子供に多い【直腸性便秘】!出そうで出ない厄介な便秘。我慢は禁物

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直腸性便秘は、小学生に多い便秘の種類です。そして、痔の原因ともなり得る便秘なのです。さらには、口臭・体臭を引き起こしたり、うんち漏らしや遺糞症の原因ともなる厄介な便秘なのです。

そして、直腸性便秘が小学生に多い理由は、「小学校のトイレでうんちをしたくない」という便意の我慢からきています。

ではなぜ、便意の我慢が直腸性便秘につながるのでしょうか? そして、直腸性便秘がなぜ、口臭や体臭、うんち漏らしや遺糞症を引き起こすのでしょうか?

詳しく見ていきたいと思います。

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便秘の種類 直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)

習慣性便秘(しゅうかんせいべんぴ)とは、一過性便秘に対して習慣化した便秘で、3日以上うんちが出ない日が月に4回以上あることが判断の目安となります。また、習慣性便秘は<弛緩性便秘><痙攣性便秘><直腸性便秘>の3つに分かれます。

直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)とは、習慣性便秘のうちの一つです。直腸性便秘とは、直腸までうんちが送り出されているのにも関わらず、いきんでもなかなか出てこないタイプの便秘です。肛門までうんちが出ているのに、落ちてこない、出そうで出ない状態です。そのため、排泄したと思っても、うさぎの糞のような硬いコロコロうんちが出るだけで、残便感があり、すっきりしない、ということがよくあります。

また、便秘は通常大腸で起きている何かしらのトラブルが原因となりますが、直腸性便秘の場合は、直腸に原因があります。本来、直腸にうんちが届けば、便意が働いて、外に押し出そうという蠕動運動が起きますが、何かしらの要因で、便意が働かなかったり、押し出そうという蠕動運動が起きなるなることが原因です。

実は、小学生の便秘に一番多いのが、この直腸性便秘です。そ

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便意の我慢により起こる小学生の直腸性便秘

直腸性便秘は何かしらの要因で、便意が働かなかったり、押し出そうという蠕動運動が起きなるなることが原因と書きましたが、では、小学生の直腸性便秘の場合は、何が原因となるのでしょう?

小学生の直腸性便秘の原因は、スバリ!便意を我慢してしまうことです。

多くの小学生は、学校でうんちをしない、もしくはしたがりません。それゆえに、うんちをしたくても我慢してしまうことが多く、小学生に直腸性便秘が多いのです。

小学生が学校でうんちをしたがらない理由

(1)「冷やかし」や「からかい」、「いじめ」の対象になりたくない
(2)個室トイレに入る、長時間入ることが恥ずかしい
(3)音漏れが怖い
(4)トイレが怖い
(5)和式トイレが苦手
(6)授業中に「トイレに行きたい」と言えない
(7)休憩時間が短くてトイレに行けない

小学生が学校でうんちをしたがらない理由を詳しく見てみる

様々な理由により、便意があるのにうんちを出すのを我慢し続けてしまうと、だんだんと、直腸に便が溜まっても、便意を脳に伝える働きが鈍ってきてしまいます。そして、うんちが直腸に溜まっても、便意を感じなくなってしまうのです。そのために、腸にうんちが溜まり、水分を吸収され硬くなり、硬くなったうんちは排便が困難となってしまうのです。

特に、直腸に届いたうんちは水分が少なく、太くなっています。さらに、水分を吸収されてしまうので、直腸に詰まったうんちは非常に硬い太いうんちとなってしまい、便秘の中でも非常に排便が困難なものとなってしまいます。

さらには、無理に排便しようといきむと、肛門がその太さと固さに耐えかねて切れ痔(裂肛)やいぼ痔(痔核)を引き起こしたり、便が歯状線の肛門小窩に入り込み化膿して肛門周囲膿瘍やあな痔となってしまいます。今すぐ痔に悩むことはなくても、このひどい便秘状態を放置してしまうと、後々大変なことになってしまいますので、早急に改善する必要があります。

