国立小学校受験、体操項目もよく出題されます。体操教室に行かなくても大丈夫でしょうか?
運動が得意な子は体操教室に行かなくても大丈夫!運動が苦手な子は体操教室に行った方が良い!果たしてそうでしょうか?
実は、国立小学校受験で出される体操項目は、少々特殊なこともありますし、出来る出来ない以外にも見られているところがあるのです。
その点を理解しておくことが、一番重要かもしれません。
この記事に書いてあること
国立小学校受験、体操教室に行かなくても大丈夫!
我が家の長女が国立小学校受験した際には、受験のために体操教室には行きませんでした。
まずは、国立小学校受験で出題されそうな体操項目を志望校の過去問題でチェックをして、また他の国立小学校や私立小学校受験でよく出るようなものを把握しました。片足ケンケン、片足立ち、マットで前転やクマ歩き、鉄棒で前回りや逆上がり、ボール投げ、ダッシュ、など。
国立小学校の体操項目は、そんなに難しいものは出題されません。ただやったことがないことをいきなりやるのは難しいですし、練習は必要です。けれど、その練習は、体操教室にわざわざ行かなくても、公園や自宅で十分対応できるものなのです。
それから見本が見たければ、YouTubeでいくらでも見ることができます。まずは親がコツやポイントを理解して、子供に足りないところを教えていければ、十分対応できます。
そして、出来る出来ないがもちろん大切なのですが、それ以上に重要なのは、頑張る姿勢、諦めない気持ち、真剣に取り組むことなのです。出来なくても諦めずに真剣に頑張ることができれば、意外と合格点(評価基準は公にされていません)をもらえたりするのです。
逆に、簡単に出来たけど、真剣に取り組んでいない、ふざけているようだと、評価は低くなるかもしれませんね。
↓ 全国の国立大学附属小学校の過去問題集があります!↓
体操教室に行くだけでは出来るようにならない
国立小学校受験のために、体操教室に通う人も多いようです。けれど、体操教室に通うだけでは出来るようにならないのです。
体操教室に通えば出来るようになる、安心!であれば、もっと多くの人が通いますよね。
体操教室でやり方やコツを学ぶ
体操教室では、やり方やコツを学ぶことに徹するのが良いと思います。もし、母子分離で子供がやっていることが見えない教室ならば、行かない方がマシかもしれません。付き添いの母親が子供の現状とやるべきことをしっかりと目で見て把握することが大切だと思います。
そうでなければ、実際にどんな体操項目が出るのか、練習しているのか全く分かりませんし、子供がどれだけ出来て何が出来ないのかも分かりません。出来ないところを自宅などで練習することも出来ませんよね。
自宅で練習する
一番大切なのは、自宅で毎日のように練習することです。日常生活の中に、チョコチョコと練習機会を設けてしまうのです。
週に1回程度の体操教室では、出来なかったことが出来るようになっても定着までいきません。体操教室で習ったやり方やコツを自宅で何度も復習、練習することで、本当に出来るようになるのです。
片足ケンケン、片足立ち、マットで前転やクマ歩きあたりは、自宅でちょっとした時間にやることができます。マットがなくても、布団や長座布団で代用可能です。フワフワのベッドの上は安定しないので危険です。
鉄棒やダッシュは、公園で練習するのがおすすめです。我が家の近くには、鉄棒がある公園があるので、よくそこに通って練習しました。広いお庭があるお宅であれば、自宅ででも練習可能ですね。家庭用の鉄棒もあります。
|
意外と大切!公園で思いっきり遊ぶこと
国立小学校を受験する、となると、遊びよりも勉強(受験対策)、公園遊びなんて駄目、となりがちではないでしょうか?
けれど、受験を控えていても、公園で思いっきり遊ぶことは意外と大切なのです。体操項目の練習につながるのはもちろんのこと、身体を鍛えることで、風邪などを引きにくくなりますし、体力がついて受験対策も集中して出来るようになります。
子供のストレス発散にもなりますよね。親も一緒に思いっきり遊べば、親子のコミュニケーションにもなりますし、家族での楽しい時間になります。
大型遊具で遊ぶ
大型遊具を使って遊ぶことで、自然と体幹が鍛えられます。
階段上ったり、滑り台滑ったり、ロープを伝って行ったり、いろいろな筋肉を使いますし、バランス感覚も養われます。
走る
公園内を走るのもおすすめです。
国立小学校の受験項目でも、ダッシュがよく出るようです。走る範囲を決めて、何秒以内に走るなどの練習もしておいた方が良いかもしれません。
また、スキップも出来るようにしておくと良いかもしれませんね。
鉄棒
鉄棒はたくさん練習しないと、なかなか難しいかもしれません。体操教室通っていたとしても、週に1回くらいでは出来るようになりません。やはり、毎日のように練習することが大切です。
まずは前回り、そして逆上がり。国立小学校の受験項目でも、逆上がりが出題される小学校は多いようです。鉄棒に全く慣れていない子は、ぶら下がる、足をかける、という基礎的なところから始めると良いと思います。
そして、小学校入学後の体育の時間でも鉄棒はありますから、早いうちに出来るようにしておくと楽です。
国立小学校受験、体操考査で大切なこと
国立小学校受験、体操考査で大切なことは、出来る出来ないも大切なのですが、それ以上に重要なのは、頑張る姿勢、諦めない気持ち、真剣に取り組むことです。
前向きに頑張る姿勢
出題された課題に対して、前向きに頑張る姿勢が大切です。出来る出来ないの前に、課題に取り組む姿勢、結構見られています。これは体操考査以外でもそうですが、積極的に取り組んでいるかどうかは本当に重要です。
出来なくても諦めない
もし出題された課題が出来なくても何度も諦めずにチャレンジすることが大切です。
「出来ないからもう嫌だ」「出来ない、無理!」と放棄してしまうのは駄目なのです。とにかく、出来るように頑張るのです。
出来てもいい加減にやらない
出題された課題が出来ても、いい加減にやらずに真剣に取り組むことが大切です。
人によっては簡単な課題かもしれません。けれど、「こんなの簡単!」「すぐに出来ちゃった」といい加減にやってしまったり、終わった後にフラフラしていたりしては駄目なのです。他の人よりも先に終わったら、規定の位置で待機する、静かに待つのが大切です。
それから、「何で出来ないの?」なんて、絶対に他の子をバカにするようなことを言ってはいけません。応援するような気持ちで静かに見守りましょう。
国立小学校受験の体操考査、服装はどうする?
国立小学校受験の体操考査、服装はどうしたら良いでしょうか?
体操着に着替えて行う場合と、動きやすい服装で行う場合があると思います。学校によって指示があると思うので、それに従いましょう。
|
国立小学校受験、体操教室に行かなくても大丈夫? まとめ
国立小学校受験では体操項目が出題されるところが多いです。
片足ケンケン、片足立ち、マットで前転やクマ歩き、鉄棒で前回りや逆上がり、ボール投げ、ダッシュなど、それほど難しい内容ではありません。国立小学校受験のために体操教室に行かなくても、自宅や公園などで練習できます。
また、体操教室に通った場合でも、自宅や公園で練習することは大切です。体操教室に通うだけで、自然と出来るようになることはありません。しっかりと定着させるには練習を重ねる必要があります。
それから、出来る出来ないも大切ですが、頑張る姿勢、諦めない気持ち、真剣に取り組むことが重要です。