国立小学校には学童はあるのでしょうか?
両親共働きの家庭でも、国立小学校に子供を通わせることはできるのでしょうか?
入学前は、国立小学校は親の出番も多いと聞いていましたが、実際にはどうでしょうか? その辺の実情をお話したいと思います。
この記事に書いてあること
国立小学校には学童はある?
国立小学校に学童があるかないか、とても気になりますよね。
一般的に、国立小学校には公立小学校のような学童はないようです。長女が通う国立小学校にも、学童はありません。受験前の説明会でも、「学童はありません」という説明がありました。
でも、インターネットで検索してみると、全国70校以上ある国立小学校の中には、学童があるところもあるようです。そういう国立小学校はとても便利ですね!
では、学童がないとなると、国立小学校に通う子供たちのママさんは、専業主婦ばかりなのでしょうか?共働き家庭はないのでしょうか?
国立小学校、共働き家庭も意外と多い
統計などをとったりした訳ではないのですが、意外と、働いているママさんは多くいます。もっと専業主婦家庭が多い印象だったので、少し意外でした。
でも、働き方はそれぞれです。
・フルタイムの共働き勤務。但し、祖父母のフォローあり
・いろいろと融通が利く、自営業
・フルタイムの共働き勤務。サポート利用
学校に行っている時間のみのパートタイム
子供が学校に行っている間のみのパートタイムであれば、それほど負担なく働くことができます。小学生は、だいたい7時台に登校していきますので、早ければ8時くらいから働くことができます。
また、下校時間は15~17時くらいですので、職種や勤務場所、勤務条件によっては結構長い時間勤務可能となります。
ただし、国立小学校は短縮授業が頻繁にあります。少なくとも月に数回はあります。また、家庭訪問期間や先生方の研究発表の期間は、1~2週間、下校時間が早くなることもあります。
ですので、ある程度、時間に融通が利くパートタイムでないと、対応が難しいこともあります。数時間お留守番ができる高学年であれば、また違うとも思います。
フルタイムの共働き勤務。但し、祖父母のフォローあり
フルタイムの共働き家庭であっても、祖父母のフォローがある場合は非常に楽です。
同居であれば、下校時に両親不在でも、祖父母がいることで心配なく働くことができますし、近居であれば、下校後に祖父母の家で過ごすことも可能です。病気などで学校を休む場合も、仕事を休むことなく祖父母に看病をお願いできるのもありがたいです。
また、国立幼稚園の場合も、毎日、送迎が必要となりますが、クラスに数人は共働き家庭があり、祖父母が代わって送迎を行っているケースもあります。ママさんのお顔は分からないけど、おばあちゃんはよく知っている、という子もいたりします。
いろいろと融通が利く、自営業
国立小学校の場合、自営業家庭が非常に多いです。地元の中小企業や個人病院、歯科医院、会計事務所、法律事務所など、本当に多いです。そういう家庭は、ご両親も国立小学校の卒業生である場合も多いです。
特に、自営業でも、自宅と勤務場所が同じ建物内や敷地内であれば、仕事をしていても子供の様子が分かるので何の問題もありませんね。
また、時間に融通が利く自営業であれば、子供が帰宅する時間に自宅に戻ることもできるでしょうし、自宅に仕事を持ち帰ることもできるでしょうね。
フルタイムの共働き勤務。サポートサービス利用
フルタイムの共働き勤務で、祖父母など頼れる人が近くにいない場合は、様々なサポートサービスを利用することが多いです。
具体例は次に書いていきます。
共働き家庭でも安心!充実したサポートサービス
両親共にバリバリと働いていて、近くに頼れる祖父母もいない、というケースも案外多いです。
その場合は、サポートサービスを利用することが多いと思います。そのサポートサービスも、いくつかあるので、具体例を挙げていきたいと思います。
地域の公立小学校の学童利用
地域の公立小学校には、大抵、学童があります。
場所にもよると思うのですが、その公立小学校に通っていない国立小学校の生徒でも利用可能な学童である場合があります。地域の公立小学校の敷地内もしくは近隣にありますので、自宅から子供だけでも行くことは可能な距離です。
ただし、国立小学校に通っている場合、違う小学校の子たちが集まるところに行くわけですから、それがストレスにならないか、嫌ではないか、考える必要があります。子供自身が嫌がる場合は、無理に行かせるのは避けた方が良さそうです。
民間の学童利用、習い事もできる
民間の学童を利用することもできます。
公立小学校の学童のようなところもありますが、民間の学童の中には、習い事もできるところがあります。これはとても魅力的だな、と思います。
例えば、スイミングスクールが経営している学童であれば、週の何回かを学童の時間内にスイミングを習うことができます。体操クラブが経営する学童であれば、体操を習うこともできます。
それから、民間の学童の場合、サポートサービスの中に、習い事への送迎があることもあります。その場合、学童の時間内に、スイミングやピアノなどの習い事へ通うこともできます。