下剤や浣腸の常用により起こる小学生の直腸性便秘

また、便意を我慢するだけでなく、下剤や浣腸などをよく使っていると、薬の副作用で直腸の感覚が鈍ってしまうこともあります。

お子さんが便秘で苦しんでいるからと言って、安易に下剤や浣腸を多用していると、よりひどい便秘になることがありますので、要注意です。下剤や浣腸は、即効性があることは否めませんが、大人にとっても刺激が強く、身体的負担の大きいものです。小学生の子供であればなおさらです。

それに、便秘だから下剤・浣腸、という対処法では、真の便秘解消にはつながりませんし、刺激が強すぎて下痢や腹痛を起こすこともあります。便秘で苦しんでいたのに、下剤や浣腸を使って、今度は下痢や腹痛で苦しんでしまうなんて、避けたいことですよね。それから、下剤や浣腸を常用していると、下剤や浣腸で刺激をしないと排泄ができなくなってしまいます。そのために、便意を感じなくなってしまい、直腸性便秘を引き起こす原因となってしまうのです。

さらに、下剤や浣腸使うと、腸内の善玉菌までも排泄してしまう恐れがあります。すると、悪玉菌が優勢となり、腸内環境が乱れてしまいます。そうすると、より便秘が悪化する要因ともなりますし、口臭や体臭を悪化させることにもなるのです。

それから、やむを得ず下剤や浣腸を使う場合は、医師の診断と相談の元、使用することをおすすめします。小学生でも使える下剤や浣腸は市販のものでもありますが、安易にドラッグストアなどで購入して使用するのは避けましょう。便秘がひどい場合、もしかすると何かしらの疾患がある場合もありますし、下剤が効かない便秘の種類の時もあります。また、まだまだ小さい小学生ですから、下剤や浣腸の力を借りないと排便できない、という状況になるのは絶対に避けてあげたいですね。

そして、便秘以外に問題がないようであれば、下剤や浣腸を使わなくても済むように、腸内環境を整えて、便秘になりにくい状態を作るようにしましょう。

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直腸性便秘に下剤は効かない?

直腸性便秘については、大腸を刺激して排泄を促す大腸刺激性下剤は効果が期待できないようです。直腸性便秘は直腸に異常があり、大腸の蠕動運動には異常は見られませんので、大腸に刺激を与えても、直腸性便秘は解消されないのです。

そのため、正しい判断を下してもらうためにも、下剤や浣腸の使用を検討している場合は、医師の診察がオススメです。

小学生の直腸性便秘の解消法

小学生の直腸性便秘を解消するには、第一に、便意の我慢を止めることが重要です。そして、生活習慣や食生活の改善が有効です。

では、各内容を詳しく見ていきましょう。

便意の我慢を止める!

小学生に多い直腸性便秘の原因は、便意の我慢です。そのため、まずは便意を我慢することを止めなければなりません。少しでも便意をもよおしたら、トイレに行って排便する習慣をつけましょう。そうすることが一番の解消法です。

とはいえ、小学生が便意を我慢してしまう理由は、そのほとんどが、学校のトイレでうんちをしたくない、ということです。

親としては、
「学校でうんちがしたくなったら、気にせずするのよ!」
「便意を感じたら、すぐにうんちを出さないと駄目なのよ!」
「うんちを我慢し続けたら、便秘はもっともっとひどくなって大変なのよ!」
と再三子供の言い聞かせたとしても、それでもやっぱり、「学校ではうんちをしたくない…」というのが大半の子供たちではないでしょうか? そこを無理強いしても、子供にとってはストレスとなってしまいますね。

それに学校での様子をずっと監視することは不可能ですから、実際に、お子さんが学校で便意をもようしているのに我慢してトイレに行かないかどうかは、分かりませんよね。

では、どうしたら良いのでしょうか?

それは、家にいる間に、便意をもよおし、排便できるすよう習慣づけてあげることです。

生活習慣の改善

まず、直腸性便秘を改善するには、便意を我慢しない、そして、家にいる間に便意をもよおし排便できるようにすることが大切なのですが、どうすれば、家にいる間に便意をもよおすようになるのでしょうか?

