家庭学習の習慣づけと親の関わり。定着させるにはどうすれば良い?

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家庭学習の習慣づけには親の関わりが非常に重要です。そして、家庭学習を定着させるにはどうしたら良いのでしょうか?

我が家では、家庭学習のみで長女は国立小学校、次女は国立幼稚園に合格をいただくことができました。また、今現在も、二人とも通塾などせずに家庭学習のみ続けています。

通塾することよりも家庭学習が最も重要だと考えているからです。

家庭学習を習慣づけるには親はどう関わりを持ては良いのでしょうか?家庭学習が習慣化している我が家の経験を元にお話したいと思います。

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家庭学習はなぜ必要なの?

家庭学習はなぜ必要なのでしょうか?

学校での勉強だけでは駄目なのでしょうか?または塾に通うだけでは駄目なのでしょうか?

家庭学習が必要とされる理由をいくつか書いていきたいと思います。

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学校の授業の理解度が高まる

家庭学習で先取り学習や予習をすることによって、学校の授業内容に対する理解度が高まります。授業で初めて聞くよりも、先に多少なりとも知っておくだけで、スムーズに理解できるのです。

我が家では小学校入学前に先取り学習を進めましたが、おかげで、学校の授業では余裕を持って取り組むことができ、テスト結果なども上々です。

学校で習ったことを定着させる

学校の授業で習ったことを家庭学習で復習することで、学習内容を定着させることができます。人間は一度学んだだけでは忘れてしまいますし、理解し切れない部分も出てきて当然なのです。

小学校低学年のうちは、授業内容はそれほど難しくないので、授業で一度聞いただけですべてを理解できるように思いますが、実は抜け落ちていることが意外とあるのです。また、難度が上がってくれば、復習なしで定着させることはより難しくなります。

応用力を磨く

小学校の授業では、基礎的な内容が多く、応用問題まで解く時間はなかなかありません。教科書にも、それほど難度の高い問題はありません。

そのため、家庭学習で応用問題を解くことで応用力を磨くことができます。小学校低学年であっても、結構難しい応用問題が載っている問題集があります。レベルの高い中学・高校・大学を考えている子は、低学年のうちから応用力を磨いているのです。

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思考力が高まる

家庭学習では、じっくりと考えたり、自ら調べたりする時間が取れます。学校では学ばないようなことを家庭学習ですることで、思考力を高めることができます。

夏休みの読書感想文や理科研究などの課題もそうです。普段学校ではやらないことを家庭学習で取り組むことによって、新たな視点や経験が加わり、思考力が養われていくのです。

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自立した学習方法が身につく

家庭学習では、自ら学ぶ自立した学習方法が身につきます。学校の授業や塾では、基本的に受け身の学習となります。たくさんのインプットをしただけでは定着に結びつかず、家庭学習で自ら学ぶことでアウトプットして真の定着になるのです。

また、小学校低学年から家庭学習を習慣づけすることができれば、高学年や中学・高校になった時に、子供だけの自立した学習ができるようになりますので、受験勉強などに非常に強くなります。

家庭学習を習慣づけには、親の関わりは重要

家庭学習を習慣づけるには、親の関わりは非常に重要です。

幼児や小学低学年だと、初めから子供一人で家庭学習を難なく続けられることはほとんどいないでしょう。家庭学習といっても、何をどうやったら良いのか、分からない子が多いと思います。

そのため、ある程度大きくなって、家庭学習に慣れるまでは、親の関わりが非常に重要となります。

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声かけは必要

家庭学習を習慣づけるには、声かけは必要です。ただし、「勉強しなさい」と何度も言うだけでは、あまり効果はありません。

「今日の宿題は何?」「音読やろうか」「○○の問題集やったら?」と具体的に声かけした方が、取り組みやすいです。そして、常に怒った口調、命令口調は駄目です。子供をサポートする気持ちで、声かけをした方が良いです。

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学習内容の選択

家庭学習では、学習内容の選択に親が関わることが多いと思います。我が家の場合は、長女習熟度に合わせて、プリントを用意したり、問題集を購入したりしています。そして、その日にこなすものを決めています。

家庭学習では学校の宿題だけでは不足しがちですので、市販の問題集や通信教育などを利用すると良いのです。

丸付け・確認・復習・見直し

長女の学校の宿題は、親が丸付けをしたり、確認したりする決まりになっています。そういう学校が増えているようですね。学校の宿題以外の家庭学習でも、丸付けや内容確認、見直しなどには親が関わっていった方が良いです。

また、丸付けや確認に親が関わることで、子供の習熟度が分かるのでとても良いです。子供の現状を正しく把握することで、学習内容の選択や子供のフォローがしやすくなります。

たくさん褒める

家庭学習では、「学ぶことって楽しい!」と思わせることが非常に大切です。本来、勉強は辛いものでは決してないのですが、「勉強は大変」「勉強は辛いもの」と思われがちです。子供にそういう思いを抱かせてしまうと、家庭学習が苦行となってしまいます。