便利なファミリーサポート
ファミリーサポートを利用して、子育てと仕事を両立している方も多くいます。
ファミリーサポートとは、援助を受けたい「依頼会員」と援助をしたい「提携会員」から成り立っています。例えば、下校後に預かってもらったり、塾や習い事への送迎をお願いしたり、依頼会員のサポートして欲しいことに対して、サポート可能な提携会員を紹介してくれるのです。
また、夏休みなどの長期休暇の昼間に子供を預かってもらったり、親が体調不良の時に預かってもらったり、ということもできます。
ファミリーサポートは、平日の毎日、下校後にサポートを利用することもできますし、そう頻繁な利用でなくても、必要な時にサポートを依頼できるので、とっても便利です。
国立小学校の部活で時間を有意義に利用
これまで挙げてきたものとは少し変わりますが、国立小学校の部活に参加して、練習を頑張ることで時間を有意義に利用することもできます。
長女が通う国立小学校には、小学1年生から参加できる部活動もあります。
ただ、部活によっては、低学年の場合は保護者の同伴が必要だったり、月に数回のお手伝いが必要だったりもしますので、場合によっては利用できないこともありますね。
国立小学校、下校後はまっすぐ自宅に帰らないといけない
国立小学校の場合、校区が広いため、徒歩で通学する子もいますが、バスや電車などの公共交通機関を利用して通学する子も少なくありません。むしろ徒歩で通う子よりも多くいます。
そして、下校後は、どこかに寄り道をしたり、途中下車をしたりせずに、「まっすぐ自宅に帰る」とように言われています。
また、曜日によって帰る方向が異なるようなことは一切認められていません。例えば、月曜日と火曜日は自宅にまっすぐ帰る、水曜日と木曜日は塾に行くからいつもと違うバスに乗る、金曜日は習い事に行くから違う方向に帰る、など、一切禁止です。
となると、学童やファミリーサポートは利用できない?と心配にもなりますね。
けれども実際は、どうでしょうか?
誰もいない自宅に帰って、着替えてから近くの学童に行く。民間の学童に着替えや必要なアイテムを置いておき、まっすぐ自宅には帰らずに学童に向かう。途中までファミリーサポートの方に迎えに来てもらって習い事に行く。
こういうことは頻繁に行われています。
事前に学校に届出をしている場合もあるでしょうし、自己責任の下で行われている場合もあるでしょう。
いずれにしても、様々なサービスサポートを利用して、両親共働きの家庭でも国立小学校に通うことができているのです。
それと、高学年にもなれば、一人でお留守番をするケースもありますね。
ですから、共働きの家庭だから国立小学校は無理、通わせられない、と簡単に諦めずに、利用できるサポートサービスがないか、確認をしてみることはとても大切だと思います。
国立小学校、共働き家庭でも行事等問題ない?
国立小学校は親の出番が多い、とよく聞きます。
でも実際は、国立小学校の場合は思った以上に親の出番がありません。学校に行く機会も、2,3ヶ月に一回の授業参観、年に数回の個人面談、運動会くらいです。
それと、在学する6年間のうち一度はPTAの何かしらの役員を引き受けなくてはならないので、その年は少し負担があるかもしれません。
もちろん、すべての国立小学校が当てはまる訳ではなく、各国立小学校で異なるところはあると思います。
それでも、世の中全体が共働き歓迎の流れになっているので、何かしらのサポートサービスを利用すれば、共働き家庭でも国立小学校に通うことは可能だと思います。
我が家は共働き家庭でも、国立小学校に通っています
実際に、我が家は共働き家庭ですが、姉妹で、国立小学校と国立幼稚園に通っています。
特に、何のサポートサービスも利用していません。時々、近くに住む両家の両親にお手伝いをお願いすることはあります。
そして、国立小学校や国立幼稚園での行事などには極力参加していますし、ボランティア活動なども積極的に行っています。
では、なぜ、共働きでも可能なのか?と言いますと、私が在宅で仕事をしているからです。
時間にも融通が利きますし、パソコンとネットがつながる環境があれば、基本的にどこでも仕事ができますので、私は子供達のことを優先にして生活することができているのです。
主婦の方が在宅ワークで稼ぐというのは、かなりメジャーになってきています。本当に身近なところで、在宅ワークで稼いでいるママさんがいるのです。
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国立小学校に学童はある?両親共働き家庭でも通学可能? まとめ
国立小学校は、公立小学校とは異なり、ほとんど国立小学校で学童がありません。中には国立小学校でも学童を設けているところがあるようです。
ですが、両親共働きでも国立小学校に通わせている家庭は意外と多いです。
祖父母など身近に頼れる人がいる家庭もありますが、民間学童やファミリーサポートなど充実したサポートサービスを利用している家庭も多いです。
また、我が家の場合も共働き家庭ですが、私が在宅ワークで稼いでいるため、大きな負担なく子供たちを国立小学校に通わせることが出来ています。