それは、朝、登校前に排便をする習慣をつけることが一番です。そのためには、生活習慣の改善が必要です。また、朝のうちに排便を済ませるためには、いくつかのポイントがあります。

質の良い十分な睡眠をとるように心がけましょう。

小学生であれば、18~19時には夕食を済ませ、21時には就寝したいですね。そして、夕食には出来る限り消化の良いものを選び、消化の悪い肉料理は避けたいところです。

寝ている間に、モチリンの分泌を十分にして、うんちを作るには、夕食の時間と寝る時間が非常に重要です。

モチリンは十二指腸から分泌される消化管ホルモンで、就寝中にモチリンがしっかりと分泌されると、腸がしっかりと動き、寝ている間にうんちを作ってくれます。夜のうちにうんちが作られていれば、朝の排便につながります。もし、睡眠時間が不足していたり、夕食に消化の悪いものを食べてしまっていては、モチリンが十分に分泌されなくなりますから、朝起きても胃に何かが残っている状態でムカムカしたりするでしょう。その状態で朝食をしっかりと食べるのは難しいかもしれませんし、第一、腸内にうんちが作られていない状態ですので、排泄するものもありません。

それから、寝る前には、スマホやタブレット、パソコンなどの使用を控え、ゆったりとリラックスした状態で就寝するようにしましょう。ベッドに寝転がったままに、スマホやタブレットでゲームをしたり動画を見るというのは、絶対に止めさせましょう。睡眠の質が落ちるだけでなく、視力低下にもつながります。スマホやタブレット、パソコンから発せられるブルーライトは、脳を活性化する働きがあります。寝る間際に使用していると、就寝してもスムーズに深い眠りにつけなくなりますので、要注意です。
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寝起きに一杯の水を飲みましょう

朝起きた時に、お水を一杯飲むようにしましょう。水が苦手な場合は、麦茶などでも大丈夫です。これで、寝ていた腸が起きて、活動を始めます。

そうすることによって、夜のうちに作られたうんちを排泄するよう促し始めます。朝飲むコップ一杯の水には、便秘解消効果の他に、目覚め効果や新陳代謝促進効果があります。あらゆる効果があり、健康に良いとされていますので、ぜひ試してみましょう。

朝食をしっかり食べましょう

また朝はしっかりと朝食を摂り、腸を刺激し蠕動運動を活発化しましょう。朝食を毎日摂る子の方が、摂らない子に比べて、成績が良いという結果も出ているそうです。

もし、何かしらの事情で朝食を用意してあげられない場合でも、子供自身で準備して食べられるパンやシリアルなどを買い置きしてあげましょう。理想は、白飯、汁物、おかずが揃っていることですが、どうしても無理ならば、食べないよりは食べた方が良いので、手軽に食べられるものを用意してあげましょう。特に、便秘解消に良いと言われるメニューを入れるとなお良いです。

<水溶性食物繊維+不溶性食物繊維の組み合わせ>
わかめと豆腐の味噌汁とか、コンニャクと里芋の煮物とか、朝作る時間がなければ、夜のうちに作っておいたり、夕食を多めに作ってその残りでも良いと思います。

<善玉菌を増やす組み合わせ>
ヨーグルトにバナナやはちみつを合わせたり、納豆にタマネギたキムチを入れたりするのも良いですね。

その他、シリアルにヨーグルトをかけて食べたり、ヨーグルトにオリゴ糖をかけて食べるのもオススメです!
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朝食後にトイレに行き、排泄するようにしましょう

特に小学生は、学校ではうんちを我慢しがちですので、朝、排泄する習慣をつけることが重要です。朝食後、便意をもよおすまでに20分かかると言われています。トイレに行く時間を決め、習慣づけることで、便意を促すことができるようになります。

そのためには、時間に余裕を持った生活習慣が大切です。朝食後トイレでうんちをする時間がなければ、せっかく便意が起きても我慢することになってしまいますし、登校中に便意をもよおしてもトイレに行けずに我慢するという結果になってしまいます。