ですから、家庭学習を頑張ったらたくさん褒めてあげると良いです。子供はみな、親に褒められるというのは嬉しいものです。小さい子ほど、大げさに褒めてあげるくらいでちょうど良いのです。

小学低学年で定着させたい家庭学習習慣


家庭学習の習慣は小学低学年で定着させると、後々非常に楽になります。我が家の場合は、長女は幼稚園の年長さんの夏休みから家庭学習をスタートさせました。一年以上続けて、家庭学習の習慣が定着してきたかな、という感じです。

スムーズに進まない時は親が関わる

子供たちの中で、家庭学習をすることは当たり前になっています。嫌なものでもなければ、つまらないものでもないようです。「プリントやってね」と言えば、「分かった!今やる」と用意して始めます。

けれども、他のことをしていてなかなか始まらない時もありますし、全然スムーズに進まない時もあります。そういう時には、様子に応じて、手助けしていきます。「プリント用意したから一緒にやろう」と促してみたり、「どれが分からないの?」の聞いてみたりします。

小学低学年ですから、毎日すべて一人でできなくても仕方ないです。その都度、声掛けしたり、一緒に考えたり、教えたりしていきます。徐々に、親が関わらなくても、自分でやれることが多くなっていきます。

小学中・高学年になると親の言うことを聞かなくなる

小学低学年だからこそ、親の言うことも素直に聞きます。これが、小学中・高学年となってしまうと、反抗期も加わり、なかなか親の思い通りには進まなくなります。家庭学習においても、中・高学年になってから始めようと思ってもなかなか難しいのです。

それに、一切家庭学習をせずに小学高学年や中学・高校となってしまうと、家庭学習の仕方が分からず苦労することになります。中学受験や高校受験、大学受験を考えている場合、家庭学習なしには太刀打ちできません。小学低学年のうちに家庭学習の習慣づけることがその子のためにもなるのです。

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早いうちに視野を広げ、視点を増やしてあげる

家庭学習では、学校の授業とは異なることも十分にやる時間が取れます。平日はなかなか難しくても、週末や長期休暇にまとめて時間を取ることは可能です。

読書感想文や理科研究などもそうですし、工場見学なども面白いです。<家庭学習=机に向かって勉強すること>、だけではありません。様々な経験をさせることで、子供の視野を広げ、視点を増やしてあげることができます。

早いうちからそうしてあげることで、日々の生活や学校の授業から学び得ることも格段に増えていきます。

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家庭学習を生活習慣にしてしまう

家庭学習は、朝起きたら顔を洗う、ご飯を食べたら歯を磨く、という生活習慣と同じように、学校から帰宅したら家庭学習をする、というように決めてしまうのです。我が家の場合は、帰宅後、すぐに宿題、そして家庭学習です。

長期休暇中は、毎日やるべき内容を予め決めてしまい、朝食後の午前中のうちに家庭学習を済ませてしまうようにしています。

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家庭学習が定着すると、通塾不要?


家庭学習が定着すると、通塾不要になるでしょうか?

我が家は今のところ、通塾は一切せず家庭学習のみです。長女の国立小学校受験、次女の国立幼稚園受験も家庭学習のみで合格をいただきました。

今後のことは分かりませんが、「みんなが行くから行かせる」「もう○年生だから塾に行かせないと」というような理由で通塾させることはないでしょう。もし通塾させるタイミングがきたとしたら、それなりの理由があるはずです。その塾に利用価値がなければ行かせません。

というのは、特に小学生のうちは、通塾させるとなると、親の関わりがより増えると思っています。塾で何を学んできて、習熟度はどうなのか、家でフォローすべきことは何なのか、親がきちんと把握しなければ、最大限の効果は得られません。

そして、通塾させても、家庭学習の重要性には変わりはありません。塾に行っているから家庭学習をしなくても良い、ということはないですし、逆に、塾で学んだことを定着させるには、家庭学習を増やさないといけないと思っています。

もし家庭学習ができないから通塾、と考えているならば、毎日通塾させて、すべての管理を任せられるくらいの塾でなければ思う効果が出ないと思います。それくらい、家庭学習は大切であり、必要なものなのです。

それから、家庭学習が定着したら通塾が不要になるかどうかは、その家庭の意向や子供の意志によると思います。家庭ではフォローし切れない、「超有名中学に合格するくらいの学力をつけたい」などの理由があれば、通塾の必要性も出るでしょう。

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家庭学習の習慣づけと親の関わり。定着させるにはどうすれば良い? まとめ


家庭学習を習慣づけるには、親の関わりは必要です。特に、小学低学年であると、親の関わりなしに家庭学習を定着させるのは難しいです。

しかしながら、小学低学年のうちに家庭学習を習慣づけてしまうことで、子供は自立した学習方法を習得しますので、親子共に後々楽になります。

そして、家庭学習習慣を定着させるには、生活習慣化してしまうのが良いです。

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