先取り学習のデメリット。近い将来つまずかないために

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先取り学習のデメリットってあるのでしょうか?

先取り学習はどんどん先に進めても問題ないと思うのですが、人によっては先取り学習がデメリットとなってしまうことがあります。

実は、間違えた先取り学習をしていると、近い将来につまずきやすくなるのです。せっかく時間を割いて先取り学習をするならば、実力がつくような方法で行っていきましょう。

では、先取り学習のデメリットと、将来につながる先取り学習について説明したいと思います。

CHECK!

先取り学習はしない方が良いの?

先取り学習は、しない方が良いのでしょうか?した方は良いのでしょうか?

先取り学習自体は、どんどん進めていっても問題ないと思います。親が無理矢理やらせるのではなく、子供自身が興味を持って、どんどん先取り学習を進めていく分には良いと思います。

ただし、将来につながるような先取り学習をしていかないと、デメリットばかりが目立つようになってしまいます。

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先取り学習のデメリットって?


先取り学習のデメリットは何があるのでしょうか?

実は、先取り学習自体のデメリットって、何もないと思うのです。けれども、実際には先取り学習のデメリットが心配されていますし、先取り学習の弊害と呼ばれるものもあります。

それは、先取り学習自体のデメリットではなく、間違えた先取り学習をしていることで起きていることなのです。

子供自身に先取り学習とは何か?なぜ、先に進んで学習しているのか?をきちんと伝えた上で行わなければ、デメリットにつながりやすくなってしまうのです。

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学校の授業を聞かなくなる

先取り学習を進めていると、学校の授業で習う時にはすでに学んでいる状態となり、学校の授業を聞かなくなってしまう子がいます。または、先生が説明している時に、先に答えを言ってしまったり、他の子の邪魔をしてしまったりする子もいます。

これは、先取り学習を進めているからこそ起きることなのでしょうか?

我が家では、一学年先くらいの先取り学習を進めていますが、長女には学校の授業は一番重要。しっかりと真面目に聞くように伝えています。

それは、すでに知っていることでも、先生は違うやり方で説明するかもしれないし、まだ知らないことを教えてくれるかもしれない、また他の子がどんな発言するかも分からないからです。どんなことでも、プラスになるのです。

ただ単に、先に学んでいるからと言って、授業は聞く価値がない、というのは完全に間違いなのです。本来は先取り学習を進めているからこそ、学校の授業を余裕を持って受けられるのです。

自信過剰になる

先取り学習を進めていくと自信過剰になって、他の子をバカにしたり、先生の言うことを聞かなくなったりする子がいます。

これは、先取り学習を進めているからこそ起きることなのでしょうか?

先取り学習を進めていると、他の子よりも知っていること、出来ることが多くなります。そこからくる自信は良いと思うのです。けれども、ちょっとだけ先に知っただけのことで、どんなに先取り学習をしても、いずれはみんな習うことなのです。

先取り学習をしていることが優秀な訳ではないのです。少しだけ先に知っているということだけで自信過剰になってしまうと、真の実力には結びつかず、将来つまずきやすくなります。

このように自信過剰になってしまう原因は、先取り学習がすごいこと、素晴らしいことと勘違いさせるようなやり方で進めていることが問題なのです。先取り学習は子供が望むならばどんどんやらせても良いと思うのですが、自信過剰になるようなやらせ方は良くないのです。

ストレスが溜まる

先取り学習を進めることで、子供に大きな負担がかかりストレスがかかることがあります。

これは、先取り学習を進めているからこそ起きることなのでしょうか?

先取り学習は必ずしもやらなくてはいけないことではありません。子供にとって負担が大きいならば、先取り学習はやらなくても良いと思います。また、先取り学習を進める方法は一つではありません。子供の様子を見ながら、調整していくことが必要なのです。

そして、先取り学習によってストレスが溜まる状態が続いてしまうと、学習自体に意欲をなくしてしまう可能性も出てきます。学校から出る宿題や習い事、友達と遊ぶ時間などとの兼ね合いを見て、先取り学習に割ける時間やこなせる量を考える必要があります。

深く考えなくなる

先取り学習を進めていると、深く考えなくなってしまう場合があります。

これは、先取り学習を進めているからこそ起きることなのでしょうか?

先取り学習は、先に進むことだけが素晴らしいのではありません。先取り学習で、教科書レベルのことをサラッとやるだけで、どんどん先に進んでいってしまうと、後々つまずきやすいくなります。

小学低学年の内容であっても、応用力が問われる難題はたくさんあります。サラッと基礎的なことだけをやって進んでいくのではなく、きちんと応用力も養って、理解力を高めていく方が実力がつくのです。考える力を鍛えることが重要なのです。

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将来につながる先取り学習とは?


将来につながる先取り学習とは、先取り学習のデメリットにつながらないように進めていくことです。

先取り学習を進める場合は、子供の状態をしっかりと見極め、子供に必要な程度で行うこと。先取り学習をすることで、ストレスが溜まるようならばやらなくても良いと思います。

そして、学校の授業は疎かにしないこと。少しだけ先に知っているだけで、子供が自信過剰にならないよう、子供自身に先取り学習の意義を伝える必要があります。

それから、どんどん先に先取り学習を進めるよりも、基礎的なことはガッチリと抑えなければなりませんし、応用力はしっかりと養わなければなりません。そうでないと、近い将来つまずきやすくなってしまいます。

先取り学習をしないと落ちこぼれになる?

先取り学習をしないと、落ちこぼれになってしまうのでしょうか?

いえいえ、そんなことはありません。

先取り学習をしなくても、全く問題ないと思います。

復習をしっかりやればOK

先取り学習をせず、学校の授業で初めて学ぶというのは悪いことではありません。ただ、しっかりと定着させるには、復習をきちんとやった方が良いです。

先取り学習を進めていれば、学校の授業で復習ができ、定着しやすくなるのです。そのため、先取り学習をせずに、初めて授業で学ぶことならば、復習をしないと定着しづらいのです。

定着率を上げることが一番重要

エビングハウスの忘却曲線によると、人は新たなことを学んでから、一日後には66%忘れ、一ヶ月後には79%忘れるそうです。人は一度学んでも忘れてしまうものなので、学校の授業で一度聞いただけでは100%の定着はしないのです。

先取り学習をするしないに限らず、学習したことをしっかりと定着させるには、何度も繰り返し行うことが大切なのです。定着率を上げることで、落ちこぼれずに済みます。

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先取り学習のデメリット。近い将来つまずかないために まとめ


先取り学習のデメリットは、特にないと思います。子供が望むならば、先取り学習をどんどん進めても問題ないと思います。

ただし、間違えた方法で先取り学習を進めていると、いわゆるデメリットにつながりやすくなります。そして、近い将来つまずきやすくなります。

そのため、先取り学習を進めるならば、メリットを活かした方法で行うことをおすすめします。

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