食生活の改善

朝起きて、水を一杯飲み、しっかりと朝食を摂り、トイレでうんちをしてから登校する…という習慣がつけられてきたら、次は食生活の改善です。

便秘を解消し、快便を促すよう、水分と食物繊維を積極的に摂るように心がけましょう。便秘になってしまった場合、うんちが硬いままだと便意を感じにくいです。

そのため、水分補給と食物繊維を摂ることが大切です。水分は一日に1,500~2,000ml飲むようにしましょう。一度に大量に飲むのではなく、コップ1杯程度をこまめに補給することが重要です。
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水分をしっかりと含んだ、カサのある理想のうんち、バナナうんちが出るように、食生活を改善しましょう。

上手にいきめるようにする

直腸性便秘の場合、水分が少なくなった硬いうんちが詰まった状態になりますから、排泄が非常に困難になります。そのために、いきんで出そうとするのですが、中には、上手にいきめない子供がいます。

それから、硬いうんちを排出するには、いつも以上に力を込めていきみますが、いきむと同時に肛門を閉じる癖がある子がいます。そうすると、いきめばいきむほど、肛門が閉まって、うんちが出てこなくなります。

小学生が、自分のいきむ癖を知って、改善することは少々難しいですが、上手にいきめるようになれば、その分、うんちも出やすくなります。洋式便座の場合は、少し前かがみになるとうんちが出やすいようです。もし、足が床につかない場合は、踏み台などを用意してあげて、しっかりと力が入るようにしてあげましょう。

腸内環境を整える

小学生の直腸性便秘を繰り返さずに解消するには、腸内環境を整えることが大切です。

腸内環境が乱れていれば、ちょっとした生活習慣や食生活の乱れにより、便秘を引き起こしやすくします。すると、直腸性便秘に限らず、何かしらの便秘になりやすくなってしまいます。ですから、少々生活習慣や食生活が乱れても、便秘になりにくくするよう、腸内環境を整えることが重要です。

腸内環境を整えることで、朝の登校前の排便もスムーズに習慣づく可能性が高まりますし、学校で便意を気にしなくても良くなる、というのは小学生にとってとても嬉しいことです。
便秘と腸内環境の関係について詳しく見る

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便秘になりにくい腸内環境の整え方

便秘になりにくくするために、腸内環境を整えることが重要です。そのためには、腸内の善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌)を増やすことが必要です。

主な方法としては2つあり、【プレバイオティクス】と言われる腸内のビフィズス菌(善玉菌)のエサとなるオリゴ糖を摂って、腸内の善玉菌(ビフィズス菌)を増やす方法。そしてもう一つは、【プロバイオティクス】と言われる乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を口から直接摂って増やす方法です。

そして、おすすめのオリゴ糖商品としては、「カイテキオリゴ」があります。腸内のビフィズス菌は30種類以上あり、それぞれに好みのオリゴ糖は変わると言われています。そのため、1種類でできているオリゴ糖商品よりも、「カイテキオリゴ」のような最も多い6種類のオリゴ糖が含まれいるものの方が効果が期待できるのです。

しかも、「カイテキオリゴ」は独自の方法で、30種類のオリゴ糖をほぼ活性化させることに成功しているのです。さらには、オリゴ糖の他に食物繊維が2種類配合されています。そのため、効率良く善玉菌を増やし、腸内環境を整えられるのです。
カイテキオリゴの詳細はコチラから

それから、【プロバイオティクス】であれば、生きたまま腸に届く乳酸菌を含む発酵乳がおすすめです。一般的にはヨーグルトを思い浮かべると思いますが、ここでは「オリジナルケフィア」がおすすめです。

「オリジナルケフィア」は、長寿の地域で有名なコーカサス地方で何千年も前から食されている発酵乳で、ヨーグルトと似ています。味はヨーグルトよりも酸味が少ないので、ヨーグルトが苦手な子にもおすすめです。しかも、牛乳だけでなく、豆乳や低脂肪乳などでも作ることができ、味や食感が変わるため、飽きずに毎日続けることができます

一般的なヨーグルトは乳酸菌1種類で発酵していることが多いですが、「オリジナルケフィア」は複数の乳酸菌と酵母菌で発酵してできているため、より効果的に腸内の善玉菌を増やせるのです。「カイテキオリゴ」をかけて食べれば、非常に効果が期待できる組み合わせになります。
オリジナルケフィアの詳細はコチラから

直腸性便秘は、口臭や体臭の原因となる


直腸性便秘は、なんと、口臭や体臭の原因ともなりえるのです。便秘の時のおならはいつも以上に臭い!というのは知っていても、便秘から口臭や体臭につながるなんて、驚く方も多いのではないでしょうか?

では、なぜ、便秘が身体から臭いを発するかというと、まず、直腸はいろいろものを吸収する働きがあるのです。

例えば、坐薬ってありますよね。子供が熱を出した、吐き気が止まらない、なんて時に、坐薬を処方されるときも多いと思います。口から薬を飲めば、それが胃や腸にいって吸収され効く、というのは理解できると思うのですが、実は、直腸にも吸収する働きがあるので、解熱剤や吐き気止めをお尻から入れると直腸で吸収されて効果を発揮するのです。

そのため、直腸性便秘は直腸に便が溜まっている状態ですから、その臭いを直腸が吸収し、血液を通して体内をめぐるのです。そしてその臭いが口から出てくれば「口臭」になり、体の皮膚から出てくれば「体臭」となります。便秘による口臭や体臭ですから、臭いは便に近くなります。

もしお子さんの口臭や体臭が気になる場合、それは直腸性便秘が原因かもしれません。虫歯もないのに臭いが気になる、便臭がする、という場合、便秘を疑ってみましょう。そういうケースの場合は、便秘が解消すると、口臭・体臭もなくなります。
便臭の「口臭」「体臭」は便秘が原因。腸内環境改善で臭いも解消

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直腸性便秘は、うんち漏らしや遺糞症の原因となる


直腸性便秘が悪化してしまうと、直腸に溜まったうんちが、石のように硬い塊になってしまいます。それを力づくでいきんで出そうとすると、切れ痔や痔ろうなどの原因となるのですが、その他にも、うんち漏らしや遺糞症の原因ともなるのです。

というのは、新しくできた柔らかい便が、その固くなった便の塊の隙間から漏れ出てきてしまうことがあるのです。直腸性便秘が悪化して、すでに便意を感じなくなっているので、気付かないうちに、「うんちを漏らしている」ようになります。

実は、小学生の特に男子に見られる「うんち漏らし(遺糞症)」は、直腸性便秘が原因だったりするのです。

もし、お子様のパンツにうんちが付いている時がある、うんちを漏らしてしまうことがある、という場合、便秘を疑ってみましょう。
小学生のうんち漏らしの原因は我慢のし過ぎ。便秘からなる遺糞症とは

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子供の多い【直腸性便秘】!出そうで出ない厄介な便秘。我慢は禁物 まとめ


直腸性便秘は、小学生に多い便秘の種類です。

うんちが直腸に到達すると、便意を感じます。しかし、便意が起きても、我慢してしまうと、徐々に便意を感じなくなってしまいます。そのために、たまったうんちは水分を吸収され、硬いうんちとなり、排出が困難となるのです。

特に、直腸に届いたうんちは水分が少なく太い状態ですから、さらに水分が吸収されてしまうと、非常に硬い太い便となってしまいます。さらに、直腸性便秘が原因で、口臭や体臭につながることもありますし、うんち漏らしや遺糞症になってしまうこともあります。

直腸性便秘を改善するには、便意を我慢することを止め、生活習慣と食生活の改善が有効です。また、小学生の多くが学校でうんちをしたくないために、便意を我慢してしまいますので、朝、朝食をしっかりと食べて、登校前に自宅のトイレでうんちを出す習慣をつけることが大切です。

そして、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることで、理想的なバナナうんちを作りやすくし、便秘になりにくくなります。朝、しっかりとバナナうんちを出すことで、学校でうんちの心配をしないで済むようになりますので、小学生にとっては非常に喜ばしい状況となります。

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