家庭学習を一年生で習慣化する具体的な3つのコツ

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家庭学習を一年生で習慣化してしまうと、後々本当に楽になります。子供自身もそうですし、親もそうです。

では、家庭学習を一年生のうちに習慣化するにはどうしたら良いのでしょうか?

我が家の経験談を元に具体的な3つのことをお教えします。

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家庭学習を生活習慣化する

家庭学習を生活習慣化することが非常に重要です。生活習慣化するというのは、朝起きたら顔を洗う、食事をしたら歯を磨く、というのと同じようにやらなければいけないことと意識づけしてしまうのです。

実際、顔を洗わなくても平気な子もいますし、歯を磨かなくても気にもならない子もいます。けれども、ほとんどの子は、「朝起きたら顔を洗うのよ」、「ご飯食べたら歯を磨かないとね」と躾けられて、顔を洗ったり、歯を磨いたりすることを当たり前のように毎日こなします。

こうやって、生活習慣化するまでには、親は子に何度も声掛けしてきたでしょう。一緒に顔を洗ってあげたり、歯を磨いてあげたりもしたでしょう。

そして、小学生になっても、声掛けしないとやれない子もいるかもしれませんね。その時に「言わないとやれないならやらなくても良い」と思うのか、「どうしたらやれるようになるのか」考えるのか、親の対応が問われます。

家庭学習も同じです。

初めから、毎日黙々と家庭学習ができる子はほぼいません。声掛けをしてあげることは必要ですし、顔の洗い方や歯の磨き方を教えるのと同じように、家庭学習のやり方をしっかりと教えてあげないといけないのです。

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家庭学習の時間を決める


家庭学習を習慣化するには、時間を決めてしまうのが良いのです。顔を洗うのは「起きたらすぐ」であったり、歯を磨くのは「食事の後」であったりするのと同じように、「学校から帰ってきてすぐ」とか、「夕食前」とか、「夕食後」とか、基本的にいつやるのかを決めてしまうのです。

我が家の場合は、帰宅後すぐに、学校の宿題、そして家庭学習です。週末や長期休暇中は、朝食後の午前中です。

必ずその時間にやるように声掛けする

家庭学習をする時間を決めたら、必ずやるように声掛けをしてあげましょう。「家庭学習をしなさい!」と怒ったり命令したりするのは駄目です。「家庭学習の時間だね、始めようか」とサポートしてあげる気持ちが大切です。

先に遊びたいから、先におやつを食べたいから、などの理由で後回しにせずに、必ずその時間にやるように促します。もし、毎回、空腹で家庭学習に集中できないなどの理由が明確にあるのであれば、おやつを少し食べてから家庭学習、と順番を決めてあげましょう。

その時間にできなくても、その日にやる

例えば、外出などのイレギュラーの予定が入って決まった時間に家庭学習ができない場合、その日のうちにやるように促します。「今日はやらなくてもいいよ」は最終手段です。我が家では滅多に、「やらなくても良い日」はありません。高熱で動けない時くらいです。

終日お出掛けであっても、朝早くに家庭学習をしたり、車移動の中でやったりします。場合によっては、いつもよりも量を減らしたり、短時間でできる別のものを用意したりしますが、必ず何かしらの家庭学習をするようにします。それが習慣化で大切なことです。

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家庭学習でやることを決める


家庭学習で何をやるのか、予め決めてあげることが大切です。毎日、「今日は何やるの?」ではなくて、「家庭学習では○○○○をやろう」と決めることが大切です。

家庭学習は復習が取り組みやすい

家庭学習で何をやるかは自由です。親子で納得できるものであれば、それで良いと思いますが、おすすめは、学校で習ったことの復習です。

というのは、学校で習うことは小学一年生はそれほど難しくないので、一度授業で聞けば理解できると思いがちですが、意外と抜け落ちています。学校で習った後に復習することで、定着させることができるのです。

それに、学校ですでに習ったことならば、子供も取り組みやすいですし、親も新たに教えることが少なく、対応が楽です。家庭学習は毎日のことなので、負担が少ない方が良いです。

その日にやる教材を明確にする

家庭学習は毎日やることを習慣化することが大切です。そのため、「今日はどれをやる」と明確になっている教材を選んだ方が進めやすいです。

我が家の場合は、その日にやるプリントを予め用意しておいたり、問題集を決めて毎日こなしたりしています。その日の気分などで決める訳ではなく、子供の習熟度や内容などによって、読解はこの問題集、計算はこのプリントと都度使い分けています。

