアフリカマナティー、ジュゴンピラニア、デンキウナギ、カピバラ、ウミガメ、スナドリネコ、グリーンイグアナ、ミズヘビの仲間、カエル、フィロゾーマ(イセエビの赤ちゃんです!)、フンボルトペンギンペリカン、カワウソ、セイウチ、アメリカビーバーなどなど。

これは日本動物園水族館協会に加盟している日本の水族館の中でトップであり、鳥羽水族館は「飼育種類数日本一」をキャッチフレーズに日々進化している水族館です。

年中無休で毎日アシカショー・ペンギンのお散歩・セイウチパフォーマンス笑(ショー)があります。

周辺にはミキモト真珠島や伊勢神宮、志摩スペイン村があり、お得なチケットも発売されています。

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ジュゴンを見られる日本で唯一の水族館

人魚のモデルになったと言われる「ジュゴン」。亜熱帯の海に広く生息しますが保護が十分であるとは言えず、その数は減少方向にあり国際保護動物に指定されています。おとなしい性質のジュゴンですが、大変神経質で音や光に非常に敏感で飼育は大変難しいと言われています。

そのためジュゴンを飼育している水族館は世界にわずか4か所しかありません。その4か所のうちのひとつが鳥羽水族館であり、日本でジュゴンを見ることができる唯一のレア水族館なのです。

また、鳥羽水族館ではアフリカマナティーも飼育しているので実際によく似たジュゴンとマナティーを見比べることができます。ジュゴンとアフリカマナティーを同時に飼育しているのはなんと世界で鳥羽水族館だけです!

鳥羽水族館にいるジュゴンは1987年にフィリピンの大統領から日比友好の印にプレゼントされたメスのセレナです。

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水族館では日本初の「スナドリネコ」展示

「スナドリネコ」はインドネシアの島々、インドシナ半島から中国南部、インド・スリランカのマングローブや河川、沼沢地に生息するネコ科動物です。

スナドリネコは英語名でフィッシングキャットと呼ばれ、日本では「漁をする」という意味の「漁(すなど)る」と「猫」を合わせた合成語で「漁り猫」(スナドリネコ)と呼ばれています。

指にはわずかに水かきがあり水辺で魚やカエル・ザリガニ・貝などを捕って食べます。もちろん泳ぎも上手で水中に潜って魚を捕まえることもできます。イエネコと比べると体も大きく顔も野性味が溢れています。

スナドリネコのいる動物園もありますが、スナドリネコがいる水族館は鳥羽水族館だけです!

たくさんの応募から決まった名前はオスは「サニー」、メスは「パール」です。

世界でも珍しい見学順序のない自由通路の水族館

普通はどの水族館にも見ていく見学順序、順路がありますがここ鳥羽水族館には順路がなく自由通路となっています。自分で興味のあるテーマから見ることができます。

初めての人はじっくりと時間をかけて全て見学することも、時間の都合で見たいところだけさっと見るという事もできます。混雑している時も比較的すいているところを自分で探して見ていけるのでとても合理的です。

アメリカの水族館館長の一行が視察に訪れた際に「順路がないことがすばらしい。今まで誰も考えたことがなかった」と称賛されたそうです。

この自由通路になるまでにも様々な葛藤があったようですが、結果自由通路にして大正解!入場制限を設けなくてもたくさんの人に楽しんでもらえる水族館になりました。

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鳥羽水族館の情報

鳥羽水族館
●住所:〒517-8517三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
●電話番号:0599-25-2555(代表)
●ホームページURL:https://www.aquarium.co.jp/