おたる水族館は北極海の貴重生物セイウチと会える水族館

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おたる水族館は北海道小樽市の北、日本海に突き出た半島の先端にある水族館です。

北極海に住んでいるセイウチは絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引に関する国際条約規定の貴重な動物。おたる水族館ではその貴重なセイウチの食事風景が見られます。

おたる水族館の概要

「おたる水族館」は北海道小樽市の北、日本海に突き出た半島の先端にあって、水族館の施設は国定公園の海岸線に面した自然豊かな地にあります。総敷地面積は約107000平方メートルと広大な面積を有しています。

「水族館本館」の建物は鉄骨鉄筋造り、地上2階・地下1階、延床面積5682.03平方メートルで、その中の62基の水槽に約200種類、5000点を飼育展示しています。

海に隣接した「怪獣公園」は総面積460000平方メートル、占用海水面積4600平方メートル、ジェンツーペンギン他のメインプール46.37立方メートル、セイウチ館メインプール185立方メートル、飼育動物数13種150点で、ペンギン、アザラシ、セイウチ、トド等のショーが行われています。

付属別館の「イルカスタジアム」は敷地面積が16000平方メートルで、建物は鉄骨鉄筋造り、地上1階・地下1階、延床面積1337.3平方、メインプール570立方メートル、他500立方メートルプール1基、飼育動物数は3種10~15点、収容人員水上部立席600人、水中部立席200人となっていて、ここでは人気のイルカショー、オタリアショーが行われています。

その他に遊園地が隣接されている他、広大な専用駐車場が設けられていて、その規模は広さ38000平方メートル、大型バス、普通車合わせて約1000台分の十分な広さとなっています。

セイウチのお食事風景

「セイウチ」は絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引に関する国際条約(ワシントン条約)規定の貴重な動物。おたる水族館ではその貴重なセイウチの食事風景(餌やり)が見られます。

私が行った時は見学者の中から選ばれた子供さんが、セイウチの「ツララ」に餌をあげて、そのご褒美?としてツララがその子供さんのほほにキスをしました。多分数十倍の大きさの大きなツララが子供さんに近寄る時一瞬ヒヤっとしましたが、優しい顔立ちでキスをしたのでホットしました。(残念ながら2016年3月一杯でツララは三重県の鳥羽水族館にお嫁に行ってしまいました)

おたる水族館ではもうツララには会えませんが、2016年4月6日にはセイウチの「ウチオ」「ウーリャ」の間に「しずく」が産まれました。しずくは好奇心旺盛ですくすくと成長中です。セイウチはもう外国から輸入できない動物なので元気で健やかに育ってほしいですね。

珍しい魚がたくさん、実はすごい水族館なのです

イルカペンギンアザラシショーといったイベントは大体の水族館で行われているので、そんなに驚くにはあたりませんが、このおたる水族館にはここならではの珍しい魚がたくさん展示されており、貴重な体験のできる水族館と言えます。

アザラシは日本近海に生息している5種類のうち、ここには4種類、約50頭が飼育展示されていて、アザラシの飼育展示では日本はおろか世界でも有数の水族館です。

世界でも珍しい「ネズミイルカ」。日本ではこのおたる水族館だけの飼育展示とのことです。

国内最大級の魚、例えば体長1mを越えるイトウ、普通サイズの約2倍の大きさのホッケ、体長1.2m超える大カレイのオヒョウ、重さ20kgの水タコ等のビックリサイズの魚が展示されていて、驚くこと請け合いです。

ハッとするほど冷たいタッチプールで魚にタッチ

実際に海水で生息している魚に手で触れられる水槽「タッチプール」がいくつかあり、生き物の感触を素手で触って体験することができます。

この中の一つに海水の温度がなんと3℃! 手を入れると一瞬手を引いてしまうほどの冷たさですが、この冷たい温度に設定されたタッチプールで飼育している魚類にも実際に触れることができます。

この3℃という温度は冬の小樽近海の海水温と同じ温度で、北海道の厳しい環境で生息している生き物のたくましさを実感することができるのです。そのしびれるような冷たさに手を入れられるのか、入れられたとしてもどのくらいの時間入れていられるのか、この水族館しか経験できないので是非とも体験をお勧めします。

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おたる水族館の情報

おたる水族館
●住所:小樽市祝津3丁目303番地
●電話番号:0134-33-1400
●ホームページURL:https://otaru-aq.jp/