どの教材をやるにしても、毎日どれをやるのか分かっている状態にしておきます。『うんこドリル』が好きな子はそれでも良いと思います。

子供が納得する内容にする

家庭学習は、親が一方的に進めようとしても習慣化は難しいです。子供が前向きに家庭学習に取り組まない限り、習慣化はできないのです。そのため、家庭学習でやる内容は、子供が納得するものでなければなりません。

例えば、苦手な漢字の練習をする場合、冊子の問題集とプリントどちらがやりやすいのか、練習しやすいのはどんな内容の問題集なのか、一日どれくらいの量をこなせるのか、子供の意見を聞きつつ、親が子供の様子を見て、的確に判断しなくてはなりません。

もし子供が、「ドラえもんの問題集が良い、それなら一冊やれそう」というならば、取り入れてあげても良いと思います。ただし、「頑張って一冊やり遂げるんだよ」という約束と、できるようにサポートしてあげることは大切です。

子供のリクエストはできるだけ応えてあげる

子供から、こういう問題をやりたい、というリクエストが出た時には、なるべく答えてあげた方が良いです。苦手なものを克服したい場合もあるでしょうし、得意な分野をさらに練習したい場合もあるでしょう。

いつもリクエストばかり聞いていると偏りが出てしまうこともあるので注意も必要ですが、子供の「やりたい!」という気持ちはなるべく満たしてあげた方が良い方に向きます。

我が家の場合は、子供からリクエストが出れば、まずはインターネットで無料のプリントを探して、見つかればプリントアウトしてあげます。なければ、市販の問題集の購入を検討します。子供の状況や内容などによって、リクエストに応えて用意する量は調整します。

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家庭学習をしたら印をつける

家庭学習を小学一年生に習慣化する場合、カレンダーなどを使って、家庭学習をした日に印をつけるようにすると良いです。我が家の場合は、カレンダーをプリントアウトして、家庭学習した日に、こなしたプリントの枚数とシールを貼るようにしています。

カレンダーのシールが増えてくると、それだけで達成感や満足感がありますし、月毎の枚数が前月を上回ったりすると非常にテンションが上がります。小学一年生だと、まだまだそういう小さいご褒美に心躍らされますので、家庭学習の習慣化にも有効だと思います。

ご褒美は止めた方が良い

家庭学習の継続に、ご褒美を取り入れるのは止めた方が良いです。例えば、一週間毎日家庭学習をしたら、○○を買ってあげる、○○しても良い、○○に連れて行ってあげる、こういうのは避けるべきです。

というのは、本来、家庭学習の目的は、そういうご褒美の対価をもらうためではありません。あくまでも、子供本人のために、学習する機会を日々習慣化することです。家庭学習を行うことで、知識や経験が増えていく喜びを実感させることが重要なのです。

そのため、家庭学習に対してのご褒美を用意してしまうと、本来の目的が見えなくなってしまう恐れがあるため止めた方が良いのです。

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一年生の家庭学習はすべてを見えるようにすることが大切

一年生で家庭学習を習慣化させるには、様々なことを見えるようにすることが大切です。

何時にやる、何をやる、終わったら印をつける、すべてを見えるようにしておくことで、小さな一年生にも分かりやすくなります。

文字だけだと分かりづらい場合には、絵でも表でも良いと思います。毎日の家庭学習の概要を表に書いて貼っておくのも良いと思います。

目に見えるようにしておくことで、家庭学習の意識づけができます。そして、小学一年生の家庭学習は親のサポートが必要不可欠ですから、声掛け等してあげることで、しっかりと習慣化に近づきます。

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家庭学習を一年生で習慣化する具体的な3つのコツ まとめ


家庭学習を小学一年生で習慣化するには、3つのコツが重要です。

1 家庭学習の時間を決める
2 家庭学習でやることを決める
3 家庭学習をしたら印をつける

そして、家庭学習を意識づけするために、目に見えるようにすることが大切です。毎日の家庭学習の概要を表に書いて貼っておくのも良いです。

あとは、子供だけでは実行できませんので、家庭学習が習慣化するまでは、親のサポートが必要不可欠です。小学一年生のうちに家庭学習を習慣化してしまうと、後々親子共に楽になります